2019年8月28日 熊本-札幌8回戦

スコア

マーメイド・リーグ戦 熊本-札幌8回戦 リブワーク藤崎台(2勝6敗)
札幌 000 523 100 05ー16
熊本 061 220 000 00ー11
(札)檀春香、御剣、Hオーシェト、Hロティ、〇山口、柳生、御堂―美弥
(熊)秋田、H小野塚、大森、野留加、高倉、H小村、●鳶嶋―法条

戦評

 ペナントレースも第36節。熊本対札幌の最終戦。既に熊本は負け越しが決まっているが、最後に意地を見せたい。
 2回裏、その熊本打線の気迫が実ったか、先頭の五番法条から七番佐屋木まで連続ヒットで無死満塁とすると、八番常磐が適時内野安打でまずは1点を先取。続く九番NAGIの打球を、札幌先発檀春香がまさかの悪送球でもう1点を熊本が加える。
 すると勢いを手にした熊本の一番葛木が檀春香の失投を捉え、センターバックスクリーン直撃の満塁ホームランでこの回6点目。3回裏にも六番水沢のヒットと盗塁、七番佐屋木の適時打で7点のリードを熊本が得る。

 しかし、札幌も黙ってはいない。4回表。ここまで好投を見せていた秋田から、先頭の二番金色がヒット、盗塁でチャンスメイクすると、三番相川が単打で続き無死一三塁。ここで四番碓氷が適時二塁打でまずは1点を返す。すると六番美弥から八番佐伯まで三者連続適時打で3点、九番石川の単打の後一番小瀬村も適時打でこの回一挙5点を返す。
 直後の4回裏に熊本は四番武雷の2ランホームランで2点突き放すが、5回表にその武雷の守備のミスもあり札幌が再び2点を返す。その裏に八番常磐にソロホームラン、葛木に本日2本目のホームランが飛び出し再び2点突き放す。
 それでも札幌打線の勢いは止まらず、6回表。一番小瀬村が四球、盗塁で無死から得点圏に走者を置く理想的な展開。続く二番金色は三振に倒れるも、三番相川の適時打で1点、五番海老名の2ランホームランでこの回計3点を返し、ついに1点差にまで迫る。

 突き放したい熊本だったが、ここでこの裏の攻撃は札幌二番手の御剣に抑えられ、1点差のまま迎えた7回表。熊本の五番手高倉は一死二塁から代打クリスに痛恨の適時打を浴びてついに同点。11対11というハイスコアなゲームは9回を終えても決着つかず、延長戦に突入する。
 その決着は11回。熊本七番手で登板した鳶嶋から札幌打線は七番フレイアの単打の後、八番竹之子の適時二塁打でついに1点を勝ち越すと、九番ランスからレフトスタンドに突き刺す2ランホームランが飛び出て万事休す。更に2点を加えて一挙5点をこの最終盤に勝ち越した札幌が11回裏を走者を出しながらも抑えてゲームセット。点の取り合いとなったこの試合を札幌が制したのだった。


責任投手・本塁打

[勝] 山口 1勝1敗
[S]
[敗] 鳶嶋 1勝2敗
[本] 海老名 7号
[本] ランス 1号
[本] 葛木 1号
[本] 葛木 2号
[本] 武雷 8号
[本] 常磐 3号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2019年08月29日 01:43