I=Dダンボールによる露天掘りが定着した頃、センサーにとある反応があった。詳しく調べたところ、大鉱脈であることが判明した。そこで藩王は鉱脈のあったポイントに対し、露天掘りでなく、それまで行われていた直接採掘する方法を行うことにした。しかし、この採掘地内部では火山活動による地熱の影響でかなり蒸し暑い上に鉱山独特のガスが充満している。まずこの問題の解決を行うことにした。
まず鉱内対策として、炭鉱夫全員の服装を動きやすく、通気性のよい特殊服を開発することになった。鉱山内特有のガスがあるとはいえ、さすがに長時間電気をつけるのは灯りと採掘道具がせいぜいである。これ以上は引火の恐れがあるため冷却用として特殊服内に保冷ジェルを入れられるポケットが腰と両膝の3箇所に作ることで軽減した。当初はI=Dダンボールで一部天井部分をあけることも案にあったが、雨天等の地盤沈下と崩落の危険性があるため廃案となった。
鉱山ガスにいたっては誰もが頭を痛めた。誘爆の恐れをなくすべく、シンプルに箒ではわいて外へ出すことになった。手間はかかるが、トロッコレールを轢くことを考えるとこれは有効であった。実際天然ガスなどはよほど充満していない限り、地面近くに溜まるものである。それをはいてまわることにより誘爆の恐れは軽減された。
こうして地道な改良によって無事鉱脈資源確保に成功した。これによりアウトウェイ独自の支援用の輸送船などの開発の目処が立った。
(文:相葉 翔)
最終更新:2007年06月01日 09:22