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God knows...(中編)」を以下のとおり復元します。
学校祭まであと三日というところまでせまった。 
今日は三日前ということで学校の授業は午前授業で後は学校祭準備ということになっていた。 
私のクラスの出し物はお化け屋敷で衣装もセッティングするものもほとんど出来ていたため 
後は前日に教室をがらっと変えればいいだけであった。 



あれから四日間チアダンスの練習を行っているがこなたが練習に顔を見せたのは最初の二日のみだけだった。 
その二日も結局途中で帰ってしまったけど・・・ 
今日もチアダンスの練習をやるつもりだ・・・ 
もしかして、今日もあいつは来ないのかな・・・? 
いや、今日は何があっても来させるんだから! 
私の心の中は相変わらず雲が掛かっていて言いようのない不安と寂しさで溢れそうになっていた・・・ 
こなたの用事っていったいなんなのかな・・・? 
どうして私にちゃんと説明してくれないのかな・・・? 
もしかしたら、あいつ男でも出来て・・・・・・ 
そう思うと胸の奥がキリキリと痛んでくる・・・ 
それと同時に色んな物が交じり合ったどす黒い感情が出てくる・・・ 
本当に早退出来そうなくらい具合が悪くなって来そうだ・・・ 
こんな考えをしているうちに最後の授業が終わるチャイムが鳴る、 
今日こそは用事はなんなのかを本人にしゃべってもらうつもりだ。 
もうこんな気持ちに耐えられないし、みんなのためにもちゃんと練習をしてほしい。 
いくら運動センスがあると言ってももう本番まで三日しかないのにどうやって間に合わせると言うのか・・・ 
だからこそ今日は絶対連れて行く気だ。 
私はB組のドアを開けた。 
B組はまだ準備の真っ最中らしい水晶の玉やタロットカードなど様々なものを準備しているようだ、 
そして辺りを見渡すとカバンに物を入れ帰る準備をしているこなたを発見した。 



「こなた!」 
私は教室に入っていく 
「お~うかがみんじゃないか~」 
「じゃないか~じゃないわよ!あんた!また今日も帰るつもりなの!?」 
「いやいや、本当に悪いね~ちょっと用事が忙しくてさ」 
私は意を決したように言う。 
「あんた、毎回毎回聞くその用事は何なのよ!今日こそ喋ってもらうわよ!!」 
焦っているのかちょっと怒り口調で喋ってしまった。 
「いや~それはちょっと無理かな~」 
こなたは頭をかきながらごまかす。 
「なんでよ!」 
「それは・・・え~っと、ほら!誰にも言えない秘密ってあるじゃん!」 
こなたは苦笑いしながら言う。 
「じゃあ何!男関係か!?」 
「いや!それは違うんだよ!」 
「じゃあ何よ!」 
「・・・・・・」 
とうとう私の溜まってた感情が溢れてしまった。 
「どうして私には言ってくれないの!!?なんなのよ!!私だけ仲間はずれ!!?」 
私の出した大声にクラスにいた人たちが一斉に目を向けてくる、 
つかさとみゆきもびっくりしながらこっちを見てる。 
「ち・・・違うよ!だから落ち着いてかが・・・!!!!!」 
パチン!!という音が響いた、私の左手がだんだんじんじんと痛んで来た、 
それと一緒に頬に冷たいものが落ちてくる・・・ 
こなたは叩かれた右の頬を触りながら呆然としていた。 
「もう・・・知らない・・・!!!」 
私はもうどうしようもなくなり教室から飛び出てた。 
そして、気が付いたら学校を出て近くの公園のベンチに座っていた。 



私・・・どうしてあんなことしちゃったんだろう・・・ 
誰でも一つくらい人には言えない秘密くらい持っている・・・ 
それなのに・・・私は無理やりこなたから聞きだそうとして・・・ 
私・・・本当に最低だ・・・・・・ 
多分こなたは怒ってるんだろうな・・・ 
というよりこんなことをされて怒らない人はほとんどいないと思う・・・ 







これからどうしよう・・・ 
私は・・・大切な物を失ってしまった・・・ 
もう学校や家まで動く気力も無い・・・ 
私の頭の中ではさっきの出来事が鮮明に再現されていた・・・ 
だめだ・・・耐えられない・・・ 
とても大きな孤独感に襲われて私はまた大きな粒を流しながら大切な人の名前を呼び続ける。 



「うぅ・・・・こなた・・・こなたぁ・・・う・・・うわぁぁぁん!!!」 



私は両手で目を拭うが次から次えと涙が出てきて止まらなかった・・・ 



「でさ~マジであいつきもくてよ~ボコっちまってさ~」 
「まじで!?おれもやりたかったし!」 
「お?何あれ?あいつマジ泣きしてねぇ~?」 



涙で視界が滲んでぼやけて見えないが三人組みの見知らぬ男が近づいてくる。 



「ねぇねぇきみ~なんでそんなに泣いてんの~」 
「きみよく見たら美人じゃ~ん」 
「ちょっとこれから俺らとあそばね~?」 
近づいてきてようやく見えた、三人組の若いチャラ男だ。 
「なんなの?ほっといてください・・・」 
私は威嚇した目でにらみつけて言う 
「ひゅう~怖いねぇ~」 
「マジつれねぇな~ちょっとでいいんだよちょっとで」 
「ほら!ちょっと来いよ!」 
一人が私の手を引っ張ってくる。 
「いや!!!やめて!!!来ないで!!!!」 



私は思いっきりつかまれた左手を振りほどいた、そして反動で引っ張っていた男がしりもちをつく。 



「てめぇ!!!!なにすんだよ!!!」 
「おいおい強暴だな~」 
「ちょっとお前ら取り押さえろ」 



二人が私の後ろに回り両手を押さえようとする、 
必死にもがくが男二人の力には太刀打ちできない。 
正面の一人が私の顎を持ち上げてくる。 



「いや!!!!!!!!!!」 
「きみがそんなに抵抗するからいけないんだよ~」 
私の涙はいつの間にか止まっており今は恐怖感で体ががくがく震えていた・・・ 



「ちょっと黙っててもらうよ~」 
男は私の口を塞ごうと顔を近づけてくる。 




いや・・・・!!!こなた・・・・・・・助けて・・・こなた・・・・ 



「こなたぁ!!!!!!!!」 



気が付いたら私は目を瞑って叫んでいた・・・ 
それと同時に横から猛ダッシュで走ってくる足音・・・ 
目を開けるときれいな青色の長い髪をした少女が私の正面にいた男を横からのとび蹴りでふっ飛ばしてるのが見えた・・・ 
その少女の表情は今まで見たことがないくらい怒り狂っている・・・ 
少女はとび蹴りをいれたあとすぐに体勢を立て直し後ろにいる片方の男の金的に前蹴りを食らわせて 
私の押さえていた手を離し下を向いているている顔めがけてすさまじい威力のアッパーカットで浮かせて正拳突きで後ろの草むらに飛ばした。 
そして、間髪入れずもう片方の男のわき腹めがけて足刀をめり込ませて男は糸が切れたようにその場に倒れた。 
ほんの一瞬の出来事だった・・・一体何が起こったのかわからずただ呆然としていた・・・ 
「ゴホゴホ!な、なんだてめぇ!!」 
とび蹴りを受けた男が起き上がった。 
さっきの恐怖感が戻ってきて体がガクガクと震え出す・・・・ 
すると、こなたが右手で座っている私の左手を握ってくれた・・・ 
でも、表情はまだ鬼のような顔で男を睨んでいた・・・ 
「私のかがみをこんなひどい目に遭わせて・・・・ぶっ殺す・・・・・・・!!!!!!!!」 
こなたがこんな言葉を使うなんて初めて見た・・・怖いよ・・・こなた・・・ 
「な、なんだと!?なめやがって!!このガキがぁああぁ!!!!」 
男が再び立ち上がり殴りかかってくる。 
「ごめんねかがみ・・・ちょっと手離すね・・・」 
こなたが手を離した。 
そして、男のパンチがこなためがけて飛んでくる、 
だが、こなたは左手でパンチを外側に受け流し懐に潜り込む。 
タン!と足で地面を蹴る音と同時にまた男は飛ばされていた。 
「ぐは!!!」 
男は地面に叩きつけられる 
「い、いてぇよ~」 
「まだやる・・・?」 
「ひ、ひぃぃいぉい~ごめんなさい!!」 
男は完全に怯えきっており泣いて土下座をしていた。 
「じゃあ・・・早くここから消えろ!!!!!!」 
その声にまた体が震えてしまう・・・ 
「は、はいぃぃ!!」 
男は倒れている二人を起こしすぐに逃げていった。 
公園は私とこなたの二人きりになった・・・ 
相変わらず体が震えて私は俯いたままベンチに座っていた・・・ 
「かがみ・・・ごめんね・・・」 
そう言ってこなたは私の前に来て強く私を抱きしめてくれた・・・ 
あったかい・・・私は座ってたから直にこなたの胸の鼓動が頬に伝わってくる・・・ 
「どうして・・・あんたが謝るのよ・・・」 
「だって・・・私がかがみにちゃんと隠さないで言ってればかがみにこんな苦しい思いさせずにすんだのに・・・ 
ずっと・・・かがみは不安な気持ち隠し通そうとしてたんでしょ? 
私・・・いつもかがみの傍にいるのに気が付いてあげられなくて・・・ごめんね・・・」 
「こ・・・こなた・・・こなたぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 
さっきの恐怖と不安から開放され安心したのか、 
もう何度目かわからないくらいの涙が溢れ出てきた・・・ 
「わ・・・私・・・こ・・・こな・・・た・・・に・・・ぐしゅ!・・・隠し・・・・事うぅ・・・ 
して・・・ほしく・・・なくて・・・・・・ずっと・・・不・・・安で・・・う・・・うわぁぁん!!!」 
「ごめんね・・・ごめんね・・・かがみ・・・」 
こなたはさらに強く抱きしめてくれた・・・ 
そうか・・・ようやく自分の気持ちに気が付いた・・・・ 
いつからか芽生えていた私の本当の気持ち・・・ 
ありえないと自分で思い込んで隠してきたこの気持ち・・・ 
ようやく・・・わかった・・・ 
私は・・・こなたのことが・・・ 




好きなんだと・・・・・・



一時間後・・・ 
大体今の時間は午後二時くらいだろう、 
私はその間泣きっぱなしだったけど、ずっとこなたは私を抱きしめてくれていた・・・・ 
そのせいでこなたの制服の胸の辺りがびしょびしょになっていた。 
泣き止んでもこなたは抱擁をやめなかった・・・ 
いや・・・私がやめさせなかったのかな・・・? 
だって・・・ 
もっとこなたの温もりを感じていたいから・・・・・・ 
状態は変わっていないため私は上目でこなたの顔を見る。 
さっきの怒りの表情はもうさっぱり無くなり今は子供を諭す母親のような顔をしていた。 
そして、こなたが視線に気付き私と目が合うとだんだんニヤニヤと顔が猫口に小悪魔のような表情になっていく。 



「やっぱかがみはさびしんぼうさちゃんだね~♪」 
「う、うるさいな・・・///わ、私だってこういう時くらいあるわよ・・・・///」 
私は顔が真っ赤になるのがわかりこなたの胸に顔をうずめ表情が見えないように隠した。 
「仕方ないなぁ~♪いいよ~今日はずっと甘えさせてあげる♪」 
そう言うとこなたは私の頭を優しく撫でてくれる・・・ 
「・・・ばか・・・///」 
「ふふ、か~がみ~ん♪ナデナデ」 



しばらくそうしていると・・・ 



「ぐぅぅぅぅ~・・・」 
私のおなかの音が鳴ってしまったようだ、 
そういえばさっきは色々あって何も食べていなかったな・・・ 
「ぷ・・・!かがみ~・・・?ww」 
「ちょ・・・!!し!仕方ないじゃない!!///お昼食べれなかったし・・・///」 
「恥ずかしくて必死に抵抗するかがみ萌え~♪」 
「だぁ~!!!うるさいうるさい!!!///」 
するとこなたは抱きしめるのをやめ私の隣に座り両方のポケットから袋に入ったチョココロネを二つ取り出すが、 
ちょっと形が変形してる。 
多分さっきの戦闘激しく戦っていたからであろう・・・ 
「はい、かがみ~」 
「あ、ありがとう・・・///」 
「本当はね、最近いつも練習行けないからかがみ怒ってるだろうと思ってお詫びに持ってきたんだけど、 
まさか、こんなところで使うなんてね~一応持ってきてよかったよ~」 
そうだよね・・・まさか私もこんなことになるとは思わなかったし・・・ 
あ、そういえば重要なこと聞くの忘れてたな。 
「で、結局あんたの用事は一体なんだったのよ、もうここまで来たら教えてもいいでしょ?」 
「うん・・・わかったよ、てかここで言わないとかがみまた泣きそうだし。」 
こなたは私に用事のことをちゃんと話してくれた。 
「ふ~ん、あんたが学園祭でライブねぇ~なんか想像できないな~」 
「ほら、前にかがみにこの指のこと聞かれて火傷したって言ったでしょ、 
本当はギター弾きすぎてこんなになっちゃったんだよ~」 
「なるほどね~、でも、なんで私に嘘付いてたのよ、別に素直に言えばよかったじゃない。」 
「え!?いや・・・それはその・・・なんていうかさ・・・///」 




こなたの顔がみるみるうちに真っ赤になっていく、 
え?どういうこと・・・?? 



「どうしたのよ?」 
「い、いや!なんでもないヨ!!!///」 
めちゃくちゃあやしい、 
いつも主導権握られてるんだし今くらい握り返してもいいよね? 
「こなた~?ニヤニヤ」 
「ちょ・・・!かがみ様!?なんすかそのニヤニヤは!?」 
「いや~別に~♪でも私悲しいなぁ~またこなたに隠し事されちゃったし~」 
「う・・・」 
「私こなたのこと嫌いになっちゃうかも~♪」 
「うぅ・・・わ、わかったよ~!ちゃんと話すよ~!!///」 
やったぁ~♪久々にこなたから一本取れた♪ 
「い、一回しか言わないからね!///」 
「いいわよ~♪」 
「え、え・・・っと、その、かがみを驚かせて、か、感動させようと思って・・・/// 
か、かがみは、ま、前行ったライブの時・・・私に席、譲ってくれたから・・・/// 
全然見れなかったし・・・今度は、わ、私が、かがみに・・・ライブ、見せようと思って・・・///」 
こなたは完璧に顔を真っ赤にして俯きながらぼそぼそと言った。 
「ふ~ん♪なるほどねぇ~♪」 



よかった・・・これは推測で自惚れかもしれないけど、 
もしかしたら私たちはすでに両想いなのかもしれない・・・ 
こなたは私がこの気持ちに気が付くもっと前から自分の気持ちに気が付いて、 
私に振り向いてもらうためがんばっているのかもしれない・・・ 
だとしたら・・・私もちゃんとこなたに答えてあげなくちゃね・・・ 
まぁ、でも今はせっかくこうして主導権を握っているんだしとりあえず決め台詞を言ってやろう 



「恥ずかしい理由説明しようとしてまったくろれつが回っていないこなた萌え~~♪」 
「か、かがみのばかぁ~!///それは私の決め台詞だぁ~!!」 
「さ~ておなかも空いたことだし、 
私がめちゃくちゃ萌えるこなたさんからもらったチョココロネでも食べますかね~♪」 
「く、くそぅ!!/// 
か、かがみぃ~!!!絶対に覚えてろよ~!!!///」 
やけになったのかこなたはチョココロネをほうばる、 
それが裏目に出たようで口にチョコが付いている。 
またまたチャンス到来♪ 
「こ・な・た~♪口にチョコが付いてるわよ~♪ 
私が食べてあ・げ・る♪ニヤニヤ」 
私は指でチョコを取りなめる。 
「・・・・・・!!!!????//////////」 
もうこなたの顔は真っ赤を通り越して世界で一番赤いのではないかと言うくらいの色になっていた、 
そして何も言い返すことができずただただ俯いてるだけであった。 
悪い事が起こったあとには良い事が起こるというのは間違えじゃないらしい、 
こなたの本当の気持ちも知れたみたいだし、こなたのこんなに可愛い表情も見れたし・・・ 
やっぱりあんたは世界でたった一人の私の愛しい人ね♪ 



こなたが今日はチアダンスの練習に最後まで出てくれると言ったので、 
私たちはその後一緒に学校に戻り先にチアダンスの練習をしていたみんなに詫びを入れ、 
夜まで練習を続けるのであった。 
そして、帰り道。 
私とつかさとこなたの三人で帰っているのだがさっきのお返しと言わんばかりに私の腕に引っ付いてくる・・・ 
まぁ私は拒みはしないのだがつかさもいる前ではさすがに・・・ 



「うふふ~か~がみ~ん♪」 
「お、お前ちょっとは自重しろ・・・///」 
「よかったじゃないお姉ちゃん♪私安心したよ! 
なんだか前より仲良くなってるみたいで・・・w」 
つかさは笑顔で言う。 
「つ、つかさ!あんたどういう目で見てんのよ///」 
「まぁこんな状態だもん♪そりゃカップルに見えちゃうよねぇ~♪」 
「今度お姉ちゃんとこなちゃんにお祝いのケーキでも作るよ♪」 
「だ、だからつかさ!私たちはまだそんな関係じゃ・・・!!///」 
「え~とケーキに入れるバルサミコ酢買っておかないと・・・」 
つかさは携帯で使う材料をメモしてるようだ。 
「必死に反論するがスルーされてるかがみ萌え~♪」 
「うがぁぁぁぁ!!!///だまれ小僧!!!(三輪さん的な意味で」 
一回主導権がひっくり返ったと思ったらまたもどってるし・・・ 
くそぉ覚えてろよ~こなた! 
そして、今日は私が危ない目にあったのでこなたは私たちの家の前まで付いてきてくれた。 
「こなた、ここまで付いてきてくれてありがとね」 
「こなちゃん!ありがと~!」 
「いやいや礼には及ばんよ~」 
ここでお別れか・・・寂しいな・・・ 
「それじゃ、また明日ね・・・」 
「じゃあね!こなちゃん!」 
「うん・・・またね・・・」 
こなたも私と同じ気持ちみたい・・・表情は笑ってるけど作り笑いだよ・・・ 
「つかさ、ごめん!先に入ってて」 
「ふふ、お姉ちゃん!がんばってね!!」 
どうやらつかさは気が付いてるようだ、 
ありがとう・・・つかさ・・・ 
「こなた!やっぱり待って!」 
後ろを向いて去ろうとするこなたを止める 
「え?かがみ・・・?」 
私はこなたを抱きしめる、 
それを拒まずこなたも私を抱きしめてくれた。 
「こなた、私まだ今日やり残したことがあるの・・・」 
「かがみ・・・」 
「よく聞いててね・・・こなた・・・」 
ちょっと体を離してこなたの顔を真剣な表情で見据える、 
そして意を決して言う・・・ 
「私は・・・こなたのことが・・・・・・大s・・・!?」 
不意にこなたの人差し指が私の口を塞いだ。 
「ちょ~っと待ったかがみんや~・・・ 
それは本番までのお楽しみでしょ?♪・・・ 
でも、うれしかったよ・・・・・・ 
これはお礼と本番までのお預け分だよ♪かがみん♪・・・チュッ」 
こなたは私の頬にキスをして笑顔で走り去っていった・・・ 
「・・・・・・//////」 
私はこなたの不意打ちに呆然と立ち尽くしたまんまだった 
今度は一本してやられたようだ・・・ 
やっぱり私はこなたには敵わないみたいね・・・・・・ 




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- そうそうかがみはこなたの嫁なのだから邪魔する輩はこなたに蹴散らされて当然!やはりかがみとこなたはいいす  -- トウらき×2  (2008-03-23 00:26:25)

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