スコア
チャンピオンシップ4回戦 札幌-名古屋 札幌ドーム(札幌2勝2敗)
名古屋 000 002 030-5
札 幌 000 310 101X-6
(名)シャマナ、京良城、真壁、
手銭梓、琴吹み、●間原-武田
(札)武藤、水崎、○西園寺-上野、当銘
戦評
札幌のホームで行われるチャンピオンシップ4戦目。逆王手を目指す札幌の先発は武藤、三連勝で一気に決めたい名古屋はシャマナ。
試合は前回のドームの試合と同様、立ち上がりは両チーム攻め手を欠く展開。お互いに得点圏にランナーを送り出すものの、武藤・シャマナ両投手から決定打を放つことが出来ず、スコアレスのまま3回まで試合が進んでいく。
0-0のまま中盤に入って4回、なんとしても勝利が必要な札幌が試合の均衡を破る。先頭の豊川がストレートを反対方向に弾き返すと、高い弾道で打ち上がったボールは飛距離を伸ばしていくとそのままレフトスタンドへ。4番のソロホームランで札幌が先制点を奪うと、後続の神崎もセンター前にヒットを放って豊川に続く。すると続く
紫藍緋が真ん中に入ったカーブを痛打。センター方向への大飛球はそのままバックスクリーンへ到達する2ランホームラン。一発攻勢で札幌が3点を先制すると、さらに5回にはワンアウト二塁から礒江がセンターへタイムリーヒットを放ち追加点を挙げる。
しかし名古屋も6回、ようやく武藤を捉え反撃を開始する。ライト前ヒットを放った湯根を一塁に置いて打席には花音。甘めに入ったストレートを逃さず仕留めると、打球はセンター方向に文句無しの軌道を描いてバックスクリーンへ。名古屋も4番の一撃で2点を返し、追い上げにかかる。
二点差に迫られた札幌は7回、三番手・手銭梓の代わり端に常磐がライト線を破るツーベースヒットを放ちチャンスメイク。その後ツーアウト一・二塁とされるものの、神崎がセンター前にタイムリーヒットを放ち1点を追加。5-2とリードを3点に広げていく。
しかし8回、名古屋打線が再び反撃。ワンアウトから加賀がフォアボールを選ぶと、代走・黒坂が盗塁を成功させる。さらに湯根がストレートをセンター前へ運ぶと、この当たりで黒坂が二塁からホームに生還し、再び二点差へ。さらにこの後ツーアウト一塁からイビルアイが水崎のパームにタイミングを合わせると、打球は右中間真っ二つの長打に。この当たりで一塁ランナーが一気にホームへ還り、イビルアイも二塁へ進んで同点のチャンスが到来。ここで札幌は西園寺を投入するが、続く武田が甘く入ったボールを捉えると、打球はセンター頭上を越える長打に。これがタイムリーツーベースヒットとなり名古屋がついに試合を振り出しに戻す。
意地がぶつかり合う試合もいよいよ最終回。札幌は西園寺が表の名古屋の攻撃を三人で抑えると、その裏の札幌の攻撃は先頭の常磐。名古屋六人目・間原の高めに浮いたストレートを強振すると、打球はセンター方向への大きな打球。センターが追いかけるもボールはフェンスの上を越えていくサヨナラホームラン。中盤から打ち合いとなった試合は、常磐の値千金の一発で札幌が制し、対戦成績は2勝2敗に。運命が決まる一戦は最終・第5戦にもつれ込むこととなった。
責任投手・本塁打
[勝] |
西園寺 |
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[S] |
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[敗] |
間 原 |
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[本] |
豊 川 |
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紫藍緋 |
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花 音 |
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試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年10月12日 03:43