[[時制>>時制詞]]や[[相>>相詞]]について詳しく述べてゆく。 **通時制と継続相 次の文を比較してみる。 但し、saajは、「好きである」という状態ではなく、「好きになる」という瞬間の動作を表す動詞である点に注意すること。 >①As saajun Usa melix.(私はこの本が好きだ。) >②As saaj enxur Usa melix.(私はこの本が好きだ。) 相とは動作の進行具合を表すものである為、常に"動作の終了"の存在が意識下にある。 その為、②は「今はこの本を好んでいるが、ずっとそうとは限らない。」というニュアンスがある。 ①は、過去からずっと好きで、今も好きで、未来も好きであるというニュアンスがある。 **進行相と完了相と継続相 次の文を比較してみる。 但し、obozは「目を向けて対象を認識する」という動作を表す。 >①As oboz entor Ox.(私は彼を見ている。) >②As oboz enmar Ox.(私は彼を見ていた。) >③As oboz enxur Ox.(私は彼を見ている。) ①は、obozという動作の一コマを表す。 ②は、obozという動作は終了し、現在は行っていない状態を表す。 ③は、obozという動作を過去から行っていて現在も行っているという状態を表す。 **継続相と反復相 次の文を比較してみる。 >①As oboz anxur Ox.(私は彼を見ていた。) >②As oboz anker Ox.(私は彼を見つづけた。) ①は、単に「見る」という動作の一環として、「見ている」というニュアンス。 ②は、何か理由や意図があって、「見ている」というニュアンス。 **通時制 (編集中)