「——暑い…」
・・・いくらなんでも暑すぎじゃろ。
ゲーセンってこんなに暑いもんだっけ??
・・・いやいゃいや!?クーラー効いてないってどういうことよ!
これならまだ外におったほうが涼しかったんじゃない?
おっきい扇風機がいくつか置いてあるけん・・・ぬくい風しかこんし。
ゆかはこんなとこはよぉ出たいんじゃが・・・。
「——見てみてゆかちゃん!これ可愛くない!?」
・・・前言撤回。
UFOキャッチャーではしゃぐ、可愛いあ〜ちゃんが見れるならこんくらいの暑さ・・・我慢してみせる。
ぁ、言い忘れてたけど。
ゆか今、あ〜ちゃんとデート中なんよ。
途中までは普通にデートしてたんだけどさ
急にあ〜ちゃんがゲームセンター行きたいとか言い出して・・・
まぁ、あ〜ちゃんの行きたい所ならゆかは何処でもいいんだけどね。
「——ちゃん…」
ゆかはあ〜ちゃんが見れるだけで幸せだけぇね。
「——ゆかちゃん」
「あ、ぇ?…あ〜ちゃんどうしたん?」
あちゃー。
あ〜ちゃんに呼ばれとんの気づかんかったわ・・・。
「ゆかちゃん大丈夫?声掛けても返事せんから、ぼーっとしょぉったけど…調子悪いん?」
「大丈夫よ、
考え事してたんよ…ごめんね」
「考え事?…何考えとったん?」
「んー?…あ〜ちゃんのこと」
こういう時は素直に、笑顔で言うのが一番よね。
「っ!?…もー、ゆかちゃん!//////」
ぁは、ほっぺ膨らましながら怒ってくる真っ赤なあ〜ちゃんもかわいい。
ヘタレなのっちだったら絶対言えんセリフよねw
「むぅ、ゆかちゃんなんかしらん…//////」
お。
少し拗ねちゃった?・・・でもホントの事だしねぇ。
それに、拗ねたあ〜ちゃんもかわいい。
「ごめん…拗ねんでよあ〜ちゃん、ね?…んー、ほら久しぶりにプリ撮ろ?」
「は?…え、ちょ…ゆかちゃん!」
プリクラを撮るために、少し強引にあ〜ちゃんの腕を掴み移動をした。
拗ねてるあ〜ちゃんもかわいいけど、やっぱり笑顔のあ〜ちゃんが一番かわいいから。
機嫌を直してもらわなきゃ。
種類が多かったから一番近いところを選んだ。
「ほら、入ろう?」
「ちょ、ちょっとゆかちゃん!あ〜ちゃんまだ撮るなんて一言も言ってないよ!?」
あ〜ちゃんがなんか言ってるけど、気にしないでお金を入れた。
もちろんあ〜ちゃんが逃げないように手を握ったまま、ナイロン素材のカーテンを潜って中に入った。
荷物はその辺に置いて、撮影モードを選んで好きなデザインを決めて、撮影スタート。
「ほら、あ〜ちゃんそっぽ向かんでカメラ見て?」
「むー…」
あまり気乗りしてないようだけど、渋々付き合ってくれるあ〜ちゃん。
かしゃ。
まぁ、一枚目は普通にPease。
あ〜ちゃんは機嫌悪いです的な表情だったけど・・・ゆかにしてみればそんなあ〜ちゃんもめちゃめちゃかわいい。
「ほらほら笑って?あ〜ちゃんw」
撮ってるうちにだんだん笑顔になってくるあ〜ちゃん。
・・・かわいい。
少しハードルをあげて後ろから抱き付いて撮ってみたり
あ〜ちゃんの頬にちゅってしてみたり・・・
「ゆ、ゆかちゃん今、ちゅってしたじゃろ!?//////」
あ〜ちゃんの表情がころころ変わって面白い。
「えー。覚えてないw」
反応が可愛いからつい意地悪したくなってしまうゆかは悪い子でしょうか?
「あ、次のデザインあ〜ちゃんが決めて?」
四枚を撮り終わって次の四枚。
さっきはゆかが適当に決めちゃったから、今度はあ〜ちゃんに決めてもらうことに。
真剣に選んでるあ〜ちゃんの横顔がかわいいし
「ゆかちゃんも選んでよ」とか言ってくるし・・・
ゆか、もうどうかなっちゃいそう。
ぁ、撮影が始まったみたい。
二人で手を繋いで撮ったり、ぎゅってあ〜ちゃんに抱きしめてもらって撮ったり。
後の二枚は・・・ふふふ。
「あ〜ちゃん、ゆかのほう見て…?」
「ん?ゆかちゃ——んぅ!…」
あ〜ちゃんを自分の方に引き寄せて、少し強引なキス。
あ〜ちゃんの腰に右腕を回し左手は後頭へ、逃げられないように閉じ込めた。あ〜ちゃんはいきなりの事に驚いて、ゆかの服の袖をきつく握り締めた。
「んっ——ん、んぅ」
かしゃ
「…ん」
あ〜ちゃんの唇はやっぱり柔らかくって、温かくって、すごく甘い。
もっと、そう思って・・・舌を入れた。
「っ!——っ…はぁ、んっ」
かしゃ
「んっ!…ゅ、か…ちゃっ…ふぁ」
うっすらと瞳を開けあ〜ちゃんを伺うと、苦しげに眉をひそめ、それでも頬を染めてゆかの舌に一生懸命応えようとしていた。
抵抗する気がないのかゆかの袖をきつく握っていたあ〜ちゃんの手は、今はゆかの腰に弱々しく回されてあるだけ。
多分・・・袖、皺になっとるなw
「ふ、…んっく…ぅ、はぁっ」
ヤバイ・・・かわいい。
ゆか、あ〜ちゃん襲ってる。
でもさ。
あ〜ちゃんが可愛すぎるのがいけんと思うんよね・・・。
「ん、はぁ……ふ、ぅ……」
かしゃ
ん?
・・・なんか今のおまけの一枚を入れて全部の撮影が終わったみたい。
かなり名残惜しいけど、しかたなしにあ〜ちゃんから離れる。
「ん……ラクガキコーナー行こっか」
俯いて耳まで真っ赤に染めてるあ〜ちゃん。
理性が飛びそうになったけど我慢・・・。
「っ…ゆかちゃんの、あほ…///」
空いているあ〜ちゃんの手を掴んでラクガキコーナーへと向かった。
つづく
最終更新:2009年10月22日 20:07