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第09回トーナメント:予選③




No.2937
【スタンド名】
フライモスキート・ブルース
【本体】
陽沙 真倉(ヒサ マクラ)

【能力】
視界に映る異物を実体化させる


No.6393
【スタンド名】
スレッジハンマー
【本体】
留守 番(トメモリ ツガイ)

【能力】
叩いたものを高く打ち上げる




フライモスキート・ブルース vs スレッジハンマー

【STAGE:デパ地下】◆U74EwVPjCk





「遠目から見たらフランス人形を彷彿とさせる髪色してるからてっきり・・・」

「トーナメントって凄く国際的な戦いなのにみんな日本語で共通してコミュニケーションとれるのって不思議ですよね」


陽沙「あ、初めまして、対戦者さん、ですよね」

留守「あぁ、よかった、立会人さんだったら攻撃するのはまずいよなぁって思ってたんですよ、遠目から」

陽沙「立ち会いとかあるんですか?閑散としたデパートにぽつんといらっしゃったからほとんど確信だったんですけど(笑)」

留守「過去の記録とかを見ると結構でしゃばったりすることが多いみたいですよ」

陽沙「じゃあ今回は珍しい形式になるんですねぇ」

留守「あ、挨拶遅れましたね、こちらこそはじめまして。留守 番(トメモリ ツガイ)です」

陽沙「ごていねいにありがとうございます、陽沙 真倉(ヒサ マクラ)です。」

留守「特技は代引きです」

陽沙「特技は耳かきです」

留守「あの~、気になってたんですけど、「視界に写る異物を実体化させる」ってどういう能力なんですか?」

陽沙「あー、文字通りなんですよね。『フライモスキート・ブルース』ッ!」

留守「ウワァ・・気持ち悪い・・・。」

陽沙「私自身が、『飛蚊症』なんです。」

留守「ほんとに文字通りですね。」

陽沙「けっこう強いですよ」


留守「わたしは「叩いたモノを打ち上げる能力」なんです、『スレッジハンマー』ッ!」

陽沙「ウワァ・・ゴツいですね。」

留守「マリオパーティ的ミニゲームでハエたたきタイプのバトルになる予感がビシビシしますね」

陽沙「個人的なことなんですけどそのゴスロリと髪色はどこからきてるんですか?」

留守「地毛じゃないですよ(笑)エクステもなしにブリーチしてます、服は裁縫してるんです」

陽沙「裁縫!凄いですね~」

留守「一人暮らししてるんで家事の一通りは心得てるんですよ」

陽沙「なんと」

留守「真倉さん優勝したらどうするんですか?」

陽沙「え?何かあるんですか?」

留守「えっ」

陽沙「なんか同窓会的なはがきが来てよく読まずに参加に丸つけて返したら日時と場所指定された手紙が後日届いただけなんですよね」

留守「なんと、そういえばルールとか曖昧でしたね」

陽沙「賞品とかあるんですか?」

留守「いや、私も詳細は知らないんだけどね。そういうもんかなーって」

陽沙「番さんは何かほしい物とかあるんですか?」

留守「あー、いや、他の人の意見をね・・参考にしようかなって(笑)」

陽沙「なるほど、え~じゃあ私何にしようかなぁ~・・・」

留守「いや、何か出るとかはわかんないんですけどね。過去の記録だとみんな何かしら目標持って臨んでるみたいだったんで……」

陽沙「ドラゴンボール的な願いは厳しいんですかね」

留守「どうでしょうね、人為的で無理のない範囲といっても、スタンド使いにとっては超常的な現象が日常的ですからね」


陽沙「番さんって休みの日はなにしてるんですか?」

留守「えっ、うーん、カラオケ?はよく、一人で行きます」

陽沙「私も良く行きますよ!ヒトカラ!どんな曲歌うんですか?」

留守「んー、結構雑食かなぁ。古いのも最近のも歌うしアングラなのとかアイドル系も好きだし。」

陽沙「私単純に音聴くだけなのも好きで、トランスとかプログレとかも歌いますよ」


留守「……え、ごめんこの時間は一体なんの時間かしら」

陽沙「ざ、雑談・・・ですね、迷惑でしたか?」

留守「いや、いいんだけどさ、戦うんじゃないの?私たち」

陽沙「せっかく年も近いみたいだったんで仲良くなれるかと思いまして・・・。」

留守「うーん、もっとこう、血なまぐさい展開なんですけどねぇ。本来」

陽沙「でも私のスタンド自動操縦ですから、イタチごっこみたいになりますよ?」

留守「あ、そうなの?近距離っぽいのに」

陽沙「射程は肉眼の視界までなんで他の自動操縦のスタンドよりは狭いですよ、その分無尽蔵なのが売りなんです」

留守「あれ、そうなるとどっちかっていうと不利なのは私の方なのね。」

陽沙「? そうなるんですかね」

留守「貴女がそもそも攻撃的な人であれば射程に入った段階でほとんど私の負けになるのよ、相性的に」

陽沙「でも今回はハエたたき対決ですよね」

留守「う、うーん……」

陽沙「??」


留守「……よし、真倉さん、決めましたよ。私が優勝したら「貴女が優勝した時望むはずだったもの」を望みます。」

陽沙「えっ!?」

留守「ダメですかね」

陽沙「んー、じゃあ私も、優勝したら「番さんが優勝した時望むはずだったもの」を望みます!いいですか?」

留守「構いませんよ。」

陽沙「さっきの間でそんなこと考えてたんですか?」

留守「秘密です(笑)」

陽沙「えぇ~気になります」

留守「優勝できた時のお楽しみで・・・」


「いやぁ・・やりづらかったね、毒を抜かれたというか、いい意味で戦意喪失しました。」

「なんで勝てたかよくわからないんですよね、彼女は良い人なんだろうなぁって思いました。」

★★★ 勝者 ★★★

No.2937
【スタンド名】
フライモスキート・ブルース
【本体】
陽沙 真倉(ヒサ マクラ)

【能力】
視界に映る異物を実体化させる








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最終更新:2022年04月16日 22:39