特徴
ゴシック系の衣装を纏った少女。
「世界」の送り込んだ、破滅に対しての抑止力の顕現。
刹那後の対消滅(ロシュリー・リミット)の際に生み出された。モデル・セブン。
性格は勝気且つ冷酷を装ったドジっ娘属性を多少含んだちょっぴりおばかさんで、夢見がちな年相応の少女。
一応は神族域(第二位存在相当)であるため、存在レベルの値は非常に高い。が、数値だけであって別に強いわけではない。
腐れ縁というか、弱みを握っているというか、そんなノリでゼノスに付きまとっている。
故に、セルフィアとはじゃれあい仲間。アスカとは犬猿仲間。
風景再創(リワールドリプレイス)
世界の再構築術。この世における究極のやりなおし。
レースの持つ唯一にして最強の術法。その効果は神術においても最高クラス。
対象の世界――そもそも、人間などは"自ら"の世界の中で生きる存在であり、自らの知覚領域の外を知覚することはできない。故に、世界という存在は主観的且つ相対的な存在である――を破壊し、自らが望むとおりに再構築するという外道極まりない能力。
相対世界とはいっても、主観者(被術指者)にとっては、自らの全てが改竄されてしまうという恐ろしいモノ。
更に、その改竄された世界は絶対世界、他者の相対世界とのズレの修正効果を誘発し、周囲の世界にも干渉し捻じ曲げる。
簡単にまとめると、世界を壊して好きなように作り変えるの一言に尽きる。
相手の抗魔力に依存しない(干渉対象はあくまで「世界」になるので)故に、誰が相手でも発動できる鬼技。
反面、あまりにも過酷な世界を作り上げると修正効果の誘発によって自らの立場も危うくなると言う風に、実践戦闘などにおいては使い勝手が非常に悪い、ぶっちゃけた話「つかえない能力」の一つとなってしまう。
刹那後の対消滅によって消滅した全ての相対世界(≒絶対世界)を再構築(復元)の際に残り物として授かった能力ゆえの定めか。
刹那後の対消滅(ロシュリー・リミット)
無限大の無限小の極限開放の激突による対消滅によって全ての相対世界の消滅を引き起こした大事件。
犯人とレースだけがこの事実を知っている。
というのも、対消滅の矛盾瞬間後(負の値をとる絶対値によって示される時間)には世界の復元が行われたため、当事者以外は知覚する暇がなかったため、事件発生の時間には何も起きていないことになっている。
恐らく、フォーミュラ、セオリィあたりの持つ無限大因子、無限小因子のリミットをはずして暴走したために引き起こされたのだと思われる。
最終更新:2007年05月10日 21:46