アイラ・スモーキーズは、スコットランドのインナーヘブリディーズ諸島、アイラ島をホームタウンとする、スコットランドガールズプロベースボールリーグ(ガールズベースボール・スコティッシュプレミアシップとも呼ばれる)に加盟するプロベースボールクラブ。
ホームスタジアムはラドブロークス・ベースボールフィールド(Ladbrokes Baseball Field) 地元民からは命名権売却以前の名前であるピートスモーク・フィールド(Peat Smoke Field)もしくは単純にベースボール・フィールド(Baseball Field)と呼ばれる。
概要
特徴
- チームカラーはウイスキーの琥珀色(Amber coloured whisky)、ユニフォームサプライヤーはmitre。
- 元々、島のウイスキー醸造所で働く労働者たちのクラブ「ピートスモーク・クリケット&アスレチッククラブ」として1890年に設立された。
- のちにアメリカからウイスキー作りを学びにやってきた研修生によってベースボールもプレーされるようになる。
- 1970年代に入るとインナーヘブリディーズ諸島の野球熱はアイラ島以外でも過熱し、各島対抗のインナーヘブリディーズ・ベースボールリーグが成立、各地で熱戦を繰り広げるようになった。
- 1985年、10クラブ制のインナーヘブリディーズ・ベースボールリーグにグラスゴー・ケルトBB&AC、グラスゴー・アイブロックス、エディンバラ・ハーツ、インヴァーネス・カレドニアンズの四チームが合流する形でコットランドガールズプロベースボールリーグが成立した。
- 90年代以降、資金力の面でどうしても本土勢に太刀打ちできなかったが、日本の酒造メーカー「星空酒造」の資金投下によりチームが強化され、2010年代後半には優勝戦線へ絡めるようになった。
- チームの大元であったクリケット部門や体操部門は現在別組織として存続しており、特に体操部門は2020年東京五輪イギリス代表にメンバーを送り込んでいる。
出身者
最終更新:2021年01月20日 15:40