<鑑賞>
風邪で喉をやられたパッピローニ。そのガラガラ声のままコンビニで買い物をしていたところ、店員の女性の様子がどうもおかしい。パッピローニが言葉を発するたびに、スカートの奥で太腿と太腿を擦りつけているのだ。そしてそれと同じようなことがこの女性以外でもたびたび起こる。パッピローニは枯れた自分の声が、子宮を震わせるというあのベース音と同じ効果を女性にもたらしていることに思い至り……。
<解説>
このあとパッピローニが与えた刺激をきっかけにして臨月の妊婦が産気づき、停止したエレベータの中で他の乗客も力を合わせなんとか元気な女の子が誕生する、という驚きの展開を見せる人情噺。みんな力を合わせて快適な社会を作り上げているんだね。今年の春から道徳の教科書に載るとか載らないとか。
最終更新:2009年12月02日 09:14