DIM

VAR <変数名>[[=式]|[[要素数[,要素数][,要素数][,要素数][,要素数]]][=[値[,...]]][,...]

DIM <変数名>[[=式]|[[要素数[,要素数][,要素数][,要素数][,要素数]]][=[値[,...]]][,...]

変数を明示的に定義する
凡例

引数

変数名
  • 変数名には英数字とアンダースコア(_)が使用できる。
  • 先頭に数字は使用できない。
  • 式の結果が変数の初期値となる。
  • 式が省略された場合、変数名末尾の型記号(%/#/$)により%:整数型ゼロ、#:実数型ゼロ、$:空文字列が初期値としてセットされる。
  • 式が省略され、変数名に型記号がついていない場合はデフォルト数値型のゼロが初期値としてセットされる。
  • 配列変数の場合、大括弧([])囲んだ値を書き込むことで、初期値を設定できる
要素数
  • 変数名の直後に大括弧([])付きの要素数を加えることで、配列変数を定義できる
  • なお、配列の要素数は4次元まで可能
  • 要素数を省略すると、要素数ゼロの1次元配列を作成する。

解説

VARとDIMはどちらを使ってもよい。
カンマで区切る事で複数の変数を同時に定義できる。

注釈

OPTION STRICT指令を使ってないのであれば、特に必要のない命令ではあるが、配列変数を定義する時には必要となる
また、DEF内で内部変数を設定する際にも必要で、内部変数のつもりで使っていたら、いつの間にやらグローバル変数に化けてた ということもままあり得るので、宣言しておくに越したことはない

命令名と同じ変数名を定義できる(一部例外あり)が、奨励はしない


  1. VAR A
変数Aを定義する

  1. VAR A=5
変数Aを定義し、Aに5を入れる

  1. VAR A,B=8
  2. VAR C=2,E
変数A,B,C,Dを定義しBに8、Cに2を入れる(AとDには0が入る)

  1. VAR ID=CALLIDX()
変数IDを定義し、関数CALLIDX()の値を入れる
(初期値には関数や他の変数なども使用できる)

  1. VAR D[5]
配列変数D(要素5つ)を定義する

  1. VAR A$=5
文字列変数に数値を入れること(またその逆)も可能(但し奨励されていない)
  1. VAR A[2]="FOO"
エラーになる
配列変数の場合は変数の型を変えることはできない

関連項目

最終更新:2020年02月11日 13:14