外式甲種自律型兵装(ゲシキコウシュジリツガタヘイソウ)
予め強力な武器を作っても、それを扱いこなせる者がいるとは限らない。ならば、それを扱いこなせる素体を作り出してしまおう……という結論から、創り出された者達。
基本、武器を扱いこなす為の生命体である為、生物や兵器として何処か欠陥を生じていたりする事が多いものの、戦闘者としては限りなく優秀であり、その戦闘力は侮れるものではなく、
最強生命体創造計画によって造られた生命体のそれにすら匹敵し、あるいは凌駕するとされる。
また、彼等はあくまで武器が本体であり、それを扱う素体はダミー。全身をくまなく破壊された所で、武器を破壊しなければ時間経過で蘇生するほどに再生能力が高い。実質、武器を破壊しなければ死ぬ事は無い。
尚、彼等には『神威』と呼ばれる特殊能力があり、それぞれの個体によって保有する能力は違うが、使い方次第ではアッサリと戦況をひっくり返すほどの力を持つ。
フィーネが作り出したこれらの自我を持つ武装は、結局生産コスト面の問題でそれほど量産する事が出来なかった上、『彼等』に対して愛着が沸いたフィーネがそれらを武器として売り出さずに、自身の家族とした事で、結局歴史の表側に姿を現す事は無かった。その為、彼等の存在を知る者達は限りなく少ない。
最終更新:2009年09月13日 15:58