本家・破滅への鎮魂歌~レクイエム~・第三話C

                  物語第一章・学校編
           第三節~ゴングは鳴った~ Cパート

(う~ん、白箕大丈夫かな~・・・大体、俺は上の階に上がって行ったけど、白箕は下降りて行っちゃったんだよな~・・・白箕は校庭で暴れるのなら・・・俺は校舎の中で暴れっか!!)

                 ~~~四階廊下~~~

「さぁ~って、逃げるのはやめやめ・・・相手になっぜ!」

妖架は突然方向転換し、一番前の奴から一人ずつ吹き飛ばして行く。

                  ~~~校庭~~~

(さぁ~って・・・この辺りで・・・良いかな・・・調度俺と妖架で・・・150ずつって・・・所か・・・)

「もう逃げないぜ・・・かかって来いよ・・・」

白箕は次々に遅いかかって来る奴らの攻撃を何事も無い様に避けながら、確実に一撃で沈めていった。

      • それから一時間ぐらい後・・・

                  ~~~校庭~~~

「はぁ~・・・クソしんどいぜ・・・」

白箕はその場で尻もちを付き、空を見上げる。
周りには白箕にやられたおよそ150人ほどの生徒たちが転がっている。

                  ~~~校舎~~~

「ああ~・・・疲れた・・・白箕は大丈夫かな?」

妖架も白箕と同じく、全員倒したようだ。
妖架は傷ついた体を起き上がらせ、窓の外を見た。

                  ~~~教室~~~

「彼らのお陰で、少しは面白そうなもの見れたわ・・・これからが楽しみだわ・・・」

教室で不敵に笑いながら、席に座っている女・・・彼女は何者なのだろうか・・・

                  ~~~下駄箱~~~

「よぉ、白箕・・・平気かよ。」
「全然・・・大丈夫だ。」

妖架は右腕全体をボロボロにやられている。
白箕は妖架とは逆の左腕がボロボロになっていた。

                  ~~~教室~~~

「白箕も派手にやられたな。」
「お前もな・・・」

白箕と妖架はまた教室に戻ってきていた。
教室の中には数名の女子と担任の老川がいた。

「大丈夫かい?」
「ええ別に平気ですよ。」

老川は二人に駆け寄り、腕の具合を見る。
どうやら二人とも片腕が当分使えなさそうな傷だ。

「二人とも、今すぐ病院に行って来なさい。」
「え?でも、学校は・・・」
「この調子じゃ、今日は全クラスが休みになるだろう。」

老川は携帯を取り出すと、病院に電話をかける。

それから5分程度で、救急車が沢山やって来た。


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最終更新:2009年04月01日 22:35
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