物語第一章・学校編
第四節~謎の少女現る~ Cパート
「なぁ、白箕。
白銀中学に行こうぜ。」
「そうだな・・・白銀の校長なら・・・何か知っているだろう・・・」
二人は学校が終わると、急ぎ白銀中学へと向かう。
~~~白銀中学校~~~
「職員室は・・・あっちか。」
~~~職員室~~~
「校長はいない?」
職員室に居た教師に聞くと、校長は二日前から休むと言っていたらしい。
「ちっ・・・こっちにも逃げられたか?」
「・・・こうなったら・・・行くか・・・」
「!・・・そうだな、その方が俺たちらしいからな。」
二人は何を思ったか、帝王都学園へと足を向ける。
その時、二人の後ろに、一人の少女が居た。
「あの二人・・・死にたいのかしらねぇ?」
~~~帝王都学園~~~
「さて・・・行くか。」
「ああ・・・」
二人が門を潜ろうとした時。
後ろから呼びとめられた。
「ちょっと、彼方達、死にたいの?」
「お前は、あの時の・・・」
「なぁ・・・教えてくれよ。
何で・・・俺達は狙われてるんだ?」
白箕が少女に質問すると、少女は不思議そうな顔をしていた。
「ここにじっとしてると危ないわ。
私の家に来て・・・詳しく話すわ。」
二人は少女の言うままに、少女の家に向かっていった。
「私の名前は【雪山 千春】。
よろしくね。」
「ああ、俺は・・・」
「知ってるわ。
神城白箕君と、神龍妖架君でしょ?
老川先生から聞いてるわ。」
老川と少女は一体どういう関係なのか?
色々気になる事が多いが、後にする事にした二人だった。
最終更新:2009年04月01日 22:40