2020年7月12日 名古屋-熊本3回戦

スコア

交流戦 名古屋-熊本3回戦 ナゴヤドーム(名古屋2勝1敗)
熊 本 200 203 100 0-8
名古屋 000 022 211 1X-9
(熊)八十嶋、H小村、H高倉、大森、●若林-葛木、エヴァ
(名)多田、アレッタ、京良城、小野寺、戸次、○手銭梓-溝渕

戦評

 今季の交流戦の最終カード。名古屋先発は多田、熊本先発は八十嶋。

 試合は熊本が早速動きを見せる。初回、先頭の葛木がヒットで出塁後、盗塁を決め二塁へ進むと、続く水沢のセンター前ヒットで一気にホームへ還り打者二人で先制する。さらに水沢も三塁まで進めて武雷がライトへ犠牲フライを放ちこの回2点目を加える。
 さらに試合が進んで4回、熊本はノーアウト満塁から氏家がスクイズを成功させて1点を奪うと、この後に葛木がタイムリーヒットを放ちこの回も2点を加える。5回に名古屋の浜田に2点タイムリーヒットを浴びて二点差とされるが、熊本も直後の6回、紀野、氏家の連続タイムリーヒットと相手のタイムリーエラーで3点を加えて再び突き放していく。

 ところが5回のタイムリーヒットが起爆剤となったか、ここから名古屋が猛攻を加えていく。まず3点を奪われた6回にツーアウト満塁から大喬がライト線を破るツーベースヒットで2点を返す。7回表に海老名舞のソロホームランで一旦は離されるも、その裏に須田がタイムリーヒットを放ち帳消しにすると、この後押し出しでもう1点を加え再び二点差に。さらに8回にはワンアウト二塁で織田がタイムリーヒットを放ち5点あったビハインドはついに1点となる。
 そして迎えた最終9回裏、名古屋はここでも機動力と小技を駆使してワンアウト三塁とすると、大喬がライト前へタイムリーヒットを放ちついに同点に追いつく。さらにこの後ツーアウト満塁と一気にサヨナラのチャンスを作る、が、須田の飛球はレフト・忍者ハットリの決死のダイビングキャッチに阻まれて得点はならず。試合は延長戦に入る。

 しかし名古屋は勢いそのまま10回、豊川のツーベースヒットで再びサヨナラのチャンスを作ると、ホークがスローカーブをサード後方、レフト線際にポトリと落とし、この打球で豊川が二塁から生還しサヨナラ勝利。名古屋が中盤からの猛攻撃で両軍30安打の乱打戦を制し、手銭梓にプロ入り初勝利が転がり込んだ。熊本は中盤まで優勢だったが、名古屋の勢いに呑まれるように後半に投手陣が捕まり無念の敗戦となった。

責任投手・本塁打

[勝] 手銭梓 1勝1敗
[S]
[敗] 若 林 2敗
[本] 海老名舞 7号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2020年07月12日 22:43