H.P.ラヴクラフト

≪クラス≫:キャスター

【真名】:H.P.ラヴクラフト
【属性】:中立・中庸

【筋】:E
【耐】:E  
【敏】:E  
【魔】:E  
【幸運】:E  
【宝具】:E

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【特徴】英霊・作家


【クラス別スキル】
  ◆陣地作成:×
  自らに有利な陣地を作り上げる能力。
  キャスターは本職の魔術師でないため、工房作成技能を持たない。

  【スキルを持たない】

  ◆道具作成:×
  魔術的な道具を作成する技能。
  魔術師ではないため、魔力を帯びた道具の作成は不可能。
  しかし宝具を応用することで、器物を特定のアイテムに加工できる。

  【スキルを持たない】

【保有スキル】
  ◆科学主義:C
   生前、既知のオカルトを認めていないことから得たバッドステータス。
   サーヴァントとしての能力値が極限まで低下しており、
   彼の行使する神秘のほとんどはひどくランクが下がっている。

  【ステータスオールE、クラススキルなし、霊体化不可、魔力消費なし、単独戦闘不可の状態に強制的におかれる】

  ◆精神汚染:D
   海洋生物や混血という存在に言いようの無いまでの恐怖感を抱いている。
   彼の執筆する作品に多大な影響を与えている悪性スキル。

  【このスキルランク以上の精神干渉に対し、反応を【恐怖】に固定させる】
  【【恐怖】に陥った場合、全ての行動に-補正】
  【『異界幻燈・暗黒神話』の生成物に対して、精神抵抗判定を必要とする】

  ◆神々の加護:A+
   ……異邦の神々による運命干渉。キャスター自身も知らない隠しスキル。
   危機的状況において“生き残る”ことを最優先し、破格の幸運を引き寄せる。
   またキャスターに対する運命干渉の効果をランク分削減、無効化させる。

  【キャスターの生存判定に大幅な上方補正】
  【『因果逆転』、『因果固定』を始めとする運命干渉をA+まで無効化。それ以上をランク分削減】


【宝具】
  ◆『異界幻燈・暗黒神話(プロジェクション・コズミックホラー)』

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ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 

  宝具『銀鍵機関』により、執筆対象の宇宙的諸角度を変更するエンチャントの亜種。
  文学的要素を含んだ文章にて対象(オブジェクト)を描写(執筆)することで、
  文章を元に対象を俯瞰する宇宙的諸角度の視点を変更し、文章上の異界秩序へと改竄する。
  キャスターの想像力と執筆力に由来する改竄という制限を除いては、
  他に魔力消費をはじめとした一切の必要条件は存在しない。
  異界秩序に改竄された存在は、“文章の破棄”、“時間経過による世界の修正”、
  “キャスターの消滅”、のいずれかを満たすことで元に戻る。

  【霊装として【暗黒神話】を作成可能】
  【【暗黒神話】の対象として描いた相手に様々なステータス変動、スキルの付与、宝具の改竄などを行える】
  【この効果はキャスターがその執筆にかけた時間に比例する】
  【【暗黒神話】の破壊、キャスターの消滅、執筆時間と同じ時間の経過、のいずれかの条件を満たした場合、以上の効果は消滅する】


【来歴】
   ハワード・フィリップス・ラヴクラフト。
   20世紀初頭に活躍したアメリカの怪奇幻想作家であり、所謂「クトゥルフ神話」の創始者である。
   宗教を一切信用しない無神論者であり、天文学、アラビア語など多種多様な学問に精通した人物だった為、
   吸血鬼や狼男といった伝説の怪物が闊歩する、古典的な恐怖小説が主流な時代において、
   当時の最先端の科学的発見に基づいて、徹底的にリアリティを追求した恐怖小説を執筆。
   星辰の彼方から飛来した人知を絶する驚異を描き出す『宇宙的恐怖(コズミックホラー)』を作り出した。

   ――『この世に善なる神は存在せず、人類は救済を得ることは無く、邪神の前には滅ぶしかない』。

   後にオーガスト・ダーレスを主とする作家たちによって、体系化されたシェアード・ワールド『クトゥルフ神話』。 
   それらの原点は彼の、妙なフォルムを持つ海洋生物、有色人種や混血といった異人種に対する病的なまでの嫌悪感であり、
   そういった『異質な存在』への怖れが名状し難きものどもの陰鬱で悍ましい気配を漂わせる恐怖描写へ繋がった。

   だが表舞台に出なかった生前は文学者としてまともな評価を受けることなく、
   様々な不幸に見舞われた挙句孤独の内にこの世を去った。
   死後、文通仲間だった作家たちがラヴクラフト作品群―――『クトゥルフ神話』作品を普及させようと尽力した結果、
   作品の価値が見直され、再注目されるようになり、現在では近代怪奇小説の大家として扱われるまでになった。

   おなじみ、『クトゥルフ神話』の原点にして一つの作風を完成させた怪奇幻想作家。
   日本のファンの中では「御大」の愛称で親しまれている。
   本人曰く、『クトゥルフ神話』の名称はダーレスたちの作品であり、自身の作品は体系化しておらず神話ではないとの事。
   (※仮に名づけるとすれば私の作品は『ヨグ=ソトース神話』だな、と言った話は非常に有名。宝具はこれを反映)

【聖杯への願い】
   特になし、強いて言うなら受肉して現世を楽しみたい。

【性格】
   幼年期から病弱キャラであり、祖父がいた頃は好物ばかり与えられていたなどかなり甘く育てられたようである。
   好きなもの、アイスクリーム、猫、風景、文通。苦手なもの、海産物、有色人種、混血、無貌(ナイトゴーント)。
   特にアイスクリームに関しては大食い競争の時に7パイント(3.29ℓ)も平らげたらしい。

   特に文通は『クトゥルフ神話』構築の最重要ファクターを占めていると言っても過言ではない。
   現代に召喚されたならば、暇なときはいつも掲示板やツイッター、ブログに噛り付いているかもしれない。
   多分、煽りにはマジレスで返す。
   また特技は添削。大体彼が添削するとほとんどが彼の文章に書き換わってしまうこともしばしば。

   他人の作品は過大も過小もなく厳密で最適な評価を下すが、
   生前一冊しか表舞台に出てこなかったためか、自作に対しての評価は異常なまでに低め。
   自分の作品を読むくらいならむしろ友人たちの作品を読めと薦めてくるほど。

   少年期の姿で呼び出された理由は『想像力・発想力が高いため』。
   実際、執筆したのは成年期であるが、彼の夢想家としての想像力は幼い頃の方が富んでいた事で知られる。
   だが想像力に富み、感受性が高いということは同時に諸刃の刃でもあり、
   些細なものが恐怖の対象になり、ラヴクラフトという存在のメンタル強度を低下させている側面もある。


【AAもしくは容姿】

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   }{                 ,、'"  ,,          ハ、                   /
   、ヽ              ,,'"  /      ,,   ̄ ノ-、 ̄㍉、    _          /
    } {           ,,'"  _「 7.ィ    ./ ィ'" ̄  ̄ヽ_〕_つぅ廴_,ィ二 ≧x、    _,. '"
    } .乂___  ,,<二二二_∧/イ     / __レ''" ̄ ヽ≦二二二二二二二ニ>、≦   /
    、     ,,<二二二二二二廴_L --ミ{/_、       ∨二二二二二二二二リ   ,,'"
     ≧=-彡二二二二二二二ニ厂、_,、     }         l二二二二二二二二7_,ィ
     ,,'"  ∨二二二二二二〔 う       _j         从二二二二二二二7   ̄ ̄`' 、
    /   /`<二二二二二〔 `つ _,  /  .∧ノ  _,.,,,,..._ノ ̄ ̄≧=-=ニニニ7           ヽ
  /   /   ∨二二二二ニT 、 --ァ'" ,..イ_ ̄ ̄_ し }    /二二二二二7           ノ
 ./   ./     ∨二二二二_∧´ '.(_//¨¨¨⌒¨¨¨¨^ヽ/イ  ./二二二二二7        /
 ′  / i        ‘<二二二二_∧  ‘、 i{、_,......,........____ノ .l ./二二二二二7 、      / ./
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     .l         ,  /    イ二> 、/`T⌒レヘ  寸二二二二7  ./ l 、
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メアリー(Ib)

【行動方針】
   引きこもり一択。戦争とか嫌いだし。

【備考】
   クトゥルフ神話の原点であるラヴクラフト。
   その作風の根底には彼の海洋生物、有色人種や混血への病的なまでの嫌悪感が存在するといわれる。

   ――では、穢らわしいと考えたそれらを病的までに嫌悪する彼の精神のルーツはどこにあるのか?

   実は幼いころラヴクラフトは、夫の浮気から精神を病んだ母親に女の子の服を着せられ、
   『お前は男だ。穢らわしい』と自らの性を一時的とはいえ否定され生活させられていたと記録される。
   病的なまでに穢らわしいものを嫌悪する彼の精神的異常性は、もしかしたらそこから来たものかもしれない。

 ◆精神呪縛:D
   精神汚染とは趣が異なるスキル。
   母親の歪んだ愛により、ねじ曲げられた自己嫌悪の精神。
   自己の男性性を穢らわしいものと認識しており、肯定的に見ることができない。

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最終更新:2015年04月24日 02:39