街中はさながら高度な文明を思わせる未来世界のような外観で、島の中央にある高い塔には、『助ける者』が島を管理するためのコントロール中枢設備が置かれている。
スーザンの記憶からこの島に母親がいることを知った
フィンは、島の人々の中から
『助ける者』の仕事に従事する女性・
ミネルバ・キャンベルを発見するも、
ジェイクが街中で騒動を起こしたことから囚われの身となってしまった。のちにDNAスキャンによってフィンは解放され、母親ミネルバと再会することができたが、今のミネルバは全て人格マトリクスを移植された
ロボットとなっており、さらに息子に「安全な島で暮らしましょう。島からの脱出は認めない。」と言い放った(
#127-A)。自身と人間たちの島からの解放を望んだフィンに対し、ミネルバは“全島民の頭脳の強制再アップロード”という強硬手段に訴えたが、フィンの今までの経験に基づいた説得によってなんとか事なきを得た。フィンの“ウー大陸の助ける者”としての経験と覚悟を理解したミネルバは、島を離れるフィンをVRを介した抱擁で送るのだった。(
#127-B)