霊素観測機。
霊素機関の一種。
霊素適合者と接続することで場が持つ固有概念を受動して一時的な
霊素回路を虚数域に構築、広範囲の全方位立体構造把握、及び霊素密度の観測を可能とした超高性能レーダー。
受動式の為。逆探知が不可能という長所がある。
全ての物質には霊素が内包されており、特に霊素機関や生命体にはより高密度の霊素が存在する。
意は体よりも速し。意識体が行動を起こす前にその意識は体の動きより先に動くことになる。
霊素は思念に依存するので霊素観測機は事前に意識体の動きを観測可能なのである。
これにより
BARTは行動を先読みされてしまったという。
また、マイクロ波のように指向性を持たせた霊波を発信させ、その反応によって遠方の物体を観測することも可能。
霊波は霊素観測手段の無い機体では察知出来ない為、こちらも逆探知は不可能という利点がある。
早期発見と行動予測。この二つが超高機動性を誇るBARTに対する最大の対抗手段となった。
これをフルに活用できるのが、人体の延長である
戦術機動歩兵なのである。
最終更新:2009年10月11日 23:11