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セカンドキスまでの道乗り」を以下のとおり復元します。
朝。 
私は、いつもかがみ達と待ち合わせている駅に着く。 
そして、愛しのウサちゃんにいつもの挨拶をした。 
私とかがみは今、付き合っている。昨日、ファーストキスもした。 

今日は二人だけで学校に向かう。 

つかさは、今日は休みだってかがみから聞いた。 
なんでも、『朝、起きたら体中ぼろぼろになってたんだよ~。きっとベッドから落ちてこうなっちゃったんだねwえへへ』 

だってさ。 

だから今、体中に包帯を巻いてるんだって。大変だなあ。私も寝相には気をつけなきゃ。 


それにしても… 

付き合い始めてからでも、普段つかさやみゆきさんと一緒にいる時はそれほどドキドキしないのに… 
なんでかがみと二人きりだとこんなに恥ずかしいんだろうね… 

でも… 

「ねえ、かがみ…手、つないでいい?」 
「う…うん、いいわよ…」 

かがみは、私よりひと回り大きな手を伸ばし、私の手を優しく、ぎゅっと握ってくれた。 

嬉しい。こんなにかがみのことが愛しい。 
かがみの横顔を見てると、かがみが私の方を向いて、にこっと笑ってくれた。 
ああ、なんてかわいいんだろ… 
私はかがみのことがたまらなく愛しくなって言った。 

「かがみ~、ちゅーしてぇ…」 
「だめよ…外じゃ…」 
「じゃあ、教室に着いたらして…」 
「…誰もいなかったらね、うふふっ」 

私たちはドキドキしながら歩いていった。 






〈セカンドキスまでの道乗り…かなーり遠い〉 






学校に着いて、廊下を歩いてる時、私の胸はきゅんきゅんいって止まらなかった。きっと顔も赤くなっているだろうから、さっきからずっと俯いたままだ。 
もうすぐだ、もうすぐかがみと… 



B組の教室の前に来たとき、中から何人かの生徒の話し声が聞こえたので、私はがっかりした。 

そしたら、かがみが「ちょっと待っててね」と言って、私を廊下に残したまま、教室に入り、扉を閉めた。 




中から、ばきっ、ぐしゃっ、がしゃーん、うわあー、ぱりーん、ウボァー、とか聞こえた。 


何の音だろう。 


「おまたせ」 
かがみが教室から出て来た。 

私が中に入ると、教室にはまだ誰も来ていないみたいで誰もいなかった。 


よかった。 


なぜか、教室には乱闘の跡があって、窓ガラスが数枚割れて風が吹きこんでいたけど、別に気になんないや。 


「いつもよりちょっと早く来てよかったね!」 
「そうね」 
私は教室の時計を見ながら言った。 


私とかがみは抱き合って、お互いの顔を見つめ合う。 
「二人っきり…だね…」 
「そうね…うふふっ」 
「かがみって…近くで見ると……すっごくきれい…」 
「…あっ…ありがと………こ、こなたも…可愛いわよ……とっても…」 
「…かがみぃ…」 



ガラッ。 
その時、教室の扉が開いて、上品な声が聞こえた。 
「あら、お二人とも、おはよふございぐはぁっ」 


かしゃーん………と眼鏡が床に落ちた。 


ひゅーーーー………… 
今一瞬、かがみが腕を振り上げ教室の中に入ってきたピンク色の物体をふっとばし、窓ガラスが1枚割れた気がしたけど… 


気のせいだったみたい。 

  
「あ、眼鏡がおちてる…」 
「きっと、昨日みゆきが落としていったのね」 
「そっか。みゆきさんはやっぱりドジだなあw」 



眼鏡ぱりぱりに割れてたけど。 



再び、私たちは見つめ合う。 

「かがみ…キス……していいかな……」 
「うん……いいわよ………」 

私の目がうるんでいる。 
かがみはとっても愛おしそうに私を見つめてくれている。 
かがみぃ………私…私… 




ガラッ。 
「おじゃまします、こなたお姉ちゃ 


…ぱたり。 

私は一瞬、扉を開けた瞬間に何か恐ろしいものに睨まれて気絶した私の従姉妹がいたような 



気がした。 



気のせいだったようだ。 



その時、「ヌッコロス♪」っていう声も聞こえた気がしたけど。 


気のせいだったようだ。 


かがみは扉を閉めた。 


「こなた…」 
「かがみ…」 
またまた見つめ合う。なんて愛しいんだろう… 

「…すき、………好きよ、こなたあ…」 
かがみが赤い顔で言う。 
きっとすごく恥ずかしいのだけど、私に気持ちを伝えるためにがんばって言ってくれているのだろう。 
嬉しかった… 
かがみが私のことをこんなにも想っていてくれるなんて… 

だから、私もかがみに気持ちを伝える。 
「あ、あのっ、私もっ…私も………かがみのことっ………!」 


ガラッ。 
「ハーイ☆グッドモーニン… 

                ボシュッ。 

                                            …ドカーーーーン… 


今、金髪の欧米人らしき人が入ってきたけど、かがみが75式多連装130mmロケット弾自走発射機で撃墜し、 
そのまま吹き飛んで遠くの方で爆発したような音が聞こえてきたっぽい。 



気のせいっぽい。 



「なんかさっきから、よく教室の扉をしめてもひらいちゃうよね」 
「ああ、今度B組だけ自動ドアになるらしいわよ」 
「へえ、そうなんだ」 

「こなた、もしかして、心霊現象とか思ったんじゃない?」 
「そ、そんなことないもん」 
「うふふっ、大丈夫よ、私が…こなたのこと、守ってあげるからね…」 
私はとっても嬉しくなって、涙目で言う。 
「かがみ…ありがと…大好きだよっ…かが」 



ガラッ。 
「あのう、ゆたかがここに来ま………!!…ゆたかっ!!ゆたかああああああっっっっっ!!!!!!」 


…ぱたり。 

今、背の高い緑色の髪の女の子が廊下に倒れている大切な友人てゆうか私のイトコっぽい人を見つけて、 
ショック受けてそのまま倒れてしまったような音が聞こえてきたけど、 



うん。 
 私 の 錯 覚 み た い 。 



「こなた…」 
私の名前を呼んでくれる。とても優しく…愛を込めて。 
私は、かがみが私の名前を呼んでもらう度に胸が疼いてしまう。 
だって、私はかがみのことがほんとに、本当に…  大好き、だから。 

…だから、私もかがみの名前を、精一杯の愛を込めて…呼ぶ。 

「かがみぃ…」 

「なあに…?」 

「かがみ……………あのね、私…私っ……」 




ガラッ。 
その時、また教室の扉が開いて、「泉先輩ちわっす!ふおおおっっ!!!!!こなかがどぅふぉあぁっっ!!!」 
と言い、鼻血を噴きながら、自ら窓ガラスに突っ込んでいき、校舎から落ちていく黒髪の後輩を見た。 



見なかったことにした。 



でも、なぜかまた眼鏡がもう一つ落ちていた。 

「みゆきの眼鏡が増えたのね。細胞だって分裂するでしょ?」 
「そっか、増えたんだあ♪」 






「ねえ、かがみぃ…早くキスしようよぉ……」 
「あ…ごめんね、こなた…」 

「じゃあ…するわよ……」 
「うん…」 

私の心臓はすごいどきどきしてる。 

かがみの顔が近づく…… 

そして………唇が触れ 


ガラッ。 
「ヴァry」 


何も聞こえなかった。うん、何も。 

  
かがみの顔が、私の顔まであと数センチになった時、私は目をつぶって、息を止める。 
かがみは、私の頬に優しく手をあてて…………唇を重ねた。 

「ん…」 
かがみとの2回目のキス。かがみの唇はとってもやわらかくて、気持ち良かった… 



その間にもう一人デコの光る誰かがやってきて吹き飛ばされて背景になっていった気がしたけど、やっぱり気のせい。 




顔を離す。 

かがみとキスした後も、私とかがみはずっと抱き合っていた。 

「かがみぃ……だ~いすきっ!」 
「私も…大好きよ、こな」 


ガラッ。 
「よ~し、皆席つけや、うわ、こら何するんやyえtんう゛gろmしぐえひmふじこbzせりjsいあlwcむぇうfm 
……………………………………………………………………………………………………………………………バタンッ。」 


今。 
一瞬、金髪の髪の女の先生がB組の教室の扉を開けて入ってきて、かがみがその先生に獣のように襲いかかり、 
教室内で大乱闘の末、スーパーかがみん裏拳チョップで勝利し、どこからともなくロープを取り出して先生を縛り上げ、 
暴れる先生を担いでそのまま教室のロッカーに無理やり閉じ込めた。 



ように見えた。 


気のせいじゃね? 




「かがみ…もっとこうしていたいけど、そろそろ離れないと…誰か来ちゃうよ」 
と言って私が教室にある時計を見ようとしたら… 
「…大丈夫よ、ほら」 
と言って、かがみがなぜか教室にあるでかい時計を手に持っていて私に見せてくれた。 

教室の時計は、何者かが拳のようなもので思いきり叩き割ったような跡がついていて、 
時計の針が全く動いていない気がしたけど。 


気のせいだと思う。 



「わあ、私たちが教室に入ってきて、まだ10秒しか経ってないんだあ♪」 
「そうよ。だからまだまだ一緒にいられるわよ!こなた☆」 
「かがみぃ~!!」 
私は嬉しくて、かがみに飛びついた。 



かがみ、だいすき! 



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- かがみツエーwwww &br()それとこなたはなんでも気のせいですませすぎてワロタwww  -- ハルヒ@  (2008-05-31 11:34:49)
- 流石にゆーちゃんは殴らないのねwww &br()GJでした!  -- 名無しさん  (2008-05-31 10:27:53)

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