2020年3月4日 札幌-東京オープン戦

スコア

オープン戦 札幌-東京 札幌ドーム
東京 000 001 002-3
札幌 000 000 000-0
(東)○キャリオン、H日高、H浅間、H射水、S長峰-四方木田
(札)●唐澤、オーシェト、ロティ、西園寺-美祢、当銘

戦評

 札幌の先発は昨季の先発ローテを支えた唐澤、東京は昨年救援陣の一角を担ったキャリオンが先発。野手のスターティングシートには先日加入した札幌の紫や東京の神在、アルテミエワら新戦力が名を連ねる。
 前半戦は両先発が好投。5回までに札幌は2度の二塁打、東京も2度盗塁を試みるなど得点圏にランナーを置いたが5回までで両軍合わせて5安打の投手戦となる。

 均衡が破れたのは6回表。先頭のLANAがセンター前ヒットで出塁するとすかさず盗塁を決め、神在の二ゴロの間に進塁して一死三塁。続くアルテミエワの打球は内野ゴロになり、前進守備のショート佐伯が本塁へ送球するも僅かにLANAの突入が早くオールセーフ。東京が1点を先制した。

 7回裏、東京の3番手で登板した浅間が突如乱調。トムに死球を与えると代走小瀬村に盗塁を許し、さらに碓氷に対しても四球で一死一二塁、札幌は思わぬチャンスを得てここで代打攻勢に出る。しかしここで浅間が何とか持ち直し、代打当銘、さらに代打ハンナは浅間を崩せず無得点。
 8回裏は先頭の佐伯がこの回マウンドに上がった射水から安打を放つと、碓氷兼任監督は代打でルーキー北吹を送り込む。北吹の打球はライト線ギリギリに飛ぶも、ここは同じく新人のライト・神在のダイビングキャッチの前にチャンス拡大はならず。続く紫はヒットを放つも、後続が倒れこの回も無得点に終わる。

 最終回、東京打線がこの回に4番手で登板した西園寺を攻める。先頭の夢野が二塁打、一死から四方木田が四球を選んで一二塁とし、由良門がセンターの頭を超える三塁打で一気に2点を追加して3点差。裏は"最終回の女神"長峰が登板。小瀬村にヒットを許し二塁を許すも、最後は渾身のストレートで三振を奪いゲームセット。6安打ながらチャンスをものにした東京が勝利を収めた。




責任投手・本塁打

[勝] キャリオン 1勝
[S]  長 峰  1S
[敗]  唐 澤  1敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年03月04日 22:21