これまでの経緯 - (2006/05/20 (土) 11:19:36) の編集履歴(バックアップ)
「花とゆめ」にて芦沢あみがHMC努力賞を受賞した際、受賞ページ掲載されたあらすじを読んだ一部の読者が、ネットにて「踊り場ホテル」との類似について疑惑をかける。
しかし、あらすじとカットだけしか掲載されてなかったので、この時点で編集部に問い合わせた人の報告は今のところない。
その後「ザ花とゆめ」に掲載された本編を読んだ読者より「間違いなく踊り場ホテルの盗作である」との意見がネットに寄せられるようになる。
「踊り場ホテル」「未来への手紙」両作品を読み比べていない人間からは、「偶然では」とのフォローも最初見られたが、詳しい物語の内容や、実際の検証画像などが挙げられてゆく中で、どう好意的に解釈しても「盗作」であろう、との見解が主になってゆく。
この件について編集部に問い合わせをする人間が何人か出てきており、その返答が来るまでひとまず芦沢あみについての議論は沈静する。
しかし編集部からの返答が「出版社の対応」にあるまじきようなものだったため、このままでは盗作が堂々とまかりとおってしまうという危機感より、このような検証サイトが作成されることとなる。
過去に白泉社は、サンライズのアニメのキャラクターのみを盗作した受賞作品を、受賞取り消しにした経緯がある。にも関わらずキャラクターどころかほぼ全てを盗作している当該作品について何の処置もしないのは、盗作元の山口美由紀が自社作家であり、また性格的に穏やかな人である(らしい)ことと関連しているのではないかと、読者の間では危惧されている。
編集部の対応が当サイトに記載のとおりである以上、被害者の山口美由紀がアクションを起こさない限り、問題は表面化しないと思われる。
しかし、それなりの歴史のあるメジャー誌として、これだけ読者に深い疑惑と不快感を与える盗作(しかも長く同誌に貢献してきた現役作家の近年の作)を堂々と掲載したこと自体問題である。
また当該作品が漫画賞の受賞作品であったことから、当該雑誌を目指す漫画家志望者たちへ与える悪影響も危惧される。
そういった点を踏まえ、長年山口美由紀作品含め、少女に夢を与えてきた雑誌出版社として、今からでも誠意とモラルのある対応を望みたい。