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いつだったっけ?

2人で、海に行ったとき。
あぁ、、、あれは、彼女が大好きな、鎌倉の海。


肌寒い季節で、他に人なんかいなくって。。


カシャ、、、カシャ、、、、、


さっきまで、聞こえていたシャッター音が聞こえなくなったなぁ、、
なんて思って、振り返ると

右手で、キレイな円を作って
望遠鏡でも覗くように、右の瞳に当てていた。


—なにしてんの?
—ん〜?、、空がキレイだなって


確かにその日は、すごくキレイな空で
まばらに漂う雲に、もうすぐ暮れちゃうお日様から放たれる光のグラデーションが
たまらなく美しかった、、、、せつなかった。。。。。


—…だね、、、でもさ、普通に見るほうがよくない?
—かもしれんけど、こういうのもなんか違った感じでいいよ?

のっちもやってみなよ


そう、促されて、同じように右手で円を作り、瞳に当てた。

んー、、確かにこれはこれで、趣がある、、、かも。


—ね、なにが見える?
彼女の問いに
—え、、、空?
て、答えたあたし。

—えぇ、、つまんない〜w
ま、確かに
—…んじゃ、ゆかちゃんは?




すると


『2人の、未来』


なんて、なんとも言えない笑顔で答えるものだから

思わず笑っちゃったよ、、、、あまりに似合わなすぎて、、、
でも、、、あなたらしくって、、、あまりに、のっちの好みすぎて、、、


2人で、やわらかく笑いあった後、ふいに



ねぇ?・・・・そう言って、ゆかちゃんは

円になったままの手を、のっちの前に差し出した。

ん?・・・・よくわかんないけど、のっちはおんなじように、手を差し出した。



ゆかちゃんの円と
のっちの円が
こつんと、触れ合う。


—無限大、なんちゃってw


照れたようにはにかんだゆかちゃんは、とてつもなく可愛かった。


ゆかちゃん?


2人の未来は、無限大、、、、だよね?

うん、のっちも

そう、思うよ。



なのに、

くるくる、同じとこ回ってさ


時に、すれ違い

点となり、重なり合い、、、

また、、、くるくる、、、くるくる、、、、、離れ離れ、、、、


ねぇ


あの時、2人の円をかざした向こう側に見えた

1番星にたどり着くまで


後どれくらい


くるくる、、くるくる、、、


∞の中を


回り続けるの、かな?


ねぇ、ゆかちゃん?


気の長いのっちも


いいかげん、こういうのに


疲れてきちゃった、よ・・・





最終更新:2009年10月22日 22:06