福岡クローネ

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&bold(){福岡クローネ}(ふくおかクローネ、英語:Fukuoka Krone)は、PGBに所属する日本の女子プロ野球球団。 本拠地は福岡県福岡市の福岡PayPayドーム。 #contents *概要 |チーム名|福岡クローネ| |創設年度|2013年| |加盟リーグ|シンデレラ・リーグ| |チーム名遍歴|福岡クローネ| |フランチャイズ遍歴|福岡県| |本拠地|福岡PayPayドーム| |キャパ|38,561人| |監督|[[新城茉莉華]]| |リーグ優勝回数|2回| |リーグ優勝|2016、2020| |日本一回数|2回| |日本一|2016、2020| |ユニフォーム|[[リンク>>https://www.pixiv.net/artworks/67113978]]| **歴代監督 |就任年度|監督名| |2013~2016|[[イーリス・アイヒマン]]| |2017~|[[新城茉莉華]]| *球団の歴史 **2012年 2013年のPGB拡張に伴う新規参入4チームのうちの一つ。[[東京フレイズ]]、同じく新規の[[大阪ナイトブレイカーズ]]とともにシンデレラ・リーグに所属。 選手分配ドラフトでは東京から[[蛭神鑿子]]、[[地下知佳]]、[[宋明淑]]ら、[[横浜アクアマリンズ]]から[[笹原恵]]らを獲得。ドラフトでは[[西茨城ハンターズ]]の[[坂崎翠]]を1位指名した。 **2013年 新規参加チーム同士の対戦となった開幕戦、[[熊本シルフィード]]戦を逆転勝利で飾るとカード2連勝でスタート。しかしその後5連敗で失速すると、以降は東京の独走を許したまま勝率5割前後を行ったり来たりに終始する。10月6日の東京戦で敗れて勝ち越しの可能性が消滅、最終的には18勝20敗2分け、勝率.474の成績。 タイトルは[[猪狩律]]が最多ホールド、[[古宿ひまり]]が本塁打王を獲得している。 オフに笹原らが退団、[[姫島ジュン]]が引退し外野守備走塁コーチに就任。[[真喜城遙]]を[[横浜アクアマリンズ]]へ放出し[[剣崎巴]]・[[廖美花]]・[[四之宮真帆]]を獲得。 ドラフトでは[[豊後国寺社連合]]の[[大友義姫]]を1位指名した。 **2014年 開幕戦は大阪を相手に3-2で勝利。しかしその直後に5連敗を喫して早々に優勝戦線から脱落してしまう。しかし借金6を下回ることなく中盤戦からは徐々に持ち味を発揮。7月下旬に東京を抜いて2位に浮上すると、以降は大きな連敗もなくフィニッシュ。前年と変わらず2位を維持した。 個人タイトルは坂崎が最優秀防御率、猪狩が2年連続の最多ホールド、[[敷島秋]]が盗塁王をそれぞれ獲得。 ドラフトでは[[エチズン]]の[[海月ミシェル]]を1位指名した。 **2015年 開幕戦で横浜相手に大敗を喫すると序盤はなかなか連勝できず、初めてシーズンで連勝を記録したのは14節でのことだった。その後16・17節と再び連勝し勝率を一旦5割に戻したものの、その後7連敗と2回の2連敗をマークしてしまう。その間に東京と大阪に大きく引き離され最下位に低迷すると、終盤にはシーズン2度目となる7連敗を喫し借金が最大14まで膨れ上がってしまった。最終戦で何とか勝利しワーストタイ記録となる8連敗は免れたものの、投打が噛み合わずPGBワースト記録を更新する年間13勝、勝率.333と屈辱的なシーズンとなってしまった。 個人タイトルは猪狩が3年連続最優秀中継ぎ、敷島が2年連続盗塁王を受賞。 オフにはその猪狩を含む6球団最多9人が退団。広島から[[桃園涼子]]、横浜から[[野村友梨奈]]、東京から[[皇后崎はるこ]]を分配トレードで獲得し(野村は移籍と同時に野手転向)、[[アキラ]]を放出して大阪から[[アリシア・T・ロドリゲス]]を獲得するなど再建に着手した。ドラフトでは[[近江レイカーズ]]の[[都吉真名]]を1位指名した。 **2016年 神宮に乗り込んでの東京との開幕戦は落としたが、第5節でリーグの首位に立つと以後一度もその地位から降りることはなかった。シーズン2度の6連勝、連敗僅か1回という神がかり的ペースで貯金を稼ぎ、同一リーグはもちろん、マ・リーグ3球団すべてに勝ち越す『完全優勝』で球団史上初のリーグ優勝を達成すると、九州決戦となった熊本とのチャンピオンシップも、初戦こそ落としたが連勝で日本一を勝ち取った。 個人タイトルでは、投手部門でPGB新記録となる22セーブをマークした[[御剣龍奈]]が最多セーブ、セットアッパーの[[宇佐美豊]]がPGB新記録の16ホールドを含む18HPで最優秀中継ぎ、ルーキー都吉が6勝を挙げて最多勝とリーグ新人王を獲得。野手では移籍組が活躍する中で核弾頭として打線を牽引した敷島が、大阪の[[伊達青葉]]と最多安打のタイトルを分け合った。 シーズン終了後、[[イーリス・アイヒマン]]監督が退任。さらに分配ドラフトで守護神の御剣龍が[[エミーネ]]ともに名古屋へ、先発の柱だった都吉が[[竹之子歩夢]]、[[金色希子]]、[[銀愛美琉]]、[[海月ミシェル]]の4選手と札幌に移籍することが決まり、[[諸星美唯]]も横浜へ移った。 その後、後任には西茨城ハンターズで活躍し、アイヒマンの後輩でもある[[新城茉莉華]]が就任。他球団からの補強は行わず、ドラフトでは[[大和林間高校]]の[[星空小夜]]を1位指名し、大阪との競合の末獲得に成功した。 **2017年 競合の末獲得した星空を開幕投手に立てて臨んだ開幕戦は、 あと一死で勝利という場面で[[上村出雲]]に逆転本塁打を浴びて敗戦という悔しい結果に。 その後は勝率は半々といった状態で進んでいったが、[[5月21日の札幌戦>https://www59.atwiki.jp/pgbnavi/pages/1115.html]]で星空がPGB史上二人目、 シ・リーグでは初のノーヒットノーランを達成。 そこから三連勝とし首位・大阪の背中に迫るも、その後四連敗で痛い三位転落。 再浮上することはできず三位でシーズンを終えた。 しかし、前述の星空のノーヒットノーランのほか、ルーキーの[[島津久美]]が首位打者・最多安打の二冠に輝き新人王、 アリシアが最多本塁打、[[神本彩羽]]が最高出塁率と個々の輝きを見せた。 オフには敷島、[[日野五十鈴]]、[[長見根飛鳥]]といったベテラン陣をはじめ[[持村玲央]]、 [[羽鳥菜々音]]の計5名が引退・退団。敷島の背番号24は敬意番号に認定された。 トレードでは札幌から[[緑野皐月]]を[[御剣すざく]]・[[水口詩子]]との2対1のトレードで、 東京から[[大藤彩音]]を[[スヴェートラナ・ウスペンスカヤ]]とのトレードで獲得。 ドラフト会議では[[東海オートモーティブ]]の[[茂木恵]]を一位指名し獲得した。 **2018年 開幕投手は前年から投手転向した[[村坂一姫]]。 大阪のエース[[樋口美遥]]との一戦は両者譲らぬ投手戦となり、引き分けからのスタートとなった。 翌試合からは前年から引き続き好調な打者陣を軸に二位につけ首位浮上を狙うが、 7~14節の交流戦では唯一シ・リーグ勢で勝ち越すことが出来ず(4勝4敗)最下位に転落してしまう。 さらに4連敗もあるなど苦しい戦いを強いられるものの、二度目の交流戦では勝ち越し、 大阪・東京の不調とあいまって二位に浮上した。 しかし33・34節の大阪戦に敗れ三位とすると 絶好調の名古屋の勢いを止めることができず、36節での直接対決に敗れ 目の前で胴上げを許す憂き目に。前年同様三位でシーズンを終えた。 個人タイトルでは宇佐美が二年ぶり二度目の最優秀中継ぎに輝き、 島津がPGB記録となる打率.384を記録し二年連続の首位打者と最高出塁率を、 古宿が最多打点、大友義姫が最多安打を獲得した。 オフには[[野崎百合佳]]が引退しコーチ専任に、ノーヒッター・星空、[[力田芽瑠]]が引退・退団。 トレードは札幌の[[龍造寺蘭]]を[[佐伯蕨]]とのトレードで獲得したほか、 金銭トレードで[[嘉祥寺千弦]]・[[桃園涼子]]を大阪に放出した。 ドラフト会議では[[阿武隈高等学校]]の[[月夜希]]を一位指名し獲得。 **2019年 *チーム成績・記録 **年度別成績 |年度|順位|試合|勝|負|分|勝率| |2013|2|40|18|20|2|.474| |2014|2|40|17|21|2|.447| |2015|3|40|13|26|1|.333| |2016|&bold(){1}|40|29|11|0|.725| |2017|3|40|16|21|3|.432| |2018|3|40|19|19|2|.500| |2019|2|40|26|14|0|.650| |2020|&bold(){1}|40|22|18|0|.650| |2021|4|40|14|26|0|.350| |2022|3|40|19|19|2|.500| |2023|3|40|20|20|0|.500| |>|通算:11年|440|213|215|12|.498| -&bold(){太字}は日本一のシーズン **タイトル -リーグ優勝:2回(2016年、2020年) -日本一:2回(2016年、2020年) **歴代開幕投手 -2013年:[[笹原恵]] -2014年:[[宇佐美豊]] -2015年:[[高島加奈恵]] -2016年:[[野崎百合佳]] -2017年:[[星空小夜]] -2018年:[[村坂一姫]] -2019年:[[水無月アニー]] -2020年:[[前平郁花]] -2021年:前平郁花 -2022年:[[木幡神楽]] -2023年:木幡神楽 **チームの特徴 -チーム名はドイツ語で「王冠」を意味する「krone」から取られたもので、「プロフェッショナルとしての誇りを持って優勝へ突き進んでほしい」と言うオーナーの願いが込められている。 *所属選手 **コーチ・スタッフ |名前|背番号|役職| |[[新城茉莉華]]|90|監督| |||ヘッドコーチ| |[[糸数由夏]]|79|投手コーチ| |[[謝花朱音]]|94|打撃コーチ| |[[鍵屋涼]]|70|外野守備走塁コーチ| |[[松浪紫乃]]|100|スタジアムDJ| |[[コルナちゃん]]|567|マスコット| **投手 |名前|背番号|備考| |[[沓掛真白]]|0|| |[[清水悠希]]|13|| |[[千田晴生]]|15|| |[[野留加そるか]]|17|| |[[木幡神楽]]|18|| |[[坂崎翠]]|28|| |[[祝部杏幸]]|29|| |[[大代まなみ]]|34|| |[[龍造寺蘭]]|41|| |[[辻堂綾]]|54|| |[[御剣すざく]]||[[横浜アクアマリンズ]]から移籍| **捕手 |名前|背番号|備考| |[[宮島晴海]]|16|| |[[大下彩希]]|23|| |[[小山内まひろ]]|37|| |[[斉藤綾]]|49|| **内野手 |名前|背番号|備考| |[[エミーリア]]|2|| |[[松波絢音]]|6|| |[[緋崎玲香]]|8|| |[[アリシア・T・ロドリゲス]]|20|| |[[天塚聖]]|25|| **外野手 |名前|背番号|備考| |[[高村翔子]]|1|| |[[芹野希咲]]|35|| |[[野村友梨奈]]|47|| |[[長谷川秋音]]|96|| *OG選手 **あ行 -[[アキラ]](13-15)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[アニス・ホワイト]](22-23)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ移籍 -[[五十嵐一人]](13) -[[猪狩律]](13-15) -[[林昭旻]](19-23) -[[宇佐美豊]](13-21) -[[スヴェートラナ・ウスペンスカヤ]](16-17)→[[東京フレイズ]]へ -[[エミーネ]](13-16)→[[名古屋Cキャッツ]]へ -[[央持貴保]](13-14)→[[東京フレイズ]]へ -[[大藤彩音]](18-23) -[[大友義姫]](14-21) **か行 -[[海月ミシェル]](15-16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -[[鏡寺円香]](13-15) -[[笠松瑞穂]](13) -[[風間速水>風間颯海]](13-16) -[[嘉祥寺千弦]](17-18)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[加藤さゆり]](13-14) -[[上条結衣]](14)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[久万野大河]](15) -[[クラリス・リー]](15) -[[剣崎巴]](14)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[皇后崎はるこ]](16-22) -[[小板橋文]](15-16) -[[神本彩羽]](16-19) -[[五五一萌々己]](13-15) -[[金色希子]](15-16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **さ行 -[[佐伯蕨]](16-18)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -[[酒匂天乃]](20-23) -[[笹原恵]](13) -[[佐藤甘々]](20-21) -[[敷島秋]](13-17) -[[地下知佳]](13) -[[四之宮真帆]](14-15) -[[島津久美]](17-21) -[[城みなみ]](13) -[[進藤樹里]](18-21) -[[宋明淑]](13) **た行 -[[高島加奈恵]](14-21) -[[力田芽瑠]](15-18) -[[月夜希]](19-21) -[[都吉真名]](16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **な行 -[[長見根飛鳥]](14-17) -[[鳴上聖那]](20-22)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ移籍 -[[野崎百合佳]](13-20)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **は行 -[[羽鳥菜々音]](17) -[[ハーミアン・シャトルワース]](18-21) -[[低井操]](18-19)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[比奈茉利]](14-15) -[[日野五十鈴]](13-17) -[[姫島ジュン]](13) -[[蛭神馨子]](13-14) -[[古宿ひまり]](13-19) -[[紅尾若子]](19) -[[星空小夜]](17-18) -[[星原かぐや]](13) -[[堀江悠姫]](14-15) **ま行 -[[前平郁花]](20-21) -[[真喜城遙]](13)→[[横浜アクアマリンズ]]へ -[[水口詩子]](16-17)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -[[御剣すざく]](16-17)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -[[御剣龍奈]](14-16)→[[名古屋Cキャッツ]]へ -[[緑野皐月]](18-21) -[[宮苑琴未]](18-22) -[[宮永倫愛]]((22) -[[水無月アニー]](19) -[[村坂一姫]](13-23)→[[横浜アクアマリンズ]]へ移籍 -[[村山里美]](13) -[[最上夕葵]](19-21) -[[持村玲央]](15-17) -[[茂木恵]](18-19) -[[桃園涼子]](16-18)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -[[森次セーラ]](21)→[[広島レッドリーブス]]へ -[[諸星美唯]](16)→[[横浜アクアマリンズ]]へ **や行 -[[谷津沙耶香]](18) -[[山口緑]](13-14) **ら行 -[[アーデルハイド・ラインホルト]](21-22)→[[熊本シルフィード]]へ移籍 -[[廖美花]](14-15) **わ行 **監督・コーチ -[[イーリス・アイヒマン]](13-16) -[[城みなみ]](16-21) -[[早川了子]](13-16) -[[姫島ジュン]](13-18) -[[蛭神霞]](13-15) -[[水守奈津美]](15-21) -[[マルグリット=リーバー]](16-21) -[[七隈英子]](13-23)
&bold(){福岡クローネ}(ふくおかクローネ、英語:Fukuoka Krone)は、PGBに所属する日本の女子プロ野球球団。 本拠地は福岡県福岡市の福岡PayPayドーム。 #contents *概要 |チーム名|福岡クローネ| |創設年度|2013年| |加盟リーグ|シンデレラ・リーグ| |チーム名遍歴|福岡クローネ| |フランチャイズ遍歴|福岡県| |本拠地|福岡PayPayドーム| |キャパ|38,561人| |監督|[[新城茉莉華]]| |リーグ優勝回数|2回| |リーグ優勝|2016、2020| |日本一回数|2回| |日本一|2016、2020| |ユニフォーム|[[リンク>>https://www.pixiv.net/artworks/67113978]]| **歴代監督 |就任年度|監督名| |2013~2016|[[イーリス・アイヒマン]]| |2017~|[[新城茉莉華]]| *球団の歴史 **2012年 2013年のPGB拡張に伴う新規参入4チームのうちの一つ。[[東京フレイズ]]、同じく新規の[[大阪ナイトブレイカーズ]]とともにシンデレラ・リーグに所属。 選手分配ドラフトでは東京から[[蛭神鑿子]]、[[地下知佳]]、[[宋明淑]]ら、[[横浜アクアマリンズ]]から[[笹原恵]]らを獲得。ドラフトでは[[西茨城ハンターズ]]の[[坂崎翠]]を1位指名した。 **2013年 新規参加チーム同士の対戦となった開幕戦、[[熊本シルフィード]]戦を逆転勝利で飾るとカード2連勝でスタート。しかしその後5連敗で失速すると、以降は東京の独走を許したまま勝率5割前後を行ったり来たりに終始する。10月6日の東京戦で敗れて勝ち越しの可能性が消滅、最終的には18勝20敗2分け、勝率.474の成績。 タイトルは[[猪狩律]]が最多ホールド、[[古宿ひまり]]が本塁打王を獲得している。 オフに笹原らが退団、[[姫島ジュン]]が引退し外野守備走塁コーチに就任。[[真喜城遙]]を[[横浜アクアマリンズ]]へ放出し[[剣崎巴]]・[[廖美花]]・[[四之宮真帆]]を獲得。 ドラフトでは[[豊後国寺社連合]]の[[大友義姫]]を1位指名した。 **2014年 開幕戦は大阪を相手に3-2で勝利。しかしその直後に5連敗を喫して早々に優勝戦線から脱落してしまう。しかし借金6を下回ることなく中盤戦からは徐々に持ち味を発揮。7月下旬に東京を抜いて2位に浮上すると、以降は大きな連敗もなくフィニッシュ。前年と変わらず2位を維持した。 個人タイトルは坂崎が最優秀防御率、猪狩が2年連続の最多ホールド、[[敷島秋]]が盗塁王をそれぞれ獲得。 ドラフトでは[[エチズン]]の[[海月ミシェル]]を1位指名した。 **2015年 開幕戦で横浜相手に大敗を喫すると序盤はなかなか連勝できず、初めてシーズンで連勝を記録したのは14節でのことだった。その後16・17節と再び連勝し勝率を一旦5割に戻したものの、その後7連敗と2回の2連敗をマークしてしまう。その間に東京と大阪に大きく引き離され最下位に低迷すると、終盤にはシーズン2度目となる7連敗を喫し借金が最大14まで膨れ上がってしまった。最終戦で何とか勝利しワーストタイ記録となる8連敗は免れたものの、投打が噛み合わずPGBワースト記録を更新する年間13勝、勝率.333と屈辱的なシーズンとなってしまった。 個人タイトルは猪狩が3年連続最優秀中継ぎ、敷島が2年連続盗塁王を受賞。 オフにはその猪狩を含む6球団最多9人が退団。広島から[[桃園涼子]]、横浜から[[野村友梨奈]]、東京から[[皇后崎はるこ]]を分配トレードで獲得し(野村は移籍と同時に野手転向)、[[アキラ]]を放出して大阪から[[アリシア・T・ロドリゲス]]を獲得するなど再建に着手した。ドラフトでは[[近江レイカーズ]]の[[都吉真名]]を1位指名した。 **2016年 神宮に乗り込んでの東京との開幕戦は落としたが、第5節でリーグの首位に立つと以後一度もその地位から降りることはなかった。シーズン2度の6連勝、連敗僅か1回という神がかり的ペースで貯金を稼ぎ、同一リーグはもちろん、マ・リーグ3球団すべてに勝ち越す『完全優勝』で球団史上初のリーグ優勝を達成すると、九州決戦となった熊本とのチャンピオンシップも、初戦こそ落としたが連勝で日本一を勝ち取った。 個人タイトルでは、投手部門でPGB新記録となる22セーブをマークした[[御剣龍奈]]が最多セーブ、セットアッパーの[[宇佐美豊]]がPGB新記録の16ホールドを含む18HPで最優秀中継ぎ、ルーキー都吉が6勝を挙げて最多勝とリーグ新人王を獲得。野手では移籍組が活躍する中で核弾頭として打線を牽引した敷島が、大阪の[[伊達青葉]]と最多安打のタイトルを分け合った。 シーズン終了後、[[イーリス・アイヒマン]]監督が退任。さらに分配ドラフトで守護神の御剣龍が[[エミーネ]]ともに名古屋へ、先発の柱だった都吉が[[竹之子歩夢]]、[[金色希子]]、[[銀愛美琉]]、[[海月ミシェル]]の4選手と札幌に移籍することが決まり、[[諸星美唯]]も横浜へ移った。 その後、後任には西茨城ハンターズで活躍し、アイヒマンの後輩でもある[[新城茉莉華]]が就任。他球団からの補強は行わず、ドラフトでは[[大和林間高校]]の[[星空小夜]]を1位指名し、大阪との競合の末獲得に成功した。 **2017年 競合の末獲得した星空を開幕投手に立てて臨んだ開幕戦は、 あと一死で勝利という場面で[[上村出雲]]に逆転本塁打を浴びて敗戦という悔しい結果に。 その後は勝率は半々といった状態で進んでいったが、[[5月21日の札幌戦>https://www59.atwiki.jp/pgbnavi/pages/1115.html]]で星空がPGB史上二人目、 シ・リーグでは初のノーヒットノーランを達成。 そこから三連勝とし首位・大阪の背中に迫るも、その後四連敗で痛い三位転落。 再浮上することはできず三位でシーズンを終えた。 しかし、前述の星空のノーヒットノーランのほか、ルーキーの[[島津久美]]が首位打者・最多安打の二冠に輝き新人王、 アリシアが最多本塁打、[[神本彩羽]]が最高出塁率と個々の輝きを見せた。 オフには敷島、[[日野五十鈴]]、[[長見根飛鳥]]といったベテラン陣をはじめ[[持村玲央]]、 [[羽鳥菜々音]]の計5名が引退・退団。敷島の背番号24は敬意番号に認定された。 東京から[[大藤彩音]]を[[スヴェートラナ・ウスペンスカヤ]]とのトレードで獲得。 ドラフト会議では[[東海オートモーティブ]]の[[茂木恵]]を一位指名し獲得した。 **2018年 開幕投手は前年から投手転向した[[村坂一姫]]。 大阪のエース[[樋口美遥]]との一戦は両者譲らぬ投手戦となり、引き分けからのスタートとなった。 翌試合からは前年から引き続き好調な打者陣を軸に二位につけ首位浮上を狙うが、 7~14節の交流戦では唯一シ・リーグ勢で勝ち越すことが出来ず(4勝4敗)最下位に転落してしまう。 さらに4連敗もあるなど苦しい戦いを強いられるものの、二度目の交流戦では勝ち越し、 大阪・東京の不調とあいまって二位に浮上した。 しかし33・34節の大阪戦に敗れ三位とすると 絶好調の名古屋の勢いを止めることができず、36節での直接対決に敗れ 目の前で胴上げを許す憂き目に。前年同様三位でシーズンを終えた。 個人タイトルでは宇佐美が二年ぶり二度目の最優秀中継ぎに輝き、 島津がPGB記録となる打率.384を記録し二年連続の首位打者と最高出塁率を、 古宿が最多打点、大友義姫が最多安打を獲得した。 オフには[[野崎百合佳]]が引退しコーチ専任に、ノーヒッター・星空、[[力田芽瑠]]が引退・退団。 トレードは札幌の[[龍造寺蘭]]を[[佐伯蕨]]とのトレードで獲得したほか、 金銭トレードで[[嘉祥寺千弦]]・[[桃園涼子]]を大阪に放出した。 ドラフト会議では[[阿武隈高等学校]]の[[月夜希]]を一位指名し獲得。 **2019年 *チーム成績・記録 **年度別成績 |年度|順位|試合|勝|負|分|勝率| |2013|2|40|18|20|2|.474| |2014|2|40|17|21|2|.447| |2015|3|40|13|26|1|.333| |2016|&bold(){1}|40|29|11|0|.725| |2017|3|40|16|21|3|.432| |2018|3|40|19|19|2|.500| |2019|2|40|26|14|0|.650| |2020|&bold(){1}|40|22|18|0|.650| |2021|4|40|14|26|0|.350| |2022|3|40|19|19|2|.500| |2023|3|40|20|20|0|.500| |>|通算:11年|440|213|215|12|.498| -&bold(){太字}は日本一のシーズン **タイトル -リーグ優勝:2回(2016年、2020年) -日本一:2回(2016年、2020年) **歴代開幕投手 -2013年:[[笹原恵]] -2014年:[[宇佐美豊]] -2015年:[[高島加奈恵]] -2016年:[[野崎百合佳]] -2017年:[[星空小夜]] -2018年:[[村坂一姫]] -2019年:[[水無月アニー]] -2020年:[[前平郁花]] -2021年:前平郁花 -2022年:[[木幡神楽]] -2023年:木幡神楽 **チームの特徴 -チーム名はドイツ語で「王冠」を意味する「krone」から取られたもので、「プロフェッショナルとしての誇りを持って優勝へ突き進んでほしい」と言うオーナーの願いが込められている。 *所属選手 **コーチ・スタッフ |名前|背番号|役職| |[[新城茉莉華]]|90|監督| |||ヘッドコーチ| |[[糸数由夏]]|79|投手コーチ| |[[謝花朱音]]|94|打撃コーチ| |[[鍵屋涼]]|70|外野守備走塁コーチ| |[[松浪紫乃]]|100|スタジアムDJ| |[[コルナちゃん]]|567|マスコット| **投手 |名前|背番号|備考| |[[沓掛真白]]|0|| |[[清水悠希]]|13|| |[[千田晴生]]|15|| |[[野留加そるか]]|17|| |[[木幡神楽]]|18|| |[[御剣すざく]]|21|[[横浜アクアマリンズ]]から移籍| |[[坂崎翠]]|28|| |[[祝部杏幸]]|29|| |[[大代まなみ]]|34|| |[[龍造寺蘭]]|41|| |[[東和夏紀]]|44|2023年ドラフト2位| |[[辻堂綾]]|54|| |[[御剣すざく]]|21|| **捕手 |名前|背番号|備考| |[[宮島晴海]]|16|| |[[比嘉龍樹]]|19|2023年ドラフト3位| |[[大下彩希]]|23|| |[[小山内まひろ]]|37|| |[[斉藤綾]]|49|| **内野手 |名前|背番号|備考| |[[エミーリア]]|2|| |[[松波絢音]]|6|| |[[緋崎玲香]]|8|| |[[アリシア・T・ロドリゲス]]|20|| |[[天塚聖]]|25|| **外野手 |名前|背番号|備考| |[[高村翔子]]|1|| |[[ライオネス・L・ホワイト]]|5|2023年ドラフト1位| |[[芹野希咲]]|35|| |[[野村友梨奈]]|47|| |[[長谷川秋音]]|96|| *OG選手 **あ行 -&co(){アキラ}[[アキラ]](13-15)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){アニス・ホワイト}[[アニス・ホワイト]](22-23)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ移籍 -&co(){}[[五十嵐一人]](13) -&co(){いかり りつ、}[[猪狩律]](13-15) -&co(){林昭旻}[[林昭旻]](19-23) -&co(){うさみ ゆたか、}[[宇佐美豊]](13-21) -&co(){スヴェートラナ・ウスペンスカヤ}[[スヴェートラナ・ウスペンスカヤ]](16-17)→[[東京フレイズ]]へ -&co(){エミーネ}[[エミーネ]](13-16)→[[名古屋Cキャッツ]]へ -&co(){おうじ たかほ(本名}[[央持貴保]](13-14)→[[東京フレイズ]]へ -&co(){おおとう あやね、}[[大藤彩音]](18-23) -&co(){おおとも よしひめ、}[[大友義姫]](14-21) **か行 -&co(){かいげつ みしぇる、}[[海月ミシェル]](15-16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -&co(){かがでら まどか、}[[鏡寺円香]](13-15) -&co(){}[[笠松瑞穂]](13) -&co(){}[[風間速水>風間颯海]](13-16) -&co(){かしょうじ ちづる、}[[嘉祥寺千弦]](17-18)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){かとう さゆり、}[[加藤さゆり]](13-14) -&co(){かみじょう ゆい、}[[上条結衣]](14)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){くまの たいが、}[[久万野大河]](15) -&co(){クラリス・リー}[[クラリス・リー]](15) -&co(){けんざき ともえ、}[[剣崎巴]](14)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){こうがさき -、}[[皇后崎はるこ]](16-22) -&co(){こいたばし あや、}[[小板橋文]](15-16) -&co(){こうもと いろは、}[[神本彩羽]](16-19) -&co(){ごごいち ももこ、}[[五五一萌々己]](13-15) -&co(){こんじき まれこ、}[[金色希子]](15-16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **さ行 -&co(){さいき わらび、1}[[佐伯蕨]](16-18)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -&co(){さかわ あまの、}[[酒匂天乃]](20-23) -&co(){}[[笹原恵]](13) -&co(){さとう あまま、}[[佐藤甘々]](20-21) -&co(){しきしま あき、}[[敷島秋]](13-17) -&co(){じげ ちか、}[[地下知佳]](13) -&co(){しのみや まほ、}[[四之宮真帆]](14-15) -&co(){しまづ くみ、}[[島津久美]](17-21) -&co(){じょう みなみ、}[[城みなみ]](13) -&co(){しんどう じゅり、}[[進藤樹里]](18-21) -&co(){}[[宋明淑]](13) **た行 -&co(){たかしま かなえ、}[[高島加奈恵]](14-21) -&co(){ちからだ める、}[[力田芽瑠]](15-18) -&co(){つきよ のぞみ、}[[月夜希]](19-21) -&co(){つよし まな、}[[都吉真名]](16)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **な行 -&co(){ながみね あすか、}[[長見根飛鳥]](14-17) -&co(){なるかみ せいな、}[[鳴上聖那]](20-22)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ移籍 -&co(){のざき ゆりか、}[[野崎百合佳]](13-20)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ **は行 -&co(){はとり ななね、}[[羽鳥菜々音]](17) -&co(){ハーミアン・シャトルワース}[[ハーミアン・シャトルワース]](18-21) -&co(){ひくい みさお、}[[低井操]](18-19)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){}[[比奈茉利]](14-15) -&co(){ひの いすず、}[[日野五十鈴]](13-17) -&co(){ひめしま じゅん、}[[姫島ジュン]](13) -&co(){ひるがみ かおるこ、}[[蛭神馨子]](13-14) -&co(){ふるやど ひまり、}[[古宿ひまり]](13-19) -&co(){べにお わかこ、}[[紅尾若子]](19) -&co(){ほしぞら さや、}[[星空小夜]](17-18) -&co(){}[[星原かぐや]](13) -&co(){ほりえ ゆうき、}[[堀江悠姫]](14-15) **ま行 -&co(){まえひら ふみか、}[[前平郁花]](20-21) -&co(){まきしろ はるか、}[[真喜城遙]](13)→[[横浜アクアマリンズ]]へ -&co(){みずぐち しいこ、}[[水口詩子]](16-17)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -&co(){みつるぎ -、}[[御剣すざく]](16-17)→[[札幌ホワイトエンジェルス]]へ -&co(){みつるぎ たつな、}[[御剣龍奈]](14-16)→[[名古屋Cキャッツ]]へ -&co(){みどりの さつき、}[[緑野皐月]](18-21) -&co(){みやぞの ことみ、}[[宮苑琴未]](18-22) -&co(){みやなが ともえ、}[[宮永倫愛]]((22) -&co(){みなづき あにー、}[[水無月アニー]](19) -&co(){むらさか かずき、}[[村坂一姫]](13-23)→[[横浜アクアマリンズ]]へ移籍 -&co(){}[[村山里美]](13) -&co(){もがみ ゆき、}[[最上夕葵]](19-21) -&co(){もちむら りお、}[[持村玲央]](15-17) -&co(){もてぎ めぐみ、}[[茂木恵]](18-19) -&co(){ももぞの りょうこ、}[[桃園涼子]](16-18)→[[大阪ナイトブレイカーズ]]へ -&co(){もりつぐ せーら、}[[森次セーラ]](21)→[[広島レッドリーブス]]へ -&co(){もろぼし みい、}[[諸星美唯]](16)→[[横浜アクアマリンズ]]へ **や行 -&co(){やつ さやか、}[[谷津沙耶香]](18) -&co(){やまぐち みどり、}[[山口緑]](13-14) **ら行 -&co(){アーデルハイド・ラインホルト}[[アーデルハイド・ラインホルト]](21-22)→[[熊本シルフィード]]へ移籍 -&co(){廖美花}[[廖美花]](14-15) **わ行 **監督・コーチ -&co(){イーリス・アイヒマン}[[イーリス・アイヒマン]](13-16) -&co(){じょう みなみ、}[[城みなみ]](16-21) -&co(){はやかわ りょうこ 、}[[早川了子]](13-16) -&co(){ひめしま じゅん、}[[姫島ジュン]](13-18) -&co(){ひるがみ かすみ、}[[蛭神霞]](13-15) -&co(){みずもり なつみ、}[[水守奈津美]](15-21) -&co(){まるぐりっと りーばー、}[[マルグリット=リーバー]](16-21) -&co(){ななくま えいこ、}[[七隈英子]](13-23)

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