三神河津高等学校(さんしんこうづこうとうがっこう)は、佐賀県の私立高等学校。
概要
- 1952年創立の私立高校。佐賀県・鳥栖市に所在。
- 生徒数は720人前後で、体育科と特進科が各1クラス存在する。
- 創立当初から交通の要所の私学であることを理由に、県内のみならず他県(主に福岡・久留米方面)から高校生を集めてきた歴史がある。
- 1980年頃から各種運動系部活の強化を図る。現在では佐賀県内はおろか九州内屈指のスポーツ校の名門となっている。
- 野球部以外で強い部活は男子サッカー・男子バレー・女子サッカー・卓球・新体操。
- 近年では男子バレーに代わり水泳が台頭してきている。
- 中でも、男子卓球・女子新体操においてはオリンピック出場者も輩出している事から、レベルは全国屈指。
- 島根のスポーツ校である内藤大出雲(ないとうだいいずも)高校とはライバル関係にあり、1997年の男子サッカー全国大会で自チームの主力選手を負傷退場されて以来20年以上の因縁がある。
野球部
- 創部は男女ともに1983年。いわゆる世間の野球熱と共に創部された模様。
- グラウンドは共用で、学校からやや離れたところにある。
- 男子野球部は創立当初から低迷が続いていたが、近年県ベスト8に度々顔を出してきている。
女子野球部
- 1989年の全国初出場を皮切りに、初出場から5年連続出場・93年全国制覇・95年ベスト8と20世紀内では通算8度の全国出場の実績を打ち立てている。
- 2002年の出場を機に全国から遠さがるも、辛うじて県大会ベスト4進出をキープしていた。
- 2012年に10年ぶりの出場を果たすも、浜田ショコラ選手の「転倒牽制死ゲームセット事件」が起こり、久しぶりの出場と相まって全国的な知名度が再上昇。
- その後、2015年にも出場し例のライバルである内藤大出雲高校相手に16年ぶりの全国大会勝利をあげている。
- 2020年現在では県内の新興勢力の勢いに押されて全国の切符を取り逃がす事もあるが、毎年安定した試合運びで県決勝の常連となっている。
- また、九州地方外の有力選手が女子野球部目当てで入学し、スタメンを勝ち取る事もある。
卒業生
最終更新:2020年03月18日 23:46