状態詞は形容詞や副詞に当たる品詞。
一つの状態詞は、用法によって語尾が三つの形に変化し、四つの用法を持つ。
独立形(辞書形)
語尾はoになる。
繋辞を使った文で、状態詞が補語になる時の形。
用法名は独立用法(補語用法)。
辞書の見出し語はこの形になっている。
係在形
語尾はaになる。
名詞を修飾する時の形。
用法名は係在用法。
係述形
語尾はeになる。
述詞(動詞・状態詞)を修飾する時の形。
動詞に掛かる用法を係動用法、状態詞にかかる用法を係状用法という。
程度状態詞
状態の程度を表す状態詞で、ふつう係述形で使う。
語形が近いが、聞き間違えても大きく意味を取り違えることはない。
又、厳密に言う必要がある場合は、語頭の母音を強く発音する。
程度 |
程度状態詞 |
訳例 |
強 |
eko |
~過ぎる |
↑ |
oko |
非常に~ |
ako |
とても~ |
中 |
iko |
やや~ |
↓ |
ufo |
あまり~ない |
efo |
とても~ない |
弱 |
ofo |
全く~ない |
頻度状態詞
動作の頻度を表す状態詞で、ふつう係述形で使う。
程度状態詞と同様、語形が近いが、聞き間違えても大きく意味を取り違えることはない。
又、厳密に言う必要がある場合は、語頭の母音を強く発音する。
頻度 |
頻度状態詞 |
訳例 |
強 |
exo |
いつも |
↑ |
oxo |
頻繁に・よく |
axo |
しばしば |
中 |
ixo |
ふつう |
↓ |
upo |
偶に |
epo |
稀に・ほとんど~しない |
弱 |
opo |
全く~しない |
最終更新:2012年12月30日 18:12