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第01回トーナメント:予選①




No.4082
【スタンド名】
クレセント・ロック
【本体】
藤島 六郎(フジシマ ロクロウ)

【能力】
殴った場所からロケットを生やす


No.3179
【スタンド名】
ナポレオン・ソロ
【本体】
アイラ・シューティングスター

【能力】
「メタな射撃」ができるようになる




クレセント・ロック vs ナポレオン・ソロ

【STAGE:公園】◆UmpQiG/LSs





【ナポレオン・ソロ】
アイラ・シューティングスター

━━━━………・・ ・
浅い浅い夢の中で幾度と無く繰り返す。
亡者の呻き声…そしてその影に怯え逃げ惑う幼き自分。
腕はもがれ脚は肉塊となって飛び散り臓物を引き摺りながらそれでも死ぬ事を許されずまた繰り返す。

「ハッ……………ッ」

無造作に伸びた髪も鍛え上げだ体もそしてベッドのシーツさえも冷たく濡れていた。

「次で終われる…次で終われる…次で終われる………」
アイラ・シューティングスターはまるで呪文の様に呟き自分を落ち着かせ「仕事」の為にコンセントレーションを高めて行く。

━ジャギンッ!

オートマチックの拳銃をブローバックさせるとその重厚な音が鈍く響いた。

「これで終わりだ…」

0市海浜公園


【クレセント・ロック】
藤島 六郎


「あーあっと!全く平和だねェ~~っ!」

そう言って大きな伸びをし芝生の上に寝転がる青年。
藤島 六郎は綺麗に剃り揃えた顎髭を撫でながら職場である美容院の休日、月曜日の午後を満喫していた。
「よっと!」

上半身を起こし芝生に目をやる。

「スタンド……ねぇ……」

右手を軽く振り上げ拳を芝生に落とした。
するとそこには鉛筆サイズの白銀の突起物が土筆の様に生え鎮座する。

「それっいけ」

六郎が白銀の土筆に向かって命令するとソレはヒューっと言う音と共に数メートル上昇するとパンっ!と見掛けよりも派手な爆発を起こし空中で霧散する。

「美容師の俺がこんな事出来たっておマンマ食えねぇよな~…これ専門の手品師になった所で見た目的によえーしヨ…」

そう1人呟くと再び上半身を倒し蒼天の空を見上げ大きな欠伸を1つしそのまま転た寝と洒落込んだ。

「ZZZ………………ンガッ」


六郎:
「へえ…………それが殺気って奴かい?ビンビンくるもんなんだねェ?」

アイラ:
「ああ…これが殺気だ。せめて自分が殺されると言う事実を認めさせる為にわざと発した

六郎:
「ふ~ん…映画や小説やアニメなんかではお馴染みなのにな。実際に拝む事になるとは思わなかったわ。あんたもしかしてコロシヤサンとか言うヤツ?」

アイラ:
「簡単に言えばそうだ。お前を殺しに来た」

六郎:
「またベタな殺し屋だな。しかしなんでまた俺がたーげっと(笑)なんだよ?善良な一般市民だぜ?ヤクザとトラブった事なんてねーし。……ん?もしかして……例のルールってヤツか?あの…」

アイラ六郎:
「スタンド使い同士はひかれあう」

その同時に発した言葉を引き金にお互いが戦闘体勢を取る。

六郎:
「クレセント・ロック!!」
白を基調とした人型のスタンドがキュッバッっと音と共に六郎の前に発現する。
六郎:
「へへっ…ヒーローっぽくてかっこいいだろ?能力も食らったらびっくりしちゃうぜ?」
顎髭を撫でながら得意気に微笑む六郎。

アイラ:
「ほう?人型か…大した精神力の持ち主のようだな…しかし私の『ナポレオン・ソロ』には勝てないぞ」

アイラは腰から拳銃を抜き六郎に銃口を向ける。
すると構えた腕全体を覆うかの様に「黄色いエイ」の様なスタンドが現れる。

アイラ:
「せめて楽に死なせてやる」
アイラはなんの躊躇もなく数発の弾丸を六郎に発射した。

六郎:
「うおうっ!?」

発射された弾丸を辛うじてスタンドの腕でガードした六郎。
弾丸は貫通する様な事は無かったがそれなりの威力がある。
六郎:
「こりゃマジで殺されかけてんのね俺。あんたにゃ恨みないが自分の為にあんたをヤラせてもらうぜ?」


六郎:
「うっしゃ!マジでやってやんよ!」
そういうとシャツを脱ぎ捨てタンクトップ姿でファイティングポーズをとる。

アイラ:
「私はプロだ。故に自分の弱点も知っている。人型相手に近距離では不が悪い。間合いを取らせて貰おう」

そう言うとアイラは数10発の弾丸を六郎に向け打ち出し、その隙に公園の植え込みに身を隠す。

六郎は今度はガードせずにクレセント・ロックで全ての弾丸を打ち砕いた

六郎:
「おれっちよぉ!?ガキの頃鉄砲好きでよ?ある程度の知識はあるんだよ?
マガジンに入ってる弾って良くて1、2発、悪かったら0だろ?そしてお前の隠れた位置は大体わかる。さ ら に だ … 」
六郎:
「クレセント・ロック!!」
CR:
「うおっーっ!!!!」
雄叫びと共に白いスタンドは所構わず殴りかかる。

六郎:
「これがクレセント・ロックの本当の力よ!!食らいやがれ!!
全弾発射ぁぁあぁあっっっ!!!!」

先程の鉛筆とは比べ物にならない大きさのロケットが茂みの方へと轟音とともに飛んで行く。

六郎:
「勝った!第1部完っ!!
なーっはっはっはっ!!」
豪快に笑う六郎の前で1つ1メートルはあろうロケットがハンドガンの狙撃によって次々と爆破されていく。
六郎:
「なん…だとっ!?」

そこにアイラが不敵な笑みを浮かべながら草影から出てきた。

アイラ:
「わりーね?ハンドガンと言えどスタンド付きなんだよ。常識に捕らわれた戦闘経験の浅い君の敗けだ。次はガード出来ないくらいの数でとどめをさせてやる。仮に君が逃げたとしても私のナポレオン・ソロは1km先のあんたにでも食い付くだろうよ」

アイラ:
「じゃあおやすみ。あんたは正々堂々と戦ってやったんだ化けて出ないでくれよ?」

バンッ バンッ バンッ
バンッ バンッ
バンッ

火薬の匂いが辺りに立ち込める

「な…………?ぐ…ぐぅ……………」

六郎:
「あんたは戦闘経験って言ったけどさ?結局どっちが頭回るかって話なんだよな」

六郎:
「俺は『しながーしょーじ』の『しょーじ』じゃねーんだ。意味もなく上着を脱ぎ捨てるなんて真似はしねーよ」

そう言ってロケットの発射時の衝撃で焦げてボロボロになった上着を拾い上げる。
六郎:
「おまえにも かぞくが いるだろう くにへかえるんだな あーはっはっはっ!」
そういって六郎はボロとなった上着を抱え夕日の中へ消えていった。


【スタンド名】
ナポレオン・ソロ
【本体】
アイラ・シューティングスター
リ タ イ ア
再起不能

★★★ 勝者 ★★★

No.4082
【スタンド名】
クレセント・ロック
【本体】
藤島 六郎(フジシマ ロクロウ)

【能力】
殴った場所からロケットを生やす








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最終更新:2022年04月18日 21:36