テルアビブフローラ(てるあびぶ・ふろーら)はイスラエル・テルアビブに本拠地を置くイスラエル女子プロ野球リーグに所属する球団である。この項目ではイスラエルの女子プロ野球リーグ全体についても記述する。
概要
特徴
- 堅実な守備とここぞというときに強い打撃、盤石な投手力が特徴。(イスラエル女子プロ野球リーグ全体でも同様のことが言える。)
- イスラエル女子プロ野球リーグの機構はアマチュア野球も全て管轄しており、アマチュアとプロの垣根は小さい。(いずれも野球を専業としていない選手が多いなども共通している。)
- 観戦スタイルは声や鳴り物での応援はせず、静かに観戦する形が中心。ただし、選手の家族や友人はその選手の出番が来ると「頑張れよー」などと応援の声を飛ばすことも。
歴史
- 2016年、第一回PICの開催に向け、イスラエル科学文化スポーツ省は女子野球の普及に向け、国内の各企業やチームに補助金を拠出。これがリーグ発足の重要な資金源となった。
- 2017年、海外の野球機構からも支援を受け、リーグが発足した。施設面は既存の球場を借りる、選手は兼業という形ではあるがテルアビブ・フローラとイェルサレム・エンの2チーム体制で発足した。初年度はフローラ27勝引き分け1エン20勝という結果に終わった。
- 2018年、第一回PICが開催されたものの、海外組の出場が困難であったこと、国内選手も各選手の多忙さから予選出場を断念し、出場は叶わなかった。この年のリーグ戦はフローラ25勝引き分け3エン20勝。
- 2019年はフローラ23勝引き分け2エン23勝で並び優勝を分け合うこととなった。
- 2020年はリーグ発足後初の海外代表との試合を行った。相手はドイツ代表で、5対4で敗れた。また、リーグはフローラ19勝7引き分けエン22勝でエンが初優勝を果たした。
- 2021年ではフローラ23勝4引き分けエン21勝でフローラが優勝。
- 2022年には第2回PICが開催。予選では厳しいという下馬評だったものの、粘りの野球を繰り広げなんとか本戦出場まで漕ぎ着けた。本戦では1次リーグでロシアと香港代表相手に2勝を挙げ、日本代表と互角の戦いを繰り広げるなどダークホースとして活躍。日本のスポーツ実況を行う掲示板でも「PICイスラエル専」というスレッドが建てられ、話題となった。この年のリーグはフローラ23勝2引き分けエン24勝でエンが2回目の優勝。
出身者
設定について
- フローラ、エンともに特に断りなく球歴や進路としてチーム名を使っていただいて構いません。それに伴い、これらへの追加設定も、既存の設定を変えない程度であれば追加し、ここに追記していただいて構いません。(チーム作成者)
最終更新:2023年08月31日 00:11