サーヴェイト家

代々時の権力者と癒着し、汚い仕事をこなしてきた一族。
が、現在は権力者とのつながりはなく、ただの犯罪組織の元締めで、ギャングやヤクザのようになってしまった貴族。

この一族の血を引く者はみな強力な異能力を有し、人間離れした強さを誇る。
しかし、この能力が発現するのは男のみで、女には発現しない。

代を経るごとに血は薄れ、徐々に力を失っていったのだが、今代のザカートに非常に強く発現し、学力や運動神経などもトップクラスで優秀な成績を収め、期待を持たれていた。
だが、ライバルであるシュパイア家の令嬢カリグラ・エル・シュパイアと恋に落ち、その交際が認められなかったために駆け落ちをするが失敗。そのことが原因でザカートはサーヴェイト家を勘当[[]]されてしまう(もっとも、ザカート自身、悪事ばかり重ねる自らの家の『忌まわしい血筋』が嫌いだったので、ちょうどよかったのかもしれないが)。

その後、ザカートの双子の弟であるスティレイに強く力が発現し、時期当主としての教育を受けることになる(それまでは兄のザカートに一歩劣るとして受けられなかった)。

スティレイはめきめきと才覚を表し、失われた権力者とのパイプも復活させ、犯罪組織などを束ねてみせた。
表立っては”勇者”を名乗り、”魔王”を名乗った兄を倒すため、という目標を抱え、民衆に支持されている。

遠縁に退魔師を営む一族が存在するが、そこはミドルネームを名乗ることを許されない分家であるが、現在はセグランデス・サーヴェイトの手によって壊滅させられている。




出奔者



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最終更新:2008年03月19日 17:16