カイオーガ
英名 Kyogre 学名 Legenda indigoticus
標準身長4.5m 標準体重352.0kg
特性:雨降らし
主な生息地:海底洞窟
雨を降らすことの出来る、ホウエン地方にしか生息しない神と崇められるポケモン。
昔、
グラードンとの争いを経ている。今でも、いつ争いが起きてもおかしくない状況である。
長いヒレに、短い尾。彼はヒレに特徴的な模様を持っており、彼の象徴とされる。
ヒレの振りだけで津波すら起こすことが可能である。
ホウエン地方の言い伝えでは、彼の降らす雨でホウエン地方の殆どが沈んでしまったことがあるという。
が、グラードンの日照りにより、ホウエン地方の殆どが干上がったという話もあるため、真偽は定かではない。
両方とも別の時期に起こったとされる書もあり、これの研究は中々面白そうだ。
4.5mとあまり大きくなく、大きく見えるのは神特有の威厳と言われる。
彼を手懐けるのは不可能であり、紅色の宝珠を使うことである程度の制御が可能といわれているが、彼を起こすのは危険であるため今回は実験を行っていない。
普段はあまり動かず、海底洞窟と呼ばれるところにひっそりと住んでいるという。
それ故、捕食を行うことも少ない。捕食は主にプランクトンで、1度にはあまり食べない。
口には沢山の牙を確認したが、それは捕食の為ではなくグラードンとの対決のためであるようだ。
彼が動かない理由としては諸説あるが、グラードンとの戦いに備えて力を温存しているだとか、瞑想して力を蓄えているだとかが有力である。どちらにしても戦いに関することではあるようだ。
グラードンとの対決の時以外、非常にゆっくりと泳ぐ。が、その気になれば物凄い速さを出せるようで、時速200kmを越えた。
皮膚は硬く、それは全身にまで行き届き、尾ヒレまでも硬い。
ヒレにある爪のような物は恐らくグラードンと戦う為にあるのだろう。
口の中には水弾を発射させる為に、水を収束させる砲のようなものが確認できた。
我々が頼んでみると、見事なハイドロポンプを見せてくれた。
冷凍ビームを放て、辺りを絶対零度まで下げることも可能のようだ。
彼の皮膚はそんな寒さをものともしないらしい。今回は危険なので実験は行ってはいない。
彼は非常に温和で、グラードンと戦う、というのが不思議であった。
雨を降らす能力についてはまだ研究が進んでいない。が、恐らく研究が進んだところで解明は出来ないだろう。私は科学的なものではないと思っている。
最後に、調査報告とは関係ないが、その温和さ故か我々が踏み入っても攻撃をしなかった。
人間の言葉を理解しているようで、「君の調査を任されているものだが、調査をしても宜しいかな?」と言うと、彼はゆっくりと頷いてくれた。
彼は大海のように、心も体も大きいようだ。
彼の温和さに、協力してくれたことに。私は此処と言う場を借りて感謝をする。
以上。
最終更新:2006年09月20日 19:04