―――――小説書いてる奴が幻想入り―――――第二話A

第2話・紅魔館の吸血鬼 Aパート――――――――――――――――――――――――――

「・・・近くで見ると迫力が有るな・・・」

少年は今、紅の館『紅魔館』の目の前にいる。

「そうえば・・・門番の人・・・本当に寝てるのか気になるな。」

少年は内心笑いながら、門へと向かった。

(!、誰かいるな・・・美鈴か・・・?)
「はぁ~・・・はぁ!はぁ!」

少年が門近くの木の影から門を覗いてみると、そこには太極拳の型を練習していた。

(太極拳・・・攻防一体の武術・・・か・・・)
(・・・!?・・・妙な気配・・・妖精・・・?)

少年の気配を感じ取った美鈴が少年の隠れている(?)木へと近づいてくる。

(げっ!・・・バレた?何で?・・・あっ!そうか・・・気配を察したか・・・なるほど・・・)
(動こうとしない・・・こちらに気づいて居ないのでしょうか・・・?)

少年は微動だにしていないが、美鈴は多少ながらも、警戒心を持って近づいてくる。

「こんなところで、何してるのー?」
「おわぁ!ルーミア!?吃驚したー!」

先ほど、と言っても今はもう明るくなって来ている午前5時ごろ・・・少年の側にはルーミアがポツンッと座っていた。

「ルーミア・・・妖怪!」

少年が木の影からでた際に叫んだ言葉に反応した美鈴は、咄嗟に構え、気を粉砕する。

「うわわ!!ちょっと、落ち着いて!
 ルーミアはそんなに悪い奴じゃないよ!」
「妖怪を庇うだなんて・・・お前も、妖怪かぁ!!」

美鈴は少年の言葉に耳を傾けようともせず、スペルカードを使って来る。

「覚悟して下さい!
 行くぞ!スペルカード虹符「彩虹の風鈴」!!」

美鈴がスペルカードを使うと、多種多様な弾幕が美鈴を中心にまるで風車の様に弾幕が回って襲いかかる。

「おわぁ!!マジでやばいって!」
「わはー♪」
「笑ってる場合か!」

命からがらグレイズしながらも弾幕を避けている。
ルーミアと言うと、楽しそうに避けている。
何ていう無神経な・・・



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最終更新:2009年05月24日 19:35
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