―――――小説書いてる奴が幻想入り―――――第零話・プロローグ

第0話・プロローグ――――――――――――――――――――――――――――――――

「ふぁ~ぁ・・・どうしようかな・・・この後の展開。
ネタは腐るほどあるんだけど、どれを使おうか迷うな・・・」

「レクイエムの今後の展開・・・どうしようかな・・・」

レクイエムとは、この少年の書いている小説であろう。

「あっ、そうだ・・・飴、飴・・・」

そう言うと、少年はイスに掛けてあるカバンに手を突っ込み、飴の袋を取り出した。

「~♪」

飴を頬張ると、嬉しそうな顔をして、またパソコンのキーボードをカタカタと打ち始めた。

『おーい!飯だぞー!』

「分かったー!」

少年は階段を下りて行く。

「ん?おわっ!!」

少年は突然声を出し、神隠しにあったかの様に消えた・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ようこそ・・・異能の能力を持った人間さん。」

「異能の能力?!
 と言うか、此処は何処なんだ?」

「ここ?ここは・・・」

そこまで聞くと途中で意識が途切れてしまった・・・

「うっ・・・ここ・・・は・・・?」

少年は起き上がり、辺りを確認するとそこが森だと気付いた。

「ここは・・・どこだ・・・?」

少年が辺りを見回していると・・・

「ねぇ・・・そこの人間さん?」

突然後ろの方から声が聞こえる。
少年は恐る恐る後ろを向くと・・・
幼くて金髪でリボンをした少女が立っていた・・・

「あなたは食べてもいい人類?」
「(何だこの娘・・・何を言っているんだ・・・?)いや、駄目だ。」
「何でー?」
「(取り合えずやばそうだから、この場を何とか逃げよう・・・)何でも、それに俺は食べてもまずいよ。」

少年は必死にこの場から逃げようと思うが、少女は少年を逃がす気はないようだ。

(この娘・・・何処かで見たことあると思ったら・・・東方のルーミアじゃ無いか・・・どうしよう・・・って!!何でルーミアいんの!?
 あれ?まさか・・・ここってもしかして・・・幻想郷~!!?)

少年は頭の中がパニック状態に陥っていた。



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最終更新:2009年05月24日 19:40
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