オーバーロードの日本に於いて、2126年(本編の12年前)に作られたDMMO-RPG。
当時の他のDMMO-RPGと比較しても「プレイヤーの自由度が異様な程広い」ゲームだった。
基本となる職業(クラス)数は、基本職と上級職を合わせると優に2000を超える(Web版は880)。
職業は最大でも15レベルまでしか無い為、総合レベルの限界である100レベルに到達するまで、
少なくとも7つの職業を習得する事になる(非効率ではあるが、1レベル×100種類を習得する事も可能)。
意図的に作成しない限り、寸分違わぬキャラクターは出来ないように作られたシステムになっている。
セカンドキャラクターを作る事は出来ないが、一回辞めた後で新規キャラクターを作って入るというのは可能。
外装(ビジュアル)も、別売のクリエイトツールの使用によって、
武器・防具の外見・内包データ、自分の外装、保有住居の詳細設定等も変化させる事が可能。
九つの世界、アースガルズ・アルフヘイム・ヴァナヘイム・ニダヴェリール・ミズガルズ・ヨトゥンヘイム・
ニヴルヘイム・ヘルヘイム・ムスペルヘイムを擁する広大なマップがある。
後に外装人気とも言われる現象を巻き起こし、日本DMMO-RPGの代名詞的な評価を得るも、本編開始時点でサービス終了を迎える。
以上、
書籍版情報(「第一巻 不死者の王 1章 終わりと始まり」「同巻 3章 カルネ村の戦い」参照)
Web版にて言及されている六大神の一柱、上位神である闇(死)の神スルシャーナは、Web版の
アインズと酷似した姿をしている。
即ち、髑髏に僅かな皮を貼り付けた姿、闇と一体化する程大きい漆黒のローブ、光り輝く杖である。(Web版:諸国-2より)
意図的に作成しない限り寸分違わぬキャラクターは出来ない、と言及されながらの酷似した姿というのは意味深な所がある。
最終更新:2015年06月11日 07:04