カルト教団「スヴァルタス」
70万人の信奉者を持つカルト教団。
信仰の対象は「邪霊」であり、邪霊を降臨させ、指導者となるべき人物「邪霊の骨肉」に憑依させることで世界を創りかえる力を解放し、改造した後の世界で君臨することを最終目標とする。
最終目標の他にも、数々の邪法を学び、黒ミサの洗礼と秘跡によって邪法を操る力をつけた司祭たちを生み出し、来る「邪霊の骨肉」の支配を助ける者を増やすことも小目標としている。
構成
教団員70万(この中でもいくつかの役職がある)とその上に立つ1000人の司祭、その上の20~30人の高位司祭、そして教団を統べる「大司祭」と対になる女司祭「大淫婦」、「邪霊の骨肉」と対になる「大いなる供物」、そして多数の生贄たちによって構成される。
活動
教団員たちは、教団の所有する広大な土地―――「邪霊のゆりかご」と呼ばれる―――にある本部施設か、全世界にある支部に住まい、日夜施設内での宗教活動と渉外・行動部隊としての活動を行っている。
主な活動として、邪法の習得、様々な稀覯書を有する大図書館での自主的な邪法の修練、麻薬の使用やフリーセックス、人身御供なども含む黒ミサや秘跡の儀式、外での勧誘・教化活動、より深遠な邪法を求めての「探求」と呼ばれる遠征、実力行使部隊の錬成、活動資金源の監督、幹部である高位司祭たちのミーティング、そして教団の障害となるものに対する実力行使(殺人・脅迫・誘拐を含む)などがある。
近年の概略
大司祭
スディオルと大淫婦
アリーマとの間に生まれた
ナルチャク、
マリクの双子のうち、「大いなる供物」とされたナルチャクは邪霊への生贄となったが、「邪霊の骨肉」とされていたマリクへの邪霊降臨の儀式の際、マリクの暴走によりスディオル、アリーマ両名を含む多数の司祭たちが殺害された。
以来、「大司祭」、「大淫婦」、「邪霊の骨肉」、「大いなる供物」の最も重要な四地位は空席の状態が続き、行方不明になったマリクを見つけ出し、再び担ぎあげようとする「骨肉派」、マリクには邪霊そのものは憑依していないとし、新たな受け皿を探そうとする「再臨派」、双方の間に立ち、あるいは双方の目的に無関心な「中立派」などに分かれた高位司祭による派閥争いが続いている。
派閥の主な高位司祭
「骨肉派」
など
「再臨派」
など
「中立派」
など
最終更新:2009年05月18日 01:17