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Side A

今日は良かったぁ、ゆかちゃん喜んでくれたし。色々あったけど・・・。
滅多に聞けないゆかちゃんの『大好きだぁ』も聞けちゃったし。

なんてほっこりして、お手洗いから二人のいる部屋へ戻ると。
なんじゃコリャ?

「ゆかが、あ〜ちゃんもりゃったんけぇにぇ。」
「じゃからってぇ、のっちの目の前であんなんじゅるい!」
「にょっちも、すればえかったニャン。」
「しょ、しょんなん、出来るわけなぃじゃお。」

なんの話しかと思ったら、さっきゆかちゃんに、プレゼントのお礼にってほっぺにちゅってされたんよね。
それをなぜか怒っとるのっち。

それより・・・。二人とも、呂律回ってないんですけど・・・。

あ、のっちの梅酒が空っぽんなっとる・・・。これのせいじゃね。

二人ともあたしが戻ってきても、気にせずにワーワー言うとる。
とりあえず、壁に寄っ掛かって、やり取りを見学。

「じゃけぇ、にょっちはヘタレなんよぉ。」
「そぉんなこと、なぁよ!」
「にゃら、しょーこ見してみぃよぉ。なぁ〜、あ〜ちゃぁん。」
こりゃ、ゆかちゃんのが優勢じゃね。


「ぅん?そうじゃねぇ。見てみたいもんじゃわ。」
酔ってるせいか、遠慮なく引っ付いてくるゆかちゃん。
普段こんなに甘えてこないから、なんか可愛ぃな。
まるで、あんまり懐いてこないネコが、ゴロゴロ擦り寄ってくるみたいな。ちょっと嬉しい。

「ぬぁあ〜!また、また引っ付いちょるぅ。」
「のっちは、何怒っとん?」
「どぅわって〜。ゆかちゃん、しゃっきから、あ〜ちゃんベッタリじゃぁ。」

「だって、今日はゆかちゃんが主役じゃけぇ、問題ないじゃろ?」
「にぇへへ〜♪ゆか主役ぅう〜♪」

ここで、いつもならムスゥッと諦めるのっちじゃけど。
「ぬぉっちだって!あ〜ちゃん、しゅきじゃもんっっ!!」
ヘタレのっちが言い切ったw。しかも、梅酒の力がプラスされててか、思っきし叫びよった。

ぶへぇw
飲んでたお茶、吹きそうんなって、あっぶなw

「こ、こりゃ!のっち!こんなトコで叫んだら、ご近所迷惑じゃ・・・。」
「あ〜ちゃぁ〜〜ん。」
あたしが注意し終わる前に、目の前まで来て、じぃーっと見て訴えてくる。

この目は、もっと、近寄っても良いかっていう、わんこのっちの合図。
「ぃあ、そんな目で見つめられても・・・。」
「だめぇ〜?」


てか、何でそんなに目ぇウルウルなんじゃ!のっち、いつもそんなに可愛くないじゃろ!
酔っとるせいか!?

だぁ〜、今日は払いのけられん。
「もぅ・・・好きにしさいな・・・。」

にへぇ、と笑って、あたしの肩に頭を預けてくるのっち。
かと思ったら寝よった・・・。
幸せそうな寝息が聞こえてくる。

はぁ〜。
あ、そういえばゆかちゃん・・・。
って、声がせんと思ったら、こっちも寝とる。


——・・・・・・う、動けん。

後片付けとか・・・せにゃいけんのじゃけどぉ・・・。

まぁ、なんか、もうちょい。この幸せな雰囲気を味わいたい気もするし・・・。
後で、みんなですれば早いしぃ。

ね?可愛ぃわんことニャンコさん?


<プレゼント>梅酒で犬とネコfin







最終更新:2009年01月13日 10:06