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神無月はもう過ぎた - (2008/01/24 (木) 16:59:55) の1つ前との変更点
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「おーっすこなた。何見てるの?」
「ロボットアニメだよん」
「へぇー。あんたロボット物好きなの?」
「まあねー。かがみんも一緒に見よう見よう」
「まあ、ちょっと興味あるかも」
「なんだこの狙ったようなドジっ子っぷりは…」
「アニメに真面目に突っ込んだら負けだよ、かがみん。にしても、いきなりパンモロはだめだよね~」
「なんで?嬉しいもんなんじゃないの?」
「甘いよかがみん!チラリズムというものを理解してない!」
「いや、理解できなくていいわ…」
「…こなた。これってロボットアニメよね?」
「うん、そだよー」
「なんだかマリみてみたいな雰囲気なんだけど…」
「キャッチフレーズが『伝記! 百合! メカアクション!』だからね~」
「ごった煮すぎないかそれは…」
「そこはほら、介錯だから!」
「それは…深く考えるなってことなのか…?」
「そういえば百合物で年齢が同じって珍しいよねー」
「あんたそんなに百合物に詳しいのか…? まぁ、百合といえば、『お姉さまー!』って感じよねー」
「あ、でもお嬢様が平凡な女の子を気に入るってう点では似ているか」
「うわ、なんかくさいことを」
「ロボアニメの男は熱くないと」
「そうまが主人公?」
「普通のロボアニメなら、そだねー」
「?」
「ひめこはちかねが大好きなのね」
「普通のロボアニメなら、ひめこもちかねも、そうまが好きって設定になってるね」
「…これは普通のロホアニメじゃないのか…?」
「ちょ…いきなり別アニメかと思ったわ」
「OPが無かったから、テレビでたまたま見た人はびっくりしただろうね~」
「ロボキタコレ!」
「これはかっこいいのか…?」
「…」
「…」
「ちかね…なぜ馬なんだ」
「そこはほら、介錯だから」
「ああそうかい…」
「ひめことちかねは巫女なのね」
「伝記の部分の設定だね。ちょっと自分と重ねたりしてる?かがみん」
「べ、別に…」
「Nice catch.」
「体張ってるわね、ちかね…って顔赤くなってる!」
「つまりはガチだね! ガチ!」
「ふぅん、こんなのがテレビで流れる時代なのね」
「キスキスキス!」
「うわ、マジかよ!私がそうまだったら納得行かねぇ!!」
「これがこのアニメの醍醐味だよ、かがみん。まぁ、やっぱり1話は超展開だなー」
「ギャグアニメだろ…これ。…結局、そうまとひめこがくっつくんでしょ?」
「気になる?気になる?」
「え、ま、まぁ。ちょっとだけだけどね」
「もう、素直じゃないんだからー。DVD貸したげるよー」
「そう言うなら…借りていくわ」
「やあかがみん。DVDどうだった?」
「こなた…」
「かがみ…? あの…その、手に持ってるのは巫女装束…?」
「こなたが好きなの。こなたの瞳が好き。春の銀河のように煌く瞳が。春の陽射しのような
やさしい眼差しが好き。こなたの髪が好き。そよ風に閃くシルクのようなさらさらの髪が好き。
元気なアホ毛も好き。こなたの唇」
「えっ、ちょ…」
「こんなままごとは、もううんざり!」
「アッー!」
「かがみ様…私、どうしたらいいのかな」
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