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Kside


ってな具合に
不器用な二人をひっつけたは
いいものの…

相変わらずあ〜ちゃんはツンデレ〜ションだし
相変わらずのっちは変態ヘタレわんこのままだし

いっこうに進展しないもんだから

こうね、わかる?
あ゛ーーっ!ってなっちゃうの

そこで私が一肌脱ぎましょ?
楽しくなってきた〜www

まずは、舞台設定、それから出演者はのっちにあ〜ちゃん…
もちろん、舞台監督、演出、台本は全てわたくし!かしゆかの出番!

ではでは
レディース、え〜んどぅジェントルメン…
のちあ〜のツンデレラブラブの巻はじまりはじまり…


Nside


ってこらこら
始まりませんよ?
そんな小悪魔監督の舞台なんかに上がったが最後
泣くまで踊る事間違いなしではありませんかっ!

まぁ
ゆかちゃんの策略のおかげで
あ〜ちゃんと結ばれましたけどもね?でもね?
そのあのですね?

あの、んと…
ヘタレなりに頑張ったんですよ?

梅雨に入るちょびっと前にね?
ん?
あーそうそうさっきの昼寝タイムの数日前です。

その話し聞きたい?
しょうがないなぁ〜
調子に乗るな?
あ、そうですよね…

あれは雲がどんよりして今にも雨が降りそうな日だったなぁ






その日は
私の家でお泊りって事になってまして。
一緒に買い物に出掛けてたのですよ…手は繋げなかったけども。

帰り道に
「うぁ〜…なんか降りそうじゃねぇ」
「早く帰ろっか」

向こうの方からゴロゴロ聞こえてくるしさっきより雲が重たそうになってきた。

ってその瞬間に
ザーーーーッ
ピカッ
ゴロゴロっ

「きゃーーーっ!!」

あ〜ちゃんは耳を塞ぎながらうずくまった。
はいっ!のっちの出番だ!
私はあ〜ちゃんの手を掴み
買物袋を片手で持ち上げ走った。

家に着いた頃には二人とも
びっちゃびちゃ

あ、服透けてる…。




がたがた震えるあ〜ちゃんを
リビングに座らせ
バスタオルとホットミルクを用意した。

「あ〜ちゃん、ゆっくり飲んで?落ち着くよ」
「あ、ありがと」

よっぽど怖かったんだろうな
まだ震えてるよ

私はそっとバスタオルの上から抱きしめた。
あ〜ちゃんの震えが止まりますように、怖いのがどっかいっちゃいますようにって優しく抱きしめた。

「のっち、ありがと」
「いえいえ、のっちはあ〜ちゃんの王子様ですから」

クスクスと笑ってた
震えも止まってた。
どんなもんだい



あ〜ちゃんはそっとマグカップを床に置いて体勢を整えてのっちに抱き着いてきた。

そっと抱きしめ返す。

「ありがと」
「うん」

目が合う、ゆっくり近づいてく距離、お互いの息がゆっくり

交わった。

「…くしゅんっ」
「あ、ごめん。寒かったね、着替えだすよ」
「ムード台なしじゃね」

二人でクスクス笑って
また軽く唇を合わせるだけの
キスをした。




これでも進歩無しだなんて言わせにゃいのだ!

まぁそれっきりキスすらしてないけども…。

続けるかも?






最終更新:2009年05月30日 23:26