2023年3月12日 東京-名古屋オープン戦

スコア

オープン戦 東京-名古屋 大田スタジアム(東京1勝)
名古屋 000 001 100-2
東 京 000 001 20X-3
(名)京良城、●小坂、手銭梓-坂東
(東)藍川、◯紫都香、S長峰-草薙

戦評

 東京先発は藍川、名古屋先発は京良城。

 試合は投手力に定評のある両チームらしいゼロ行進でのスタートとなる。藍川・京良城ともに、ほとんどコントロールミスのない投球で三塁を踏ませない好投を見せ、5回まで無失点に抑える好投を見せる。

 しかし後半に入ってすぐの6回、にわかに試合が動き始める。名古屋はツーアウトからわかちゃんがレフト線を破るツーベースヒットで出塁すると、続く湯根もストレートを弾き返してレフト前へ。この当たりでわかちゃんが二塁からホームに還り、先制点を奪うことに成功する。

 ところがその裏、東京もヒット3本を重ねてツーアウトながら満塁と同点のチャンスにバッターは栗林碧。するとこの対戦で京良城の投じたストレートがまさかの暴投となり、ボールがバックネット方向に転がる間に三塁ランナーが生還、予想外の形で試合が振り出しに戻る。

 不意の事態に同点とされた名古屋だったが直後の7回、先頭の横山がヒットで出塁すると、ここから代打攻勢を仕掛ける。まず代打一番手・小喬が進塁打を放ってワンアウト二塁とチャンスを広げると、続くバッターはこちらも代打で登場の花音。二番手・紫都香のサークルチェンジを捉えると、ライナー性の打球が外野の間を抜ける間に二塁ランナーが生還し、名古屋が再びリードを奪う。

 再びリードを奪われた東京だったがその裏、先頭の沓掛がフォアボールを選んで出塁すると、続くバッターはランス。二番手・小坂のストレートを捉えると、センターへの大飛球はそのままフェンスを越える逆転2ランホームラン。PGBへ復帰した最初の一発で東京が試合をひっくり返す。

 リードを奪った東京は、8回のピンチも紫都香が切り抜けると、そのまま1点リードを守り切って試合終了。新戦力が光った東京が終盤に試合をひっくり返して勝利を飾った。



責任投手・本塁打

[勝] 紫都香 1勝
[S] 長 峰 1S
[敗] 小 坂 1敗
[本] ランス 1号


試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年03月15日 02:13