「あ〜ちゅぁぁぁん・・・・」
あたしはPSPに飽きちゃったから、隣に座ってるあ〜ちゃんに抱きついて甘える。
抱きつかれたあ〜ちゃんは、何事もなかったように爪の手入れをしている。
あたしはお構えナシにあ〜ちゃんの膝に顔をスリスリ。
「イデッ」
さすがに今度は頭を叩かれた。
「のっち!!何してんのよ!ここ楽屋じゃろ!」
あん、あ〜ちゃんに怒られた。
なんでか、あ〜ちゃんに怒られると嬉しくなっちゃうあたしは変態?
向こうで携帯を弄ってたゆかちゃんがそれを見てケラケラ笑ってる。
「ぶ〜・・・」
あたしは口をとがらせて、あ〜ちゃんのワンピースの裾をイジイジ。
いじけたあたしを無視して、あ〜ちゃんは再び爪の手入れ。
なんでー、構ってくれないの・・・。
あ〜ちゃん、ツンすぎるよぉ。そんなトコも大好きなんだけどねw
でももうちょいデレを出していい頃だと思うんだけどな〜。
「のっち!のっち!」
ゆかちゃんが手招きをしてきた。
「なーにー?」
あたしはトボトボ近寄る。
「ゆかちょっと5分くらい席外すから、あ〜ちゃんと二人で何かするんだったら5分で済ましてね」
小悪魔があたしの耳元で、とんでもない事を囁きやがった。
「あ〜ちゃん、ちょっと電話かけてくるけ」
小悪魔はあ〜ちゃんにそう言って楽屋を出てってしまった。
楽屋を出る際にあたしを見てニヤニヤしてたよ・・・。
えーーーー!!!
ど、どうしよう・・・。
5分で出来る事って・・・。
エ、エッチ?とか?
いやいや無理無理。
5分でなんてそんなテクニック持ってないし、それにここ楽屋じゃん!
ヤバイヤバイ。思考がもろエロイ方向にいっちゃってるよーーー!!出てけ、エロのっち!!
と、とりあえず、あ〜ちゃんの隣にまた座ろうかな・・・。
「あ〜ちゃん・・・」
「んー?」
あ〜ちゃんはまだ爪のお手入れ。いつまでやってんだ?
「かまってよ・・・」
可愛くデレのっち。
「はいはい・・・」
あ〜ちゃんは若干めんどくさそうに返事して、よしよしって頭を撫でてくれた。
「ねぇ、ちゅーしていい?」
「・・・一回だけだよ」
「うん!」
そう言って、目を瞑ってくれたあ〜ちゃん。
ヤッベーー!!チョー可愛い。キスを待ってるあ〜ちゃんの顔だけでご飯三杯は食べれるね!
あたしは軽くチュってキスした。
キスが終わるとあ〜ちゃんはちょっと照れて俯いて、舌で軽く下唇を舐める。
実はこれあ〜ちゃんの癖。
いっつもキスが終わる度にこの癖をするんだよね。
たぶんあ〜ちゃん本人は気付いてないと思うけど、あたしはその癖が見たいが為にキスを沢山しちゃうんだよね〜。
だって、この癖を出してる時のあ〜ちゃんって・・・なんて言うか、すごくエロいw
ツンデレなあ〜ちゃんも好きです、でもエロいあ〜ちゃんはもっと好きです(某引越し屋さんのCM調)
「あ〜ちゃん、もっかいしていい?」
「えー、一回だけって言ったじゃろ・・・」
「いいじゃん。もっかいだけ、もっかいだけだから〜」
「もー。しょうがない子じゃね・・・」
あたしはあ〜ちゃんの首に腕を回して、ちょっと長めのキスをする。
キスを終えるとまたあ〜ちゃんはあの癖をする。
ヤバイっす!チョー可愛いよー。これだけでご飯三杯は食べれるね!
「もう・・・のっち、ちゅー長いよ・・・あ〜ちゃんドキドキしちゃうけぇ」
あ、あ〜ちゃん!?そんな頬をピンク色に染めて上目遣いで唇を濡らして言うセリフじゃないですよ!!
そんなセリフを言われたら、止まらなくなっちゃうじゃないですか!!!
「あ〜ちゃん!大好き!!!」
そう言ってあたしは理性が吹っ飛んで、あ〜ちゃんを押し倒した。
ガチャ・・・。
「ただいま・・・って、コラ!!5分で出来る事って言ったじゃろ!!!」
あたしは帰ってきたゆかちゃんに思いっきりおでこを殴られた。
この後、メイクさんがあたしのおでこに出来たタンコブを隠すのに悪戦苦闘。
マネージャーにも怒られた。
殴ったゆかちゃんと、あ〜ちゃんは素知らぬふり。
いやね・・・そりゃあ、5分で出来なかったあたしが悪いよ。
でも殴るコトはないよね。トホホ。
タンコブが治るまで、あ〜ちゃんはキスしてくれませんでした・・・。
負けるな!のっち!!
— Fin —
最終更新:2009年04月10日 01:08