ギャラドス
英名 Gyarados 学名 Draco Amathus
標準体高 6.5m 標準重量 235.0kg 特性:威嚇
主な生息地:全国各地の河川/いかりの湖 など
きょうあくポケモンに分類される大型の魚類型ポケモン。肉食性で「凶悪ポケモン」の名の通りきわめて破壊的で凶暴。巨大な体躯は通常青色の鱗で覆われているが、稀にコイキングからの進化不全と見られる赤い鱗を持ったギャラドスも目撃されている。
進化前のコイキングはいたるところに生息しているが、あまりに弱いため他のポケモンに捕食されたり生き残ったとしても進化に必要なだけのエネルギーを蓄積することができないためギャラドス自体の個体数は少ない。
しかしその凶暴性は一度発生すれば辺りの生態系に大きな影響を与えるため、第一級危険携帯獣に指定され定期的にトレーナーによる駆除作業が行なわれている。
その凶暴性と進化前体であるコイキング繁殖の容易さから戦乱の世では積極的 に兵器として使用された。しかしその扱いは難しく、使用者の手を離れ野生化したギャラドスが人里を襲いあちこちを火の海にしていったという類の文献が多く残っている。争いが多くなると現れるという言い伝えもここから来たものであろう。
近年いかりの湖でのギャラドス大量発生事件は記憶に新しいが、その時ロケット団支部から押収された資料の中に「電波によるコイキングの強制進化実験レポート」が発見されたことはあまり知られていない。この資料はポケモンの進化を促す電波の存在(通信交換を通して進化が確認されているゴーリキー等にも関係していると考えられる)を示唆しており、実際コイキングのギャラドス化を促進する電波が開発され試用されたものと見られている。一部の研究者やトレーナーの間ではこれらの電波を活用した進化を是認する向きもあるが、これらの電波は本来進化のためのエネルギーを蓄積していないポケモンに悪影響を与え前述したような進化不全を引き起こす可能性が極めて高いこと、自然のままに育てるべきだというブリーダーらの主張もあり未だ実用化には至っていない。
最終更新:2006年11月08日 22:35