増田篆

増田篆(ますだ てん、1998年4月8日- )は、熊本シルフィードに所属するプロ野球選手(外野手)。


概要

所属 熊本シルフィード
背番号 0
国籍 日本
出身 広島県熊野町
生年月日 1998年4月8日
身長 149cm
体重 43kg
投打 右投両打
血液型 A型
プロ入り 2020年ドラフト5位
PL そらいろくじらぐも
球歴 熊野文化高校日本書科文化大学熊本シルフィード(2021-)

経歴

プロ入り前

中学時代までは母親が書道教室をしていることもあってか書道と、運動として乗馬を習っていた。そのため野球を始めたのは高校一年生の春と、のちのプロ野球選手としてはかなり遅い。彼女が入部した熊野文化高校女子野球同好会は軟式で、なおかつ部員が当時三年生の千田晴生のみであった。それも入部を決めたのはどの部活に入るか迷って、校内の掲示板を見ていた際に千田に強引に勧誘され、必死で頼みこまれたからという有様であった。
しかし、千田の指導のもと走力と守備力を鍛えあげられ、短期間で試合に出られるレベルまでに成長。ただし、打撃はからっきしで連合チームとして試合に出る際も、守備固めがほどんどであった。進学した日本書科文化大学においても相変わらずの打撃であった。しかし守備はメキメキと成長し捕手、外野手、内野手と全てのポジションを守れるまで成長を遂げた。そして4年性の秋、本人は及び腰であったが、監督や同期の強い勧めもありプロ志願届を提出。ドラフト前のテストにも合格し、熊本シルフィードに指名された。

2021年

プロ1年目は主に代走や守備固めで出場。内野の他に外野、捕手など、ユーティリティ性を活かした起用で25試合への出場を果たし、7盗塁もマークした。一方で打撃はかなり厳しく、打席では活躍の場は少なかった。シーズンオフにはバッティングフォームの改造にも取り組んだ。

2022年

フォーム改造で挑んだ2022年も打撃では苦戦を強いられた。打率は前年より.012落ち、起用機会も減少が見られた。しかし、ヘッドアップの癖を解消した結果選球眼は向上し4四球を選んだ。また、プロ初、人生初のホームランも放っており、来年につながるシーズンにすることはできたようだ。

2023年

外野手、特に中堅手に転向して挑んだ2023年シーズンは出場機会を増やした。しかしながら、プレーの質は落ち、失策も増えた。シーズン終了後には体調を崩した母に代わり、実家の書道教室を運営するために退団する意思を球団に伝えた。来年度からは書道教室の運営に加え、母校熊野文化高校の講師になり、野球についても地元の社会人クラブチームで現役を続行するようである。

詳細情報

年度別野手成績

年度 所属 規定 試合 打率 打席 打数 安打 塁打 単打 二塁 三塁 本塁 打点 凡打 四球 死球 敬遠 犠打 犠飛 三振 併殺 失策 盗塁 盗失 出率 長率 OPS
2021 熊本 × 25 .140 54 50 7 7 7 0 0 0 1 20 0 0 0 4 0 22 1 2 7 1 .140 .140 .280
2022 熊本 × 21 .128 54 47 6 9 5 0 0 1 3 26 4 0 0 3 0 13 2 1 6 0 .196 .191 .388
2023 熊本 × 35 .153 74 59 9 10 8 1 0 0 1 31 4 0 0 11 0 19 0 3 0 0 .206 .169 .376
通算:3年 81 .141 182 156 22 26 20 1 0 1 5 77 8 0 0 18 0 54 3 6 13 1 .183 .167 .350

表彰

記録

初記録

節目の記録


登場曲

  • 「愛をからだに吹き込んで」(Superfly)

背番号

  • 0(2021-)

能力推移

年度 パワ ミー 選球 走力 送球 守備 特1 特2 特3 特4 捕手 一塁 二塁 三塁 遊撃 左翼 中堅 右翼 総合
2021 1/G 3/G 6/F 17/A 12/C 17/A 範囲○ 走塁○ - - 12 12 17 13 12 12 12 12 89/D+
2022 5/F 8/E 12/C 17/A 12/C 17/A 範囲○ 走塁○ - - 15 12 15 12 17 12 12 12 109/C+
2023 6/F 10/D 12/C 17/A 12/C 18/A 範囲○ 小技○ - - 13 13 13 13 13 13 18 13 109/C+

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最終更新:2023年09月12日 23:58