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あれからのっちとの距離は縮まり始めた。
私が何かをした訳じゃないけど、のっちは少しずつ変わろうとしていた。
そんなのっちを見守りながら、助けながら、もっと近づこう。
そして、ちゃんと気持ちを伝えないと。



講義が長引いていつもより遅くライブハウスに向かう。終電を考えると今日は長く居れないなぁ。
ライブハウスに向かう途中にある、小さな路地。
いつもなら見向きもしないけど、何故か気になった。
よく見ると遠くの方で街灯の下にうずくまっている人が見えた。
心配に思い近づいてみると…
「のっち!!」
駆け寄ると、意識はなく、体は冷たくなっていた。
「なんで!どうしたの!ねぇ、何があったの、のっち!」
泣きながら問い掛けても返事はない。



それからの事は記憶が曖昧だ。
とにかく、必死だった。


静かに眠るのっちを見つめながら考え事をする。
ねぇ、何があったの?あ〜ちゃんに出来る事ある?のっちの為ならなんでもするよ。だから、早く目を覚ましてよ。
のっちの事を想いながら、気付けば夢を見ていた。




つづく




最終更新:2009年07月22日 21:40