2015年3月8日広島-東京オープン戦

スコア

オープン戦 広島-東京 広島メモリアルスタジアム
東京 001 020 000-3
広島 010 002 30X-6
(東)星菜、樋口、●柳生、エイブラムス、京良城、橘川、長峰-牧田
(広)○秋田、H石井、S白石-城下

戦評

 広島はハワイ帰りの秋田ゆかり、東京は台湾帰りの星菜をそれぞれ先発起用。オフシーズンで一回り成長した姿を観客に見せられるか。

 先に試合を動かしたのは広島。2回裏、星菜から作ったワンアウト2塁のチャンスに城下がタイムリーツーベースを決め1-0とする。
 しかし3回表は東京が反撃。シャレットが二塁打でノーアウトからプレッシャーをかけると、すかさず三盗を決める!このお膳立てにチームの顔・相坂が応え、センターへのタイムリーですぐさま同点。

 次の得点は5回表。失策、野選、四球とリズムが掴めない広島守備陣がノーアウト満塁のピンチを招くと、東京は姉の秋田さおりがバッターボックスへ。ストレートを強打すると、記録は内野安打!重要な場面での姉妹対決を制し1点を勝ち越すと、続くセナがフォアボールを選び押し出しで3-1と2点をリードする。
 東京は2番手でマウンドに上がった樋口が4・5回を切り抜ける。しかし勝ち投手の権利を得て臨んだ6回3イニング目にアクシデント。広島先頭の伊達がストレートを捉えると、逆方向レフトスタンドへ一直線!ソロ本塁打で1点を返し、その後ワンアウトから城下がまたも快打!これもスタンドに運び3-3、この回2本のホームランによって広島が2点差を追いつく。

 7回も広島打線が東京に襲いかかる。この回から登板した柳生が3連打を浴び何も出来ないまま降板すると、エイブラムスがスローカーブをすっぽ抜かす暴投…!あっけない形で逆転し、さらに伊達のファーストゴロを折笠がバックホームするも間に合わず野選で1点を献上。二人目の緊急登板となった京良城からは宮瀬がタイムリーを放ちダメ押しの1点。この回一挙3点を奪い6-3となる。
 終盤で貴重なリードを得た広島は8回から継投。9回にはランナーを二人置くピンチも、レフト・遠野のファインプレーで流れを断ち切り、最後は白石が三振で抑えてゲームセット。広島がオープン戦2連勝を飾った。

 勝利した広島はシンプルな打撃で勝ちをたぐり寄せた。投手は前節に続き、先発の秋田ゆかりがQSを達成。8回に登板した石井は三者三振と素晴らしい立ち上がりを見せた。野手ではフル出場のキャッチャー・城下が打でアピールに成功した。
 東京は併殺が3回など攻めきれない展開が多かった。先発の星菜は3回1失点の内容、新たに習得したシンカーで3つの三振を奪うなど特訓の成果を見せた。投手の調整に差が出た中で、火消し役をどうマネジメントするかは思案所か。

責任投手・本塁打

[勝] 秋 田 (1勝)
[S] 白 石 (1S)
[敗] 柳 生 (1敗)
[本] 伊 達 2号①(樋 口)
城 下 1号①(樋 口)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2015年03月08日 23:27