本家・破滅への鎮魂歌~レクイエム~・第一話

                  物語第一章・学校編
           第一節~始まりは小さな事から~ Aパート

ここは・・・私立鳳凰中学校・・・

もう授業は終わり、白箕、妖架はこれから帰ろうと言う時に、担任の老川に呼び止められ、職員室に来るように言われた・・・

                  ~~~職員室~~~

「なぁ?白箕?俺達何で帰る途中で呼びとめられたんだ?」

「知るか・・・さっさと帰りたい・・・」

「まぁ、すぐ終わるだろうよ。」

白箕と妖架が話をしていると、奥から老川先生が来た。

「神城君、神龍君、実は君たちにお願いしたいことがあるのですが、お願いしてもいいかな?」

老川先生がお願い事・・・大抵は嫌な予感しかしない・・・

昔、妖架が頼まれ事した時の内容は「ペットを見つける」と言う簡単に思えるものだったが・・・実はペットがワニだったりして、死にかけたとか・・・

「内容によりますね。」

妖架は老川先生に内容は何か尋ねる。

「実は・・・この箱を白銀学園の校長に渡していただきたいのだ。」

実に簡単でシンプルな内容だった。

「箱?何の箱ですか?」

白箕が疑問を抱き、何の箱か尋ねる・・・

「今持ってくるから待っていなさい。」

老川先生はまた奥えと入って行った。

それから一分くらいしてから、老川先生が、普通のものより、少し大きめのダンボールを持ってきた。

「これを運んでほしい。」

大きさは、白箕の半分行くか行かない程度のちょっと大きめなダンボールだった(白箕の身長は167cm位)。

(ちょっと中身気になるけどいいかな?)「良いですよ?別に・・・」

妖架は構わないと言う感じで答える。

「俺も暇だし・・・付き合ってやるか・・・」

白箕も嫌々ながらついていくと言う。

職員室を出ようとした所、老川先生が二人を呼びとめる。

「あ!そうだ!大切なこと言うの忘れてました!その箱には強い衝撃を与えないで下さいね!壊れますから!後、中を見てはいけませんよ!」

老川先生は慌てた様子で二人に忠告すると、急いで奥に戻って行った。

「この箱の中身・・・一体何なんだろうな?」

妖架は箱に興味心身の様だ。

「俺が知るわけないだろう・・・」

白箕は箱に興味はない様だ。

二人は職員室を後にする・・・
                  ~~~廊下~~~

「妖架・・・お前先に下駄箱行ってろ、鞄取って来る、ついでにお前のも取って来てやるよ。」

「珍しいな~、まぁいいや、頼むぜ。」

                  ~~~教室~~~

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最終更新:2009年02月16日 02:02
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