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第07回トーナメント:予選④




No.5508
【スタンド名】
エッジ・オブ・グローリー
【本体】
ズィルバー

【能力】
衛星間にて銃弾を自在に移動させる


No.4796
【スタンド名】
ハイブリッド・セオリー
【本体】
ゴルト・ミュンツェ

【能力】
殴った対象の性質を記憶し、弾丸として撃ち出す




エッジ・オブ・グローリー vs ハイブリッド・セオリー

【STAGE:だれもいない校舎】◆7uvBTLustc




校舎一階


コツ…コツ…

静かな夜の校舎に響く革製の靴の音……

その出処は行儀悪く両手をポケットに入れ煙草を咥えた優男からだ

男「うすきみわりぃな、こんな時間にやるこたねぇだろっての」

そう身を縮こませぐちる男の名は『ゴルト・ミュンツェ』

ゴルト「ん?」

ふと階段の踊り場の前で足を止めるゴルト

ゴルト「なんだ?ありゃ」

視線の先には、踊り場の窓ガラスの前に奇妙な『衛星』の様なものが浮いていた

ゴルト「おいおい、最近のオモチャはレベルが高ぇなぁ」スッ



ズォォォン!



背後から機械質で銃のリボルバーの部分がくっついた様な腕をした付いた細身の人型が現れる。


ゴルト「いるんだろ…?『持ち主』ッ!!」

バシュン!バシュン!

『衛星』目掛けて両腕から銃弾を放つ!


しかしこの行動をすぐに後悔することになる。

ゴルト「ん…?んん?!」

衛星は何事もなかったように浮遊し続けていた
それがゴルトの精神に揺さぶりを掛ける。

ゴルト「どうなってやがんだ?」

バシュッ!

ゴルト「ぐあっ!」

肩に突き刺すような衝撃が走る。

ゴルト「いッててて…」


???「これは驚いたな、銃弾くらって生きているヤツは何度かあるが…」

階段から手にライフル銃を持った男が降りてきた

???「銃弾が『突き刺さちまってる』とは驚いた」

見ると確かに銃弾を喰らったはずの肩にはまるで杭の様に変わり突き刺さっていた。

ゴルト「ちっ…(どうするよ超ピンチだぜぇ…)」

???「どんな『能力』だ?、だがお前ももう無闇には攻撃出来ないだろう?」

ゴルトはゆっくりと立ち上がり。

ゴルト「ああ…攻撃はしねぇぜ?」

???「ならどうするんだ?」

にやりと少し余裕の笑みを浮かべると。

ゴルト「決まってんだろ?」

後ろを振り返り。

ゴルト「逃げるんだよォォォォォォーーーッ!!!!

ダダダダダダダダダダダダダ!

物凄い勢いで逃げる!


ゴルト「あ」


背後には『衛星』が彼に狙いを定める様に漂っていた。

ヒュン……ボォォッ!!


ゴルト「うわっ!」

『ハイブリット・セオリー』が飛ばした銃弾が『炎』に変わりゴルトの体に燃え移った。


ゴルト(早く消さねぇと!)

ダァン!ダァン!

そして続けざまに銃を放つ!

キィン!キィン!

飛んでくる銃弾をスタンドが片手で弾きながらもう一方の手がゴルトに向けられた

バシュッ…ビシャァッ!


放たれた銃弾は当たった瞬間『水』に変わりなんとか消し止める。


ゴルト(ヤバイな…完全にこっちが圧倒的に不利だ…
    『弾丸を衛星間に移動させる能力』か…おれと相性が悪すぎる)

ゴルト「ならどうする…?」

そして少し目を瞑り考えると…

ゴルト「銃撃戦がダメなら…」

振り返って『衛星』目掛け…

ゴルト「『タイマン』に持ち込むしかねェよなぁッ!!!」

ドゴォッ!!

拳を放つ!

ズィルバー「うぐッ!!」

ダメージが跳ね返り少しよろけるもライフルをまだ晴れない煙に向ける。

ズィルバー「衛星を狙われたか…だが俺の『エッジ・オブ・グローリー』はお前を逃がさないッ!!!」

ゴルトが叩き落とした再び『衛星』が浮かび上がる。

ゴルト「しぶといな、早くケリ付けねぇと」





バリィン!

ゴルト「……え」

教室のガラスが割れそこから飛んできた銃弾がゴルトの足を打ち抜いた。


ゴルト「……」ガクン

片膝を付き苦悶の表情を浮かべるゴルト。
割れた窓の向こうには二機の『衛星』が浮遊していた。

ゴルト「ぐっ…」(一機だけじゃなかったのか…)



ズィルバー「さて…そろそろ終わるか」

ライフルに銃弾を込める…


ズィルバー「かなりしぶといヤツだったが…もう終いにしようか若造」




ゴルト「終い…?」


ギャルルルルルルルルル!

『ハイブリット・セオリー』のリボルバーが高速回転で回転し始める


ゴルト「嫌だね…まだ俺の『希望』は消えちゃいねぇーんだからよォォ~~ッ!!!」


ダダダダダァン!!!


両腕から全銃弾が放たれる!


ヒュン

しかし銃弾は全て外れ後ろに逸れていった



ズィルバー「ヤケにでもなったか?」

バゥン!

また周囲に『煙』が立ち込めた…


ズィルバー「また目潰しか?セコい真似をッ!」


ライフルの引き金を引く…


カチン…




バゴォォォォォォォォォン!!!!!





引いた瞬間アクション映画さながらの大爆発が起こった!

ドカァッ!

ズィルバー「………」

スィルバーの体は爆風で吹き飛ばされ体を強く叩きつけられ意識を完全に失った

ゴルト「ハァ…ハァ…」

ゴルトは教室の中に入り爆発を回避していた。
右手には袋に入った小麦粉が握られていた。

ゴルト「ったく…この教室が「家庭科室」で助かったぜ、
    食材の『小麦粉』で全部の弾『粉』したのはチョット無茶だったかもな」


傷ついた足を支えながらゆっくりと立ち上がるとタバコを咥える、
一瞬火を付けようとしたが念のため付けなかった。


ゴルト「結構ヤバかったけど…俺勝てんのかなぁ?」



そう誰もいない家庭科室で一人ごちると誰もいない校舎を後に病院へ向かった。

★★★ 勝者 ★★★

No.4796
【スタンド名】
ハイブリッド・セオリー
【本体】
ゴルト・ミュンツェ

【能力】
殴った対象の性質を記憶し、弾丸として撃ち出す








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最終更新:2022年04月27日 21:33