初めて片手プレイをする方へ


「片手プレイ」と「片腕プレイ」について

片手プレイ、片腕プレイとは、Project DIVA Arcadeのプレイ方法のひとつである。どちらも片手、片腕のみを使ったプレイであり、肘を使うか否かによって片手と片腕の区別をする。

譜面属性と難易度について

片手しか使わないため、両手の場合よりも打てる譜面に制限がかかる。両手との違いに慣れ、どのように打てばコンボがつながるのかを身につけるのがクリア、パフェへと繋がるだろう。

乱打

片手で○から△まで処理をしなければならないため、手に倍の負担がかかる。それだけならいいが、実際には下記の要素が混じって難易度が上がっている。

同時押し

隣接した同時押しで有れば両手プレイ時と大して変わらないが、離れた配置の同時押しや全押しなど必要に応じて肘を使用する必要がある。肘を使った運指は同時押しの押し方も参考にしてほしい。また、時には打つのが難しい同時押しをWrongでごまかしたり、同時押しを単押しのみの交互押しや階段のように捉えてタイミングをズラして押す(逆餡蜜)技術も役に立つ。片腕プレイにおいては逆餡蜜は使えたら運指の幅が広がる程度だが、片手プレイにおいては逆餡蜜は必須な技術なのでマスターしておきたい。

縦連打

片手連打が苦手なプレイヤーにとっては16分の長連打は脅威となるだろう。☆8あたりから長連打が多くなってくるため、痙攣連打、トリル連打などの技術を身につけておくとよい。詳しくは下の項「連打の種類」にて記す。

トリル(交互連打)

同時押しと同じく、隣接したトリルや、指が届くのであれば◯□のような1つ離れたトリルなどは指を広げて手のみで打つ事が可能である。しかし、◯△の様な離れた配置のトリルや、一部の高難易度譜面に見られる同時押しの混じるトリルなどはどうしても物理的な問題が生じるため、肘と手を波打たせるようにしてトリルをする(肘トリル)技術をマスターする必要が出てくる。肘トリルが出来るだけでPERFECTクリア出来る曲の幅はぐっと広がるので是非マスターしたい。

スライド

通常のノーツよりも判定が甘く、ロングスライドなどもスコアの稼ぎどころだが、両手プレイ時と違いスライドとボタンの分業をする事が出来ないのでスライドの動きが大きくなると次のノーツに間に合わなくなってしまいミスを生んでしまうのでなるべく小さい動きで繋げる必要がある。また、ロングスライドも2本指を立てるようにしてスライドすれば倍の速さでスライドが入るので活用したい。
スライドで一番の脅威となり得るのが→→、←←、→←、←→などの同時スライドだが、これらはスライダーのすべり具合や肌の調子でも安定感が変わってしまう非常に厄介な存在であり、練習で安定性を高める事は可能だが残念ながら100%安定する方法は無い。コツとしては親指と他の指を使って指2本でやる事だが、これは同時スライドの多い譜面をやり込む事で自分に合った方法を見つけ、徐々に慣れて行くしか無い。上手い方の手元動画を参考にしても良いだろう。

肘について

上記の項目でも触れたが、片腕プレイの場合同時押しやトリルなどで物理的に届かない配置の譜面には肘を用いる事で対処する。正確には肘の少し内側の柔らかい部分を用いるのだが、慣れていない内は肘をボタンや台にぶつけて怪我をする恐れが有り、筐体にもダメージを与え兼ねないので低難易度譜面で少しずつ練習して慣れると良いだろう。また、長袖を着てプレイする事で多少肘を保護する事も出来る。

高難易度のごまかしについて

片手、片腕プレイは当然縛りプレイであり、高難易度に挑戦すれば当然どうしても押せない譜面も出てくる。その時大人しく閉店するか、無理やりにでもクリアするかはプレイヤーのポリシーに任せるが、違うボタンを押してWRONGを出す事でWORSTよりかは幾分か体力ゲージの減少量を抑え、クリア出来る曲の幅を広げる事も出来る。
知っている方も居るかと思うが、同時押しをその同時押しに含まれていないボタンを1つ押せばWRONGにする事が出来る(例えば、✖️□△の同時押しも◯を押すだけでWRONGになる)。クリア狙いであればどんどん使って行こう。

HOLDについて

普通にパーフェクトを狙うだけならHOLDは取る必要はないが、達成率やスコアを狙う際には積極的に取る必要がある。しかし、片手という都合上、普通にパーフェクトを狙う過程ではHOLDを捨てなければならない。逆に普通より高い達成率やスコアを狙うためにはHOLDをどれだけ取れるかが勝負となる。HOLDの取り方として
  • ○を右手の小指でHOLDすることで(もちろん手の大きさにもよるが)□を親指で取る
  • ○を右肘でHOLDすることで□、△を右手の指で安定して取ることができる
  • □や△を指でHOLDし、肘を使って○を押す
などがある。これらは達成率やスコアを狙うためのものなので、最初は無理をせず、片手プレイに慣れてきたころに始めるのがいいだろう。達成率・スコアを狙いたい人へも参照のこと。

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最終更新:2016年08月03日 01:30