《アンノウン「軌道不明の鬼火」》

No.1090 Spell <第十二弾
NODE(3)/COST(3) 術者:封獣 ぬえ
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符

【世界呪符】 維持コスト(1)

(自動α):
 〔あなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正:+X/±0」を得る。Xはこのカードにセットされているカードの枚数に等しい。

(自動γ):
 コマンドカードプレイされた場合、そのプレイを無効とし、〔このカード〕にセットする。

【(自動γ):
 〔このカード〕にセットされているカードが3枚以上になった場合、このカードを破棄する。】

人間の怨念が火の玉となって襲いかかる。

Illustration:キレロ

コメント

封獣 ぬえのスペルカード
条件つきではあるが、コマンドカードのプレイを3回まで無効にし、その分自分の場の全てのキャラクターの攻撃力を上げる効果をもつ世界呪符
3回無効にすると自壊する。

コマンドカードのプレイを無効にする効果は(自動γ)であるため、この効果への干渉は滅多にできない。
回数に限りがあるが強力である。
ただし、どのコマンドでもあっても無効にできるものは問答無用で無効にするため、自分のコマンドも無効になる点は注意。
相手にこのカードを置かれた場合は、その特性を活かして、中盤以降に手札に来て腐ったマナの生成霞網を空撃ちの如くプレイし、効果を使わせることで自壊させるのも手。

(自動α)の効果は、無効にした枚数分、自分の場の全てのキャラクターの攻撃力を上げる効果。
自分の場全体の攻撃力を上げる世界呪符の比較対象としては、神術「吸血鬼幻想」闇符「ダークサイドオブザムーン」未来「高天原」などが挙げられる。
神術「吸血鬼幻想」は戦闘修正:+1/+1であるが、種族が種族:吸血鬼に変更になったり、闇符「ダークサイドオブザムーン」未来「高天原」は対象となる種族が限られているため、あらゆる種族において強化をしたい場合はこのカードの出番と言えよう。
とはいえコマンドカードのプレイが無ければ攻撃力の強化ができないため、相手がコマンドを一切採用していない場合はほぼ無用の長物となる。
自分の手札の不要なコマンドカードをプレイすることで戦闘修正を得るプレイングも可能ではあるが、自壊に近づく上、コストパフォーマンスも特別良いわけでもないので、基本的にはコマンドカードに依存しないデッキ構築が必要となるであろう。

名称に「鬼火」を含むため、伊吹 萃香/18弾の効果の対象となる。
ゲームから除外する必要があるため、このカードの性能を考慮すると気軽に使えるコンボではないが、どうしても耐久力を上げなければいけないキャラクターがいたり、使いたいコマンドカードがある場合など、緊急事態には役立つので採用する場合は覚えておこう。



収録

関連


場で「封獣 ぬえ」として扱われるカード

「鬼火」を参照するカード


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最終更新:2021年05月19日 06:59