ジョン・ホークウッド

≪クラス≫:ランサー

【真名】:ジョン・ホークウッド
【属性】:中立・中庸

【筋】:C
【耐】:D
【敏】:C
【魔】:E
【幸運】:C
【宝具】:D+

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【特徴】:英霊・傭兵

【クラススキル】
◆対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】

【保有スキル】
◆傭兵特権:B+
 金銭などの利益により主従関係を定め、暫しの忠誠を雇い主に捧げる傭兵が得られるスキル。
 マスターを失った場合、このスキルは同ランクの“単独行動”スキルとして機能する。
 また、戦闘中の魔力消費を一時的に増大させる事で、戦闘能力を底上げする事が可能。

 【マスター死後、このスキルはBランクの“単独行動”スキルとして機能する。】

 【戦闘開始時に宝具1回分の魔力を支払うことで、全ステータスを1ランクアップさせる】

◆話術:D+
 言論にて人を動かせる才。
 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。
 ランサーの場合、雇い主との話し合いや敵との取引など、戦争に関する交渉事で更に有利な補正が得られる。

 【交渉時の判定で、スキルランク分÷2の補正を得る】

 【それが聖杯戦争に関わる判定の場合、さらにスキルランク分÷2の補正を得る】

◆危険察知:C
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる天性の才能による危険予知。

 【奇襲を受けた際の負傷判定時、スキルランク分の回避補正を得る】

 【戦闘判定時、敵陣営が強制有利(一の位0)を出した場合でも、そのまま“0点”として扱い判定を行う】

◆守護騎士:E-

 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 取得条件を満たしている為にスキルとして獲得しているが、傭兵であるランサーの気質と相性が悪い為に低ランクに
 留まっている。
 また、このスキルを使用する為には、マスターはランサーに相応の魔力を支払わなくてはいけない。

 【自拠点での戦闘の際、戦闘開始時に宝具1回分の魔力を支払うことで、【耐】を1ランクアップさせる】

 【マスターに負傷判定が発生した際、スキルランク分の回避補正を肩代わりしても良い】

【宝具】

◆『一人背負う白鴉の群れ(コンパニア・ビアンカ・“オーバーラップ”)』

 ランク:D+ 種別:対軍宝具→対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:1~5

 ランサーがかつて率いた、“白の軍団(コンパニア・ビアンカ)”と呼ばれた傭兵集団の限定召喚宝具。
 かつての仲間の武器“のみ”を、自身の武装とほぼ同一の場所、同一の時間軸に重ねるように召喚する。
 振るう槍にワンテンポ遅らせて複数の斬撃・刺突を出現させて放つ事で、相手に反撃の隙を与えない。
 元々は“白の軍団”の槍兵を召喚する対軍宝具だったが、魔力消費量の大きさを懸念したランサーは使い勝手の良さを
 重視し、武器のみを召喚するこの対人用の使用方法を編み出した。
 また、ランサークラスでの現界ゆえ、召喚し使用できる武器は槍のみに限られる。

 【戦闘開始時に発動可能】

 【優位取得後の次ターン、戦闘判定で【筋】【敏】が選択された場合、宝具ランク分の補正を得る】

※宝具の応用
 ◆『壊れた幻想(コンパニア・ビアンカ・“ブロークン・ファンタズム”)』

 ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大補足:1~20

 壊れた幻想。ランサーの切り札。
 『一人背負う白鴉の群れ』で召喚された武器は通常、一度攻撃判定が発生した後はそのまま消失する。
 が、ランサーの任意で、特定の武器を消去せずその場にトラップとしてそのまま残す事が可能。
 相手のタイミングを計り、周囲に散らばった武器を起点として“壊れた幻想”を発動させる事で、大爆発を引き起こす。
 爆破した武器は以後召喚することは出来なくなるが、2000名近い傭兵団の武装はそうそう尽きる事は無く、大きなデメリットは存在しない。
 “壊れた幻想”という初見殺し、不意打ちの使い方ゆえ、対策を練られれば効果は激減する。
 その為ランサーは、基本的にこの使用方法はマスターにすら秘し隠し、使う際も相手を確実に消滅させられる時のみ、切り札として使用する。

 【戦闘開始時に、『一人背負う白鴉の群れ』を使用しており、また、敵陣営が優位を2つ以上取得した、または自陣営が優位を2つ以上取得したタイミングで使用可能】

 【敵陣営がこの宝具の“壊れた幻想”による攻撃方法を知らない場合、強制有利を1つ獲得し、更に敵陣営に負傷判定を行う。負傷判定時は、戦闘ターン数分のマイナス補正も付与する】

 【敵陣営がこの宝具の“壊れた幻想”による攻撃方法を知っている場合、敵陣営に負傷判定を行う】


【来歴】
 ジョン・ホークウッド。
 14世紀のイタリアで活躍した、イングランド出身の叩き上げの傭兵隊長。

 青年期、百年戦争初期においてイングランド軍に参戦し、エドワード黒太子と共に数々の戦いに参加。
 (この際、エドワード黒太子が騎士の位を彼に与えたとするが、記録はない)
 その後はフランスに渡り、アルブレヒト・シュテルツ率いる傭兵団“白の軍団”の中核を担ったが
 アルブレヒトが別の傭兵団“星の軍団”を編成する為に去っていった為、“白の軍団”の新たな傭兵隊長として活動を開始した。

 イタリアで多くの雇用主の元で戦い、その指揮官としての実力からレ・アクート(イタリア語で“鋭い者”)と呼ばれるようになる。
 傭兵らしく契約によって次々と敵味方を変え、昨日まで味方だった相手と戦う事も少なくなかった。

 契約を交わしていた教皇の命で、“チェザーナの虐殺”を起こすなど、非道な人物としても名を残した。
 ホークウッド自身は、教皇に虐殺を止めるよう談判したとされるが、現在は作り話であるとされている。
 もっとも、この仕事を最後に彼は教皇との契約を打ち切っており
 これを契約に従うしか無かった傭兵ホークウッドの反感と嫌悪感による選択であったと見る者も少なくない。

 晩年はフィレンツェの総司令官となり、報酬として国庫から膨大な金貨を吸い上げたが、その代わり周辺都市の軍事的な安全を保証する守護神として君臨した。
 ミラノのジャンガレアッツォとの交戦を最後に傭兵を引退し、故郷イングランドへの帰国を望んだが、その準備中に病死。
 危険と隣り合わせだった傭兵隊長には珍しく、戦場ではなくベッドの上で天寿を全うした。


【聖杯への願い】
 受肉。

 周囲からの評価はさておき、ホークウッド本人は、常に自分以外のものの為に戦い続けてきたつもりだった。
 金の為に戦い、仲間の為に戦い、雇い主の為に戦い、傭兵団を維持する為に戦い、新しく出来た故郷を守る為に戦った。

 若干ワーカーホリック気味だったとも自覚しており、そのせいで生前に故郷イングランドへ帰れなかった事もあった為
 受肉後は自分の為だけに余暇を楽しむのが願いになっている。
 色々と世界を見て回り(特に故郷イギリスのシブル・ヘディンガムや、イタリアのフィレンツェ)、自由気ままに生きるつもり。

 なにかの為に戦い続けた傭兵は、今度は自分自身の願いを叶える為に聖杯戦争に参加する。
 もっとも、まずはサーヴァントとして、マスターを守る為に戦う事になるのだが。


【性格】
 ぶっきらぼうだが、中身はかなり几帳面な性格。
 他人の世話を焼くのは嫌いだ、と言いながらも、完璧主義が祟ってついつい口と手を出してしまう損な性分。
 妻子を大切にし、友人が捕虜になった際は執拗に解放を迫るなど、自分に近しい立場の人間にだけは気を配る。
 微妙にワーカーホリック気味な仕事人間。

 目的の為なら手段を選ばないところがあるが、傭兵だけあって契約を最重要視している為、マスターに対しては非常に従順。
 事前に言い含めておけは、戦い方もマスターの意を汲んで周囲への被害を慮ってくれる。
 無茶な命令にも従ってはくれるが、それでもそれを繰り返すと契約の穴を突いて合法的にあっさり裏切るので注意は必要。

 傭兵のステレオタイプのような、手当たり次第に物を奪い、それを浪費する掠奪者。
 …とはかけ離れた真逆の性格で、稼ぎや損得を慎重に計算し、常に利益に目を光らせる抜目のない男。
 サーヴァントになってからもそれは変わらず、ことある毎に報酬として金をせびってくる。
 ちなみに、金の使用用途は願いを叶え受肉した後の活動資金にする為。
 聖杯戦争に敗北した場合は債務不履行としてきっちり返金してくれるので、先行投資として支払うのも一興。

 15世紀頃には廃れつつあった、「騎士道」と呼ばれるモノを捨てきれなかった終わりの世代でもある。
 古臭いと感じつつも、冒険精神やその文化的基盤、戦士同士の連帯感や仲間意識、戦闘に関する作法等、ほんの少しだが影響を受けている。
 普段は冷静沈着な仕事人然としているが、仕事とあまり関係の無いところでは「仲間のピンチに颯爽と登場!!」等の
 いわゆるヒーロー的な燃えるシチュエーションでは熱くなってしまう所がある。

 虐殺を行った逸話等とは裏腹に、普段のホークウッドは決して悪人には見えず、むしろ何だかんだで面倒見の良い兄貴分でもある。
 だが、必要と判断さえしたならば、どれだけでも冷酷・残忍な手段を用い、おぞましい奸計を巡らせる悪辣さを持つ。
 愉しむのでは無く、悲しむのでも無く、ただ無感動に。
 仕事だから、という理由だけで、チェザーナの都市一つ数千の人間を機械的に皆殺し滅ぼす危険性こそが、かつて「絶対に敵に回してはいけない男」と言われた傭兵の本質である。


【AAもしくは容姿】

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            _Y´ ,′   /        ,. ・"´  \
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 グリード(鋼の錬金術師)

【weapon】
 無銘ながらよく手入れされた、輝きを放つ鋭利な槍(無銘)。
 ランサーが率いていた傭兵団は、武器を白く光り輝かせていたことから“白の軍団(コンパニア・ビアンカ)”と呼ばれた。


【行動方針】
 基本的にはマスターの指示で動く。悪手には口を出すが、一応は従ってくれる。
 ランサー任せにすると、陣地選びから攻撃のタイミング、同盟交渉までやってくれるのでとても楽。ただし有料。

 自己強制証明(セルフギアス・スクロール) 大好きなので、他陣営との交渉や同盟の際は可能な限り用意して契約を結ぶ。
 (ついでに、合法的な契約の抜け穴・抜け道も可能な限り仕込んでおく)
 ただし、ランサー自身は字の読み書きが出来ないので、契約文面はマスター任せになってしまう。

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最終更新:2017年12月08日 20:43