姫際可

≪クラス≫:ランサー

【真名】:姫際可
【属性】:中立・中庸

【筋】:A
【耐】:E
【敏】:A
【魔】:E
【幸運】:E
【宝具】:D

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        {\|     ⌒父少         ∧      \  ∧
       {^{ { {^{_    ∧          / \      \   |
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【特徴】:英霊・拳法家

【クラススキル】
◆対魔力:E
  魔術に対する抵抗力。
  完全には無効に出来ず、ダメージを多少軽減する程度。

【保有スキル】
◆心眼(真):A
  修業・鍛練によって培った洞察力。
  窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導きだす戦闘論理。
  逆転の可能性がゼロで無いのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰りよせられる。

◆宗和の心得:B
  同じ相手に何度同じ技を使用しても命中率が下がらない特殊な技法。
  常にランサーの攻撃が見切られる事を防ぐ役割を果たしている。
  ランサーの場合は、下記のスキルと合わせる事での変幻自在の攻勢がそれにあたる。

  ◆中国武術:A+++
  中華の合理。宇宙と一体となる事を目的とした武術をどれだけ極めたか。
  修得難易度が最高レベルのスキルであり、Aランクでようやく「修得した」と言えるレベルである。
  このランクならば達人中の達人とも呼べる修得度で、様々な流派の派生元となったランサーならば至って当然のレベルである。

【宝具】
◆『神槍拳譜(おごり、ひゃくまでおぼえず)』


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 種別:対人宝具 ランク:D レンジ:1 最高捕捉:1人

  ランサーの持つ遥か古代に失われた拳法・槍術の奥義の記された秘伝書。
  ランサーはこの奥義を全てを解析、理解、昇華させる事で、新たな流派として世に伝えた過去を持つ。
  中華拳法の事実上の開祖の一人とも呼べるランサーは、現存するほぼ全ての中国武術を理解でき、様々な流派や武術に存在しうる
  一対一での拳法も、一騎当千の力を奮う事も可能となる。
  因みに他者に教える事でその人物に技を教える事も可能だが、中国武術自体が最高難易度の修得レベルの上に
  一つの修得に凄まじいまでの期間を要する為、聖杯戦争期間中に身に付ける事はまず不可能。

【来歴】
 心意拳、形意拳の開祖である、中国の明末から清初において活動した武術家。
 字は龍峰。山西省の蒲州尊村(永済市)出身。

 幼き頃は少林寺において修練を積み、容易く一通りの技を修得した。その後は少林寺山を下山して
 各地の武術家との交流、そして仕合いを目的に、その身一つで放浪の旅に出たとされている。
 その旅路の途中、終南山において土砂降りに合い、古寺に寄った際、そこに居を構える神仙から、古代中国の武術家である岳飛が記した秘伝書『武穆王拳譜』を授けられる。
 姫際可はこの書の解析に数十年を費やし、遂には失われたとされる武術を当代に復活させた。

 この武術を伝える為に、姫際可は再度旅に出るが、結局伝授出来たのはただの一人だけだった。
 当時の洛陽の科挙試験に首席合格し、高級官僚となった正真正銘の天才である曹継武である。
 姫際可は晩年も指導を続けたが、この曹継武一人を除いて修得出来た者は他には存在せず、習得を終えた曹継武はこの武術を変化させ、新たに『心意六合拳』として世に伝わらせた。
 そして、曹継武の教えにより流派が無数に枝分かれして、現在の中華拳法の礎となったのである。

 姫際可の中華拳法は槍術を基盤として練り上げられており、『神槍』と謳われる数少ない達人中の達人でもあった。
 この称号を持つ存在は姫際可の他にはただの1人。『二の打ち要らず』とも呼ばれる八極拳法家、李書文のみである。

【聖杯への願い】
 本人曰く願いは無し。ただ呼ばれたから応じたとの事。

【性格】
 完全平等中立中庸主義者。その為誰彼構わず丁寧な物腰。
 中華の合理を極め尽くし、宇宙との一体化を果たした事によって落ち着きと余裕を感じさせる風采。

 万事何でもいいという飄々とした態度で、マスターもサーヴァントも同盟相手も敵対者も等価値。
 単に邪魔だから、向かってくるから退かす程度の意味しか持たないのである。
 その在り方はまるで機械かサイボーグか。その位に人間味が薄い。
 他者の干渉を受けぬその性格は、その両極端なステータスにも表れている程。

 それは一種の悟りを開いたからか、はたまた本人の才能があまりにも在り過ぎたからなのか。
 その精神は、余人には無茶苦茶にも感じられる絶対平等主義も彼は当たり前と受け止める。
 しかし所謂自己愛とはまた違う。常に自らに陶酔する事も無ければ、自身の功績を自慢する事もない。
 要するに、他者に対する感傷が著しく欠損しているのである。他人の存在が感知しきれていない。

 他の追随を許さぬ才能は、文字通り他人を引き離す。
 中華の合理を突き詰め続けるという事は、不必要。不純物である凡人を自らから排斥するという事である。

 故に、驕りはあり得ず。幾ら自分が他者を圧倒するであろうとも。
 何時何処何奴でも、自分を上回る存在が表れるかもしれないから。自分の理解を越える物があるかもしれないから。
 終南山にて渡された、伝説の武術書を読み耽ったあの時の感覚を、周囲に研磨され、教える限りの全ての武術を習得した曹継武の持つ光を忘れない。

 自覚症状は無いが、かなり重度のバトルジャンキー。かなり積極的に戦闘を行いたがる。
 それは、『研磨されて光輝く人が見たい』という、本人も自覚していない望みを秘めている故の衝動である。

【AAもしくは容姿】

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          乂  /ニニニニニニ|二ニニニ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  、__________.ノ
.         /.:/=ニニニニニニニ|ニニニ=/                {二二二二二}
      /.:.:./ニニニニニニニニニ|ニニニ/                 \ニニニニ〈

 鑢七実(刀語)

【行動方針】
 天衣無縫。あるがままに。

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最終更新:2016年09月11日 18:04