デラフィス


種族:人間
性別:男
年齢:28~9(本人もはっきり覚えていない)
身長:198cm
体重:79kg
クラス:「スヴァルタス」高位司祭
属性:? 属性均衡:?
戦闘スタイル:体術、邪法一般、古代の邪法、右腕右足、邪視
イメージCV:ティル・リンデマン(Till Lindemann)
イメージ曲:Rammstein「Engel」、「Feuer Frei!」

「我々を敵に回して済むと思っているあたり、致命的な大馬鹿だよ」

設定


カルト教団「スヴァルタス」の高位司祭。
本人は明言していないが、派閥としてはアナメラガルシャネクと同じ中間派に属する。
残忍で獣じみた狂気的な性質である一方、冷徹で頭も切れ、あらゆる邪法にも教団一精通しているので、しばしば教団の敵への実力行使を行う。

生まれつき右手右足が萎え、左目の視力も失っていたため乞食をして生きていた。
12歳ごろ、たまたま施しをした教団員に拾われ、教団の中で生きていたが、不自由な体のせいで成人しても生贄になるほかないと思われていた。
その事実に怒り狂い、19歳くらいの時、密かに儀式を執り行い、右手右足を切断して邪霊への供物とし、さらに己の魂を邪霊に捧げた。
代償として「刃に変形する鋼の筋の右手右足」と「邪視(+普通の視力)を得た左目」をものにした。
以来、その力を恐れられて生贄の身分を解かれ、司祭への道を駆けのぼり、現在、高位司祭となっている。

一般的な邪法は全て習得し、加えて特殊な邪法、特に危険な邪法には深く通じ、その長身と恐ろしい体を活かした体術の達人でもある。
出身の他、死ねば魂も食われてしまう、後ろ盾がない、教団内に敵が多いなどの現状からハングリー精神が非常に強く、あらゆる術や秘法の習得に貪欲である。
そのため、身長の割に痩せているが体は鍛え上げられ、ほぼ全ての時間を仕事か邪法の習得に費やしているため、あまり睡眠をとらない。
乞食出身のせいで全く読み書きできないが、その代わり記憶力とヒアリングの能力は凄まじく、ほぼ全ての儀式の文言を聴いただけで記憶している。
秘法の書を読むことも多いが、邪眼により内容をそのまま吸収しているだけで、文字が読めているわけではない。
一時はその急な出世で「高等乞食」と陰口を叩かれたが、それを知ったデラフィスが夜な夜な言った者を惨殺していったため、今ではほぼきかれない。

同じ高位司祭で骨肉派のルーランとは一時懇ろで、彼女の情夫であったが、勢い余って彼女の体に刃で傷をつけてしまって以来、その任を解かれている。
恋愛感情こそないものの、彼女を思いやる気持ちは多少残っている。
同じ派閥の高位司祭アナメラとは時折一緒にいるが、何を考えているかわからない彼女(/彼)のことは内心警戒している。
再臨派の高位司祭アレガラクザルクォースとも時々手を組むが、「頭の固い爺婆ども」と呼んで内心馬鹿にしている。
『少女』ことフィーネ・アインハルトには最初彼女の製作する武器を目当てに、のちには彼女自身を生贄にしようと近づいたが、今では愛着が湧き、特別な感情を持っている。

常人離れした殺伐の半生を歩んできたため、心は冷え切り、精神的に限界点を歩んでいるが、「少女」との出会いによりわずかのぬくもりを得たであろうことは間違いない。
現在、魂を食われる恐怖を克服するため、己の強さを確固たるものにするため、何事か企んでいる模様だが、アナメラもまた嗅ぎつけ、別のことを企んでいる―――。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年07月24日 23:17