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緊急地震速報について - (2012/05/02 (水) 22:54:22) の編集履歴(バックアップ)
緊急地震速報について
概要
緊急地震速報は気象庁より一般向けと高度利用者向けの2種類の情報が発表されています。
英語での表記は「Earthquake Early Warning」であるため、EEWとも表記されます。
地震が発生した時に最初に発生する微弱な揺れを伴うP波(初期微動)を検知し、それを解析して地震の発生した場所や規模などを計算し、その後に来る大きな揺れを伴うS波(主要動)が発生する前に地震が発生したことを速報するものです。
あくまで「速報」であり、地震を「予報」するものではありません。
このため、震源に近い地域ではS波の到達までに速報が間に合わないということもあります。
一般向け緊急地震速報(地震動警報)
地震波が2点以上の観測点で観測され、
推定最大震度5弱以上となる場合に発表。
震度4以上の揺れが予想される地域に対し、地震動により重大な災害が起こるおそれのある旨を警告。
警報発表地域は気象庁が用いる
震度情報で用いる地域名称に伴い、日本全域で188つに分けられている。
TV・ラジオ・携帯電話向けエリアメールなどでも配信される。
高度利用者向け緊急地震速報(地震動予報)
気象庁の定める
許可事業者よりサービス利用者へ配信される。
地震波が1点以上の観測点で観測され、
観測推定最大震度3以上または推定マグニチュード3.5以上となる場合に発表。
上記の基準を満たさなかった場合でも、1点以上の観測点でS波、P波のどちらかの振幅が100ガル以上を観測した場合も発表。
専用ネットワーク端末、ソフトウェアなどで配信。
キャンセル報
これは緊急に地震が発生したことを速報するためのものではない。
地震波が1点の観測点で観測されたが、その数秒後に別の観測点で地震波が観測されなかった場合に発表。
その名の通り、前に発表された緊急地震速報の発表をキャンセルする。
2点以上で観測された場合は発表されないため必然的にキャンセル報が発表されるのは地震動予報に対してのみ。
前の地震動予報が観測点の少ない地域で発表されていた場合、キャンセル報の発表までに30秒以上の間隔が開くことがある。
緊急地震速報 まとめ
PC向け
無料サービス
- つくるウェブ EarthquakeNotifier
- 緊急地震速報 (eew_jp) on Twitter
有料サービス
対応端末:PC向け 常駐ソフト
配信タイプ:高度利用者向け
携帯電話(ガラケー,スマホ)
キャリア公式提供
- Softbank 緊急速報メール(緊急地震速報+災害・避難情報)
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